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2005.07.21

ひまわり6号仕様、5号終了

(2005/7/21 時事通信)
さよなら「ひまわり5号」最後の画像

テレビや新聞の天気予報で長年親しまれてきた国産気象衛星「ひまわり5号」が、完全に運用を終えることになった。管制担当の宇宙航空研究開発機構が既に静止軌道から外しており、21日午前に電波の送受信を停止する。航空管制を兼ねる米国製後継機ひまわり6号の運用が始まったためで、設計寿命の倍以上の10年も活躍した。
運用終了を控え今年6月24日に撮影した最後の画像は、地球全体が鮮明。気象庁の宮本仁美衛星整備計画官は「6号の運用開始まで、よく頑張ってくれた。いい衛星だった」と話している。(了)

ひまわり5号が最後に撮影した地球の画像
ひまわり5号が最後に撮影した地球の画像
6月24日午後2時24分(気象庁提供)

宇宙から見た地球には国境なんて見えないのにな
…と『プラネテス』な感想を持ってみたり。


(6/28補足)
本日正午より無事に正式稼働を開始
(6/1補足)
5/31の試験映像配信は無事に成功したようですね
www.data.kishou.go.jp/satellite/satellite.html


ひまわり6号(正式にはMTSAT-1R運輸多目的衛星新1号)、間もなく稼働するそうです。

■スケジュール
1984-89 ひまわり3号
1989-95 ひまわり4号
1995-2003 ひまわり5号
1999 H2Aの打ち上げ失敗
2003〜 GOES9(1600万円/月で借用)
2005.02打上、5/31試験配信開始、6/28運用開始 ひまわり6号
2005.11打上予定 MTSAT-2(バックアップ衛星)

■ひまわり6号仕様
名前:MTSAT-1R、2005.3にひまわり6号と命名される
位置:東経140赤道上36000km静止軌道
搭載センサー:
 可視光/昼間用で雲とか観測。分解性能1km(5号は1.25)
 赤外線/夜用で温度による観測。分解4km(5号は5)
 赤外線解像度/地球全体撮影時1億3000万画素(5号の2倍)
 追加赤外線/波長3.7マイクロで地表の霧を検出。船舶濃霧対策
撮影回数:1時間2回(5号は1回)
世界気象監視計画:データは西太平洋地域各国に提供される
今後の予定:2基目を打ち上げ、2台体制で10年の観測に従事予定

もうひとつの役割は航空管制機能。
太平洋上には既に位置情報衛星があるが、今回の2基を加えて精度を向上させる。
現在は航空機の間隔は220kmなのがそれが94kmにまで詰められる。バックアップが上がれば55kmまで詰まる予定。
新航空管制システムは今年12月に稼働予定。

観測間隔が2倍良くなるため、台風の進路予測に役立つことが見込まれます。新赤外線センサーで従来では捉えきれなかった海上濃霧を見ることができ、船舶の安全に寄与するでしょう。そして航空管制の強化で安全で効率的な航行ルートを得られるでしょう。
このように新衛星によって『減災』に威力を発揮することが期待されています。

関連ログ:2005.02 H2A Rocket launch was success

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