« プロジェクトの姿~顧客が本当に必要だったもの | トップページ | 価格.comの最大のセキュリティホールは『無知の脆弱性』 »

2005.05.13

改正電子メール法成立/個人情報保護苦情処理先

(2005.5.13)
国で改正された電子メール法が通ったようです。ヘッダ詐称は警察捜査対象になり、ISPもより柔軟に送信元に対して断固たる措置しやすくなっています。
しかし「改善に従わない場合は警察が捜査」って、詐称された発信元にどうやって警告するの?従わない場合は最寄りの警察に届ければ本当に本気で受け付けてくれるの?
と疑問の余地はいろいろあるのですが。
前法律では処分実績が結局3件程度で全然実効性無かったのでそれよりマシではあります>見た目は
発信元処分よりもその広告内容&目的の業者を糾弾したほうが早道だと思うのです。そっちは客を逃さないように連絡が取りにくいとか行方不明とかなりにくいでしょうし、中身も違法性高い場合が多いでしょうし。
いまは我慢のしどころか…。
最近はスパムメールは減りました。1日1件程度。かなりブロック条件も増強したので解除するとまたたくさんになるのかなぁ…?


(2005/04/12 15:01 時事通信)
個人情報の苦情処理団体に=通信と放送2団体−総務省
総務省は12日、日本データ通信協会と放送セキュリティセンターを、今月から全面施行された個人情報保護法に基づく苦情処理の仲裁団体に認定した。
同団体は、消費者からの苦情を受け付けるとともに、中立的な立場からトラブルの解決を目指す。
業務開始はデータ協会が同日で、放送センターは5月10日からとなる見込み。 
データ通信協会には、固定電話や携帯電話、インターネット接続事業者などが、放送センターには衛星放送などの有料放送事業者がそれぞれ加盟している。

個人を特定できる電子メールが持ち主の望まない使われ方をしているスパムメールに対して、使用停止権または削除権(保護法で新設された権利)を行使するにあたり、発信元業者や中継のプロバイダが対応してくれない場合には、この「データ通信協会」が今回から苦情対応をしてくれるということなのでしょうか?
今回の法では、法を守られない場合には地方自治体や業界団体にて対処するように指定されていますから、迷惑の元となっている側が無責任に逃げ回ることはできないことになったわけですが、このデータ通信協会が最後の砦になってくれれば…。
現状では発信元に文句を言えないし言っても無視されるので、ISPの頑張りだけが頼りなのですが、
先日の総務省での迷惑メール研究会で
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/meiwaku-mail/050406_2.html
ISP側は「我々も被害者です。通信の秘密や自由を侵すことにおびえながら仕方なく対応してるんです」とする見解資料を提示してます。
郵便信書や電話と違って電子通信は保護されてないんじゃなかったっけ?
だから企業は社員にメールシステムを軒先貸ししてるだけで会社の資産なんだから、社員に内緒でメールを読んだりフィルターかけたりのチェックをかけるのは問題ない、とか聞いたことがあるのですが。通信の秘密が最優先なのはemailシステムでも同じだったのかな。
既にウイルス対策やスパムフィルタを提供してるのだから今更不可侵も無いと思うのですが、上記のPDFファイルを読んでISPのあれこれ弁解してる姿勢がなんとも情けなく。
プレゼン資料の一部
そりゃあ面倒なことに手間かけたくないのが誰もの心情ですけど。
しかし生殺与奪権を握る契約をしておきながら、いざたくさんの人が迷惑する行為が発生しても行使せず傍観するようではプロバイダイメージにマイナスですから、もっと頑張ってほしいところ。
※資料の中で各プロバイダ対策で「5月からニフティはドメイン認証開始」とある?期待して良い?

関連記事:個人情報保護法とは?

P.S.
例の連日スパムの件、今のところ停止後ずっと平穏が続いています。あとどれだけこんな日が続くでしょうか。

|

« プロジェクトの姿~顧客が本当に必要だったもの | トップページ | 価格.comの最大のセキュリティホールは『無知の脆弱性』 »

迷惑メール」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3180/3671766

この記事へのトラックバック一覧です: 改正電子メール法成立/個人情報保護苦情処理先:

« プロジェクトの姿~顧客が本当に必要だったもの | トップページ | 価格.comの最大のセキュリティホールは『無知の脆弱性』 »