« 2004年4月 | トップページ | 2004年7月 »

2004年5月

2004.05.27

次世代WEBの「カール言語」

これはすごいなぁ。

長崎県の電子申請システム(職員側画面)ではhtmlでなく「Curl」という言語を使って制作したそうで。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=72349
Windowsではieがクライアント画面になれるのだが、拡張子.curlを解釈するのにjavaランタイムと同じようにCurlクライアントをインストールする必要がある。
これによりhtmlよりも多彩な処理が可能になるらしい。
「そのために既にActiveXやjavaがあるじゃないか」と言われそうですが、
このカール、WWWを開発した元メンバ&MITにて考案されただけあって評判通り『動作が機敏』。表や3Dがさくさくブラウザ内で動くのですよ!

推進元:カールアジアパシフィックのデモページ
(Surgeランタイム英語版208をインストールがいいみたい。日本語版303だと足りないライブラリのエラーが出る)
http://www.curlap.com/html/solutions/demo/index.html
カラクリはリッチクライアント。あのjavaがシンクライアントで失敗したように、今のWEBサーバ集約型ではサーバのレスポンスがクライアントに影響するので、できるだけクライアントで済ませてしまおうという考え方の模様。
パソコンは性能上がっているのでこういう考えは私は好きなのですが、javaランタイムは最悪なトロさでした。
一方カールは1GHzのwin98ノートパソコンでもストレス無く動きましたよ。

今はまだのようですが、流行るのかなぁ、これ。
XMLもいつのまにか台頭してきているし良いものはナントカを駆逐するってね。
javaランタイムを入れて公共が電子申請やらせるくらいなら、このCurlクライアントを入れさせた方が幸せになれますね〜。

| | トラックバック (0)

2004.05.21

問「冷蔵庫にキリンを入れる手順を示せ」

ニュースで県立高校入試で出題された『おじいさんに道案内する作文を書け』で半数が0点だった、
解答できなくて泣き出す子もいたとか??
という話題がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000021-san-soci
国語は他科目よりも創作と思慮の余地が多いはずですが、知識蓄積や正解選択ばかり勉強してきた子供には創作文は鬼門だった?というおはなし。
私なんかサービス問題におもえたのですけどねぇ?
中学生には難しすぎる、との意見もありましょうが、日常生活において小学生が道を尋ねられる場合なんて大いにあるので、その時全然答えきれないなんて普通に考えられないでしょう?
さらに中学生なら相手の様子を見て適切な案内をできるぐらいでなくちゃ。
私は小学2年のころに「賞を取りやすくなる絵画の描き方・読書感想文の書き方」ってのがあるんだなぁと感じるようになったのを思い出しました。
大人とかの相手に喜ばれるような出し方をするって処世術があるんだな、と。
なんか日本の将来が不安になってくるニュースでした。

その話題の中、2ちゃんねるニュース+板で
「冷蔵庫にキリンを入れる手順を示せ」の話が出ていたので、捕獲。
時々耳にしていた話で、これの全文を前々から知りたかったんですよ〜。
この話は、各設問が常に連なっている点を忘れてはならない、素直に考えろって話だったんですね。

問い:冷蔵庫にキリンを入れる手順を示せ。
答え:冷蔵庫を開け、キリンを入れ、冷蔵庫を閉める。
    設問を無駄に複雑に考えてはいけない。
問い:冷蔵庫にゾウを入れる手順を示せ。
答え:冷蔵庫を開け、ゾウを入れ、冷蔵庫を閉める……のは間違い。
    冷蔵庫を開け、*キリンを出し*、ゾウを入れ、冷蔵庫を閉める。
    前問との関連性を見失ってはいけない。
問い:ライオンが世界動物会議を開いた。
    しかし出席できない動物が1つあった。何か。
答え:ゾウ。
    ゾウは冷蔵庫に入っている。
問い:アマゾンの奥地の川を渡ろうとする男がいた。
    しかしその川は人食いワニがいる事で有名だ。
    武器もボートもない。男はどうやって安全に川を渡る事が出来るか。
答え:泳いで渡ればよい。
    人食いワニは世界動物会議に出席しており、川には不在だ。

よしこれでいつ出題されても大丈夫ですね〜<出ません

| | トラックバック (0)

2004.05.12

「X」型の珍しい星雲 ハッブル望遠鏡が撮影

red rectangle朱矩形星雲
今まで四角に見えていた星雲は実はX型だった。
ハッブル宇宙望遠鏡で精査してみたところ本当の姿が判ったとか。
四角いだけでも珍しい形状なのにX型だなんてこれまた珍しいですね。
原文を読むと、中心から棒状にガスが噴出しているのが2軸あるのでXになるとか。
さらに軸間のすきまに横棒ハシゴが渡してあるようにもガスがあるので長方形に見えていたんですね。
円形ばかりかと思ったらこういう星雲もあるんですね。

ハッブル英語リリース(大きな写真もあります)
http://hubblesite.org/newscenter/newsdesk/archive/releases/2004/11/image/a

| | トラックバック (2)

2004.05.07

火星探査機のハードとソフト

科学記事、火星探査車を支えるOSとハードウェア

「VxWORKS」
フランシス・コッポラ監督のフィルム編集システムの操作性向上を目指して開発されたソフトウェアがルーツ
開発者はデビッド・ウィルナー氏とジェリー・フィドラー氏
1987年に商品化
搭載先:ジェット機、ビーム衝突型加速器、車のABS、心臓ペースメーカーなど
搭載先衛星:1997年火星着陸『マーズ・パスファインダー』、火星周回機『マーズ・オデッセイ』、彗星探査機『スターダスト』
他OSより優れている点「どんな不測の事態にも素早く対応できる能力」
わずか32メガバイトのRAMで稼働
RAMの一部はシステム全体を再起動せずにリモートで修正できる
「RAD6000」
米IBM社の一部門、米空軍研究所、JPLの3者によって1990年代初めに開発
現在は英BAEシステムズ社が権利を所有
耐放射線性を高めた点を除けば、IBM社の『RS/6000』サーバーと変わらない
このハードの搭載先:77機の衛星に145台のRAD6000が搭載されている。マーズ・パスファインダーとスターダストにも搭載された。非常に信頼性が高いため、スピリットとオポチュニティーにはRAD6000が1台ずつしか搭載されていないという。
価格は最高で30万ドルほど
今日のデスクトップ・コンピューターに比べると非常に遅い
RAMが128メガバイトしかないなどの制約がある

火星探査ミッションのチームであろうが地球上のWindowsユーザーと同じくやはりコンピュータのトラブルに遭遇してしまう。そして対処方法は同じく不具合を直して再起動させること。
ただ、彼らが違っていた・優れていた点は、「VxWORKS」「RAD6000」を採用していたことである。

なんかかっこいいですよね。
太陽風、電磁波、高熱、低温、大気圏突入衝撃、火星表面の温度や砂嵐の過酷な環境…それらを乗り越えて稼働していますからすごい。
ノートパソコンを突入させて着地後に電源入れてもちゃんとWindowsが立ち上がるか私は自信がありません。
そもそも地球からは電源ボタンを押せないし、ハングしてもalt+cntl+delもしてあげられないではないか(笑)

| | トラックバック (0)

« 2004年4月 | トップページ | 2004年7月 »