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2006年1月

2006.01.31

国内ブログシェア2005、儲からないライブドア

ブログ関連記事一覧

(2006/1/31日経)
記事によると、現在のブログの国内利用者ランキングでは、(ネットレイティングス調べ)
1位 ライブドア 105万人(950万人view/月)
2位 アメーバブログ 80万人
でずっと強い1位なライブドア。しかもライブドアポータル全体が1400万人/月なので、いかにブログ閲覧の割合が高いかが伺えます。
ところが、ポータル広告などの収入ではヤフーが300億円、LDより規模が小さいエキサイトでも20億円なのに、LDは3億円。しかも報道の通り粉飾されている疑いがある。しかも広告だけでなく、堀江氏の講演やTV出演までネット収入計上して黒字にしようとしていたとか。
記事では、折角の集めた開設者や閲覧者を広告収入に生かせてない仕組みのまずさと、一般企業が買収イメージやアダルトカテゴリを扱うことを敬遠したため広告が集まっていない点を指摘していました。
ライブドアブログ大丈夫かなあ…
(SEEDベース測定ではアメーバが一番とか言われていたような気がしますが、ネットレイティング的には一位はライブドアだそうで)


(2006/1/10)
ヤフーブログが50万人というニュース。
11月にniftyはココログ機能拡大。これで一気に仕様でトップクラスに。他社無料版と違って
・画像に限らない好きなファイルをアップできる
・1ファイルの上限は40メガバイト(他所はせいぜい1M)
というアドバンテージがあります。増強するとは思っていましたが、もうちょっと早く実施してくれれば、私が無料版あちこちにアカウントを生成せずにココログだけで済ませられたのに(笑)。

(2005/9/30補足)
■Movable Type 3.2日本語版が正式リリース、スパム対策を中心に機能拡充
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/29/9300.html
この報道をあざ笑うかのように、今週(9月最終週)はトラックバックスパムがココログ内で多発中。私も新規投稿するたんびに書き込まれてしまいました。
今回のは新着投稿だけを狙ってTBしてアダルトサイトに誘導しようとするたくらみらしい。
以前のは昔のを含む全投稿全域にTBしてたのに。pingサーバで新着が人の出入りが多いと踏んでいるからか?
こういうのを今回の新版でどこまで防げるのか?
報道を聞くに、TB内容に踏み込んで解析して定量的に判定するプラグインを組み込むらしい。
Movable Typeの本懐はブログ機能なので、こういうスパム判定ルーチンの拡充はサーバの負担になるだけ。
それに迷惑メールと一緒というか二の舞というか「TBを受けてから判断する」では、スパムトラバを仕掛ける悪徳業者側は掲載確率が落ちるがTBそのものはいくらでも機械任せで撃てるので直接ダメージ無し。
迷惑メール事情は既に先に進んでいて、スパムメール来ること自体がサーバに重荷になるので、ISPはOutbound Port25 BlockingとかFWとか、POPでなくてSMTP段階でブロックし始めている時代に、今更受け身な昔に考えられた技術で対抗するのはいかがなものか。短時間大量通信をQoSで検出してFWの水際で止める。つまりブログ機能に内蔵するのでなく、もっと前面前線に配置してむしろブログと切り離して運用したほうがいいと思うのです>迷惑トラバ検出&対策
まぁ無いよりはマシですが。
この仕組みをココログが採用した場合、TBスパム攻撃とそれへの管理者達の削除行為のいたちごっこにスパム解析の処理も加わるので余計にサーバレスポンスが悪化しそうな予感…。


■国内ブログシェア〜無料が拡大し有料ISP系低迷

8/23日経産業に「シックスアパートのブログでのポッドキャシティング9月から」の記事があって、国内利用者アンケートによれば、ブログのシェアは
ブログ利用国内シェア
(NTTレゾナント調べ 第18回blogに関する調査 1813人が8月に回答)
1位 ライブドア(2005.6月時点で70万件と発表)
2位 goo
3位 楽天広場
4位 ヤフー(2005.12報道50万件)
5位 アメーバ
6位 エキサイト(公称31万件)
7位 ヤプログ
8位 ココログ(2006/4 22万人)
9位 はてなダイアリー
10 シーサー

このように実は有名なシックスアパートは最高でココログ8位のシェアしかない。
ISPとか18社とか契約し有料サービスで展開しているが、今の国内ではすっかり無料版に押されている。だから新サービスを、という記事でした。
総務省によれば2005年3月末で335万人のブログ利用者がいるという時代に。

■昔の無料ホームページブームを越えるか?>ブログ

2005/8/26日経新聞の『ネットと文明〜自己主張の世紀』コラムでは「日本人がこれほど言葉を発した時代はない」(作家高橋源一郎氏54)と、現在の普及加速ぶりに驚く意見がよく見受けられます。
従来のホームページではhtml知識が必要でftpとかも必要。日記を書くのにはCGIが用意されたとはいえ、ブログはそのあたりをうまく簡便にしてくれています。WEBに情報を書くこと自体は昔と変わっていませんが、書きやすさでの差が今のブームになっているのでしょう。
コラム最後には古代ギリシャに例え「自らの声が予想以上に広がり、他者の声も容易に聞ける情報民主社会、ネットは現代のアゴラ(公共広場)になりうるだろうか」と締めくくられています。

■ブログ仕様比較メモ

カテゴリ nifty  excite yahoo! goo  livedr
総量上限 ◎2G  ×30M ◎無限 ◎3G  ◎2G
画像上限 ◎40M △500k ◎1M  ◎1M  △500k
非画ファイル ◎自由 ×   ×   ×   ×
htmlタグ ◎自由 ×制限 △   ○   △
携帯閲覧 ×   ×   ×   ◎   ◎
携帯投稿 ○   ◎動画 ×   ◎動画 ○
外部参照 ◎   ◎   ×   ×   ○

個人的には以前はgooが使い勝手が良くて特に外部から画像に直接リンクを張れるとか、サイズが1Mバイトまでいいとかありましたが、外部からの直リン禁止になりました(2005/11/9)。
他の無料はhtmlタグ種類が制限されデザインが自由になりません。
TypePadの新版は9/12以降リリースで携帯にも対応とも発表が。しかし国内では今更って感じも。こういう遅さ&機能の少なさがシェア低い一因かも。
シックスアパートの場合は管理も携帯からできるようになるらしいので、これがどう評価されるか。
私は、投稿できるのに閲覧ができないのがTypePad(ココログ)での一番の不満でした。
2番目が管理WEB操作が重いこと(他社も同じですが有料でサイズ小さくてユーザー数も少ないのに重いのが不思議)。カテゴリーあたりの記事数も増えてきたのでカテゴリー単位記事を1画面で表示せずに分割してほしいところ。
でも、ココログは2005年11月から大きく変化し、
「最低でも容量2Gから。1ファイルあたり10Mを40Mバイトまで」と拡張されました。
元から画像以外の自由な形式をアップロードできていたし、1ファイルの上限は他社1Mバイトを寄せ付けないほどに。
これで今は仕様ベストはココログかな。管理メニューでは不便ですが。なのでデータ入力や保守ではLDやgooが使い勝手いいかな。LDは再構築でブラウザの能力を使うらしく、制限ユーザーで再構築できない(ブラウザ内で構築フェーズが進まない?)。
同時期にgooが外部から参照禁止にしたので、ココログもいつか閲覧に制限かけるようになるのでしょうか…バナーとか外部参照できないと不便なんですけどね。

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2006.01.29

チルトホイールマウス使用比較

(2007.3.5追記)
■サンワサプライのグランツHSとIE7相性問題
http://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/mouse/ma-g9.html
winXPが2月にIE7にupdateされたんですが、MA-G9のマウスドライバはIE7の中では機能しない!!
これはあまりにも不便ですが、ネット検索すると「マイクロソフト純正のintelli pointで代用する」という裏ワザが。
これだと横スクロールは使えないが、サイドボタンが使えるようになった(ボタンの機能が逆なので注意)。インテリポイントの多彩なアクションが扱えるし。
でもドライバ変えると横がEXCELとかで使えない。サンワのサポート見たら「最新版にすればIE7で使える」とある。
実はそれがダメだったのでMSにしたのですが、またサンワ純正に戻したらIE7でサンワドライバが使えました?
最初効かなかったのはなんでだろう?入れ直しが効いたのかな。
とにかくメーカーの通り最新(2007.2かな?)にすればIE7で使えました。


(2007/06追記)
2007年のマウスレビュー
・サンワサプライ MA-TB30UPS  トラックボール
・マイクロソフト Natural Wireless Laser Mouse 6000 エルゴノミクスな球形
・エレコム PRUMIE 一般的な有線チルト


(2006/1/30追記)
IntelliMouse Explorer SIGMA「Altair TWM」
シグマからMS純正に乗り換え。やはりMSのはいい(笑)。最新のマイクロソフトのドライバだと水平チルトはあらゆるシーンでちゃんと機能してくれます。しかも値段も他社とまったく一緒まで値下がり。
ならば純正品がいいですよね。
現時点での3000円台チルトホイールマウス使い勝手感を書いてみました。

(2005/8/16追記)
マイクロソフト純正マウスが7月に値下げ。実売で3000円を切っているのもあり、有線なら他社より安いかも。
インプレスダイレクトが結構安い。
(量販店だと定価。ヨドバシだとポイント還元20%なので実質どこで買っても安いか?)
Microsoft IntelliMouse Explorer
メーカー型番: B75-00106 Cobalt Basin (パッケージ版)
水平スクロール機能を搭載したハイエンドモデル有線タイプ
販売価格 2920円 (税込) 。(MS公式定価は¥3570です)

メインで使っているSIGMA『Altair』の表面がはげてきました。なんじゃこりゃあ!?です。
指で触れる部分に薄くビニールコーティングしてるっぽい。操作には支障は無いですが、うーむ…


(2005/6/1)
sigma Logitech sanwa
パソコンで毎日触っているマウス、今は「チルトホイール&5ボタン」の時代だと思っていますが、機能自体はいいのですが使ってみると異常動作をして、どうもマウスドライバが悪い?しかしあからさまに悪いならメーカーもすぐに修正してくれるだろうにそれが無い。
そういうサポートが無いのでユーザーとしては相性がいい製品に買い換え続けるしかない。
というわけで、いろんなのを試すことになってしまってます。
そういう経緯を元にちょっとでもレポートしておこうかと。ホイール登場時代まではマウスカーソルの問題は全然なかったのですが、なぜかチルトになってからは満足の得られるものになかなか出会えません。
キーボードも消耗品&毎日使うモノだからできるだけフィットするモノに買い替えるようにしています。今はMSベーシックキーボードに落ち着いています。


■SIGMA「Altair TWM」
 サンワグランツHSの対抗。性能も価格も一緒。
 2005年に買った当時は評価一番でしたが、今は最悪に(笑)

◎価格
 グランツと同じ3000円台でロジテックより安い
△コネクタ
 USB&PS/2。本当はPS/2がいいのだけど最近はUSB端子が原則でアダプタ付けてPS/2になるものばかり。USBポートは空けておきたいのでマウスはマウスポートに。でもコネクタをかますのでちょっとグラグラするのですよね。
×ホイール
 無段階スルスル回転。表面は滑り止めなギザギザあり。光学式なホイールを売りにしてるが使い込むとセンサが誤検知して逆方向とか、回してもスクロールしないとか指示通りに動かずにストレス。移動量を増減してもゆっくり回してもカラ回りするので、もう疲れ果てて使用をやめました
→2006年からはインテリマウスへ
○ボタン
 固さはグランツとロジの中間か
○ケーブル
 ゴムっぽいベタベタ感がなくて良い。取り回しで引っかかりにくくゴミ付着しない。
×本体プラスティック
 1ヶ月過ぎたあたりから、親指で触るところ(マウス本体左側面)がはがれてきた。

 なんとコーティングだったのか。普通は一体生成するでしょうに?
 説明読むとフィット感のためにやったらしいが、はがれて気持ち悪いので使用中止。
 他社はどこもそんなコーティングしてないのに。
◎マウスドライバ
 一番の利点はここに。「ボタン一発でアプリ終了」「サイドボタンとホイールを組み合わせてタスクスイッチ(実行アプリのアクティブウインドウを切り替えるやつ)」と欲しい機能がある。
 ただENDキー割り当てが無いのは残念(ブラウザで一発でページ末に飛びたい)。
 そして専用ドライバが「OSのマウスのプロパティを基本原則とし、そこに拡張機能を足して便利にする」という方針が非常に使い勝手が良い。他社のは完全にプロパティのメニューを乗っ取って自社独自のウインドウを開く。なのでOSの時にあった移動量や方向調整とかが使えなくなる場合がある。基本画面にメーカー拡張分のタブが追加される画面になっている。
 あと、チルトできるシーンもグランツ並に多い。Vixとかでも効く。
 ハード仕様はグランツと同等でドライバに欲しい機能があって、カーソルが勝手に動かないので今はこれが一番なわけです。


■マイクロソフトIntelliMouse Explorer
 2006年からはこれを使用中。使ってみるとさすがMSデバイス、という感じで良いです。
 ほどよい重量感。

○価格 5ボタンで3000円で他社と同じ。今は無線ばっかりなロジテックが高い。
△コネクタ USBよりPS/2のがいいのですけど。PS/2で使ってます。
△ホイール
 回転時にカチカチしないでぬめーっと回るので、シャカシャカ早く回すのには向かないが。当たりを付けて止めるにはいい。表面にはギザある。
○ボタン 特になし
○ケーブル 特になし
△マウスドライバ
 他社よりもチルトできる対応アプリが少ないはずが、インテリポイントのバージョンアップでなんか拡大してるっぽい?
 純正品だけあってできるボタン割当アクションが多い。


■Logitech CLK-C71
 この会社は無線に執着してるよなあ。

△価格
 高い。でもブランド価格として仕方ないか?
△コネクタ
 USBレシーバを使う無線型。USBポートが塞がるし。電池消耗が早い。
 公称3ヶ月とかいいながらオキシライドでも1.5ヶ月。自宅で平日は使わないのに。
 電池のおかげで有線より重い。でも重いのが好きなのでそれは不問。
◎ホイール
 ボタンを含めてカチカチなクリック感があって良い。ロジシリーズの特長。
◎ボタン
 クリックにカチカチ感があるのはよい。
他社にはなかなか無い機構。
△ケーブル
 ラバーで触るにもぬめっとするし、ゴミが付着して嫌。
△マウスドライバ
 OS標準アプリとMS-officeとフォトショとか有名どころ中心でチルト対応。
 ボタンアクションは最強。ロジの伝統的良い機能。任意のキーの組み合わせを割り当てることが出来るので、できないアクションは無いくらい。私はENDキーやHOMEキーを割り当てて一発ジャンプをさせています。
 あと、NECノートVerpro(XPsp1-PRO)でテキストエディタ作業中にIカーソルが勝手に消失してマウスカーソルがあったらしい位置にジャンプする。そのため文字入力途中の後半文字列がとんでもない行に挿入される。自宅のデスクトップでは発生しないのに?USBでもPS/2でも再現性あり。原因がわからないので仕方なくロジをノートから退役させました。
 ロジはMXシリーズがいいかなぁ?


■SANWAサプライ「グランツHS」
 前ログ無線マウスCLK-C71からグランツHS 2005.3
 2005年3月にロジクールから乗り換えた。安い。あと、とても軽いです。
 私はもうちょっと重さが欲しい。

◎価格
 シグマと同価格。こっちが色が多く選べる。ロジやMSと同性能で安価。
 S、M、Lの3サイズがある。個人的には大きめLが手を乗せやすくて良いです。△コネクタ
 USB型。PS/2アダプタ付き。
◎ホイール
 表面にはギザギザは無いが、回すときに無段階でなくカタカタと感触がある。このほうが狙った位置で止めやすい。
○ボタン
 カチカチ感がロジよりは弱い。
◎ケーブル
 硬布製でざらざらしてるので接地面積が小さく、引っかかりしにくい。

×マウスドライバ
 ハードは良かったが、ドライバが残念。MSやロジと比べて他のアプリでもチルトが効く「scroll Mouse ネイティブモード」とMS互換の「officeモード」を選べる。officeモードだと使える範囲が狭くなる分安定するのか?
 とにかく一番だめなのは、マウスカーソルが勝手に動く。持ち上げたときに。本来は動いてはいけない。だから長く移動させるときに一旦持ち上げるとそこでカーソルが動くため狙った場所に着地できない。これは不便。持ち上げると右上にするすると動き出す。
 それとは別に不定期にワープもする。それでカーソルを見失う。こんなひどい動きをするのは今までのマウス生活の中で初めての遭遇なくらいです。
 あと、普通はMSマウスのボタンに準拠するのにグランツは「サイドボタンでブラウズ戻る進むができない」。これは第二バージョンのドライバで一応解決した。グランツ的にはそういうスイッチング行為は、サイドボタン+ホイールでやって欲しいらしい。初期ドライバはそうだった。しかしそれだと狙ったホームページでうまく止めにくかった。
 あと、ENDキーとか終了が無い。アプリ終了が一番欲しいボタンなのですが、グランツはEasyJumpというランチャーを出してその中から「終了」を選ぶことしかできない。そんな2アクションは手間だし、ランチャーのアイコンの中から終了のアイコンを狙ってクリックするのも面倒。
×さらに通常のホイールスクロールもおかしい。new-openでブラウザが1枚追加で開いてアクティブになっているのにそこでスクロールさせると裏の旧画面が表に出てきてそれがスクロールする。頻繁に発生するので複数アプリを重ねていると不便でしようがない。さらに左右チルトが途中で効かなくなってチルトさせるとなぜか上下にスクロールする場合も時々発生。サンワの社内ではこんな現象は起きてないのだろうか?自宅でも会社に持ち込んでも再現するのでパソコン本体よりもドライバが怪しいと思っているのですが。
スクロールはアクティブウインドウに作用するのでなく、カーソルがある直下のウインドウに作用するという思想らしい。
△上記のカーソル勝手に動く現象は、光用のフエルト系マウスパッドで緩和されたみたい。やはり動くけど。


■参考:Logitech MX500

クルーズボタンとタスクスイッチがユニークだが、スイッチは頭頂部で押しにくい。クルーズも高速スクロールは私は使う機会が無かった(ので、ENDキーとかに再割り当てした)。
有線で良かったのですけどね。最近のロジクール/ロジテックは無線のが増えてます。充電クレードルは電池切れしないが、机に邪魔。USBレシーバ型も指向性誤ると受信状態が悪いし。有線のをもっと出して欲しいところ。
おもしろいのは、ホイールがアクティブウインドウに作用するのに、クルーズボタンは直下に作用する。複数タブで窓を展開している場合、これをうまく使えば2画面をスクロールできて便利でした。
その後の製品でも使える技かは不明ですが。


■おまけ:マウスパッド

パッドには堅めプラスチック系とスェードの布系がありますが、
私はフエルト生地のは肌触りが気持ち悪くてだめみたいです。
サンワサプライの高級スウェードのをわざわざ買ったのですが、肌触りがだめでした。しかし高かったので捨てるにも惜しい。
結局900円のザラザラ堅めラバーのを買い直しました。光反射のためにざらざら表面は譲れませんね。
机に直接マウスを置いても良いのですが、摩擦係数が小さいのでかなりするっと抜けるように行きすぎてしまいます。
そんな私には摩擦係数を稼ぐためにマウスパッドが必要なのです。

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2006.01.27

各社ブログ使い勝手比較感想

ブログ黎明期は容量が20メガとか少なかったため、最初は無料で付いてきた「ココログ ベーシック」から始めたのですが、容量不足でいろんな他社ブログを渡り歩いてきました。
そのためアカウントがたくさん、ココログも2ギガバイトで充足して出戻りしたため、他のブログをどうしよう?な状況です。
放棄するにも折角得たURLですし。

それはともかく、いろんなBLOG機能を使ってきたので、その比較感想や印象とか。
サービス内容は激しく変わるため、2006年1月時点を目安の話として聞いてください。

■ココログベーシック(nifty会員なら無料)
◎htmlタグは一番自由な部類。
◎他社が画像とかバイナリ種類を限定、サイズも500kとか制限している中で、自由な拡張子と数十メガ単位の大きなファイルをアップロードできる。しかしホームページブームのときに大容量サイトは絵や歌や動画のファイル置き場にされアクセス量が増え、外部直リンク禁止とか制限がかかった経緯があるので今の自由さも将来は無くなるかも?
今はまだ外部リンクを許可しています。
△サイドバーに組み込むマイリストも自由なので好きなプラグインを組み込みやすいがタグの知識が必須。他社は事前におもしろいプラグインを用意して選ぶだけなのでそっちが素人にはウケがいいようだ。
×つまりサイドバーに組み込むリッチなプラグインは無い。シンプルなリンク集を文字ベースで構築できるのでjavaやflash使いたいならhtmlで自作する必要がある。
×『Movable Type/TypePad』という有名システムを採用。名前は一番だろうが、メンテする側にとっては一番使い勝手が悪い。ムーバブルタイプが国内ブログシェアで8番目というのも判った気がする…。
例えば投稿済み日付を変更するには、日付をクリックして1ヶ月暦を一つずつクリックして目的の日付までめくって選ぶ。1年前のを本日付にするには12回クリックしないといけない。
一番痛いのは、個別記事URLに年とかパスに日付が含まれていること。日付を変更すると記事URLも変わる。私がトラバまたは私へリンクした人は古いURLを永久に指したまま。そのリンクを維持するため、記事日付を変えると、記事が変わるのでなく、新日付な新記事が複製される。日付を更新するほど記事htmlが重複で増える。再構築で最新の記事だけが表から見えて、切り離された旧記事は当時にトラバした人のサイトからは行ける。行けても古いし、自分も古い投稿ゴミがどんどん貯まるし、再構築かけても古いのは消えないしで記事管理が混乱します。
他にも「続きを読む」という長文を一旦切ることができないし、カテゴリ別ページで「20件ずつ表示」という改ページ制御もできない。そのためカテゴリを選ぶと超長文結合なhtmlを読まされることに。
カテゴリを一括変更できない。1記事毎呼び出して新しいカテゴリを指定する。量が多いと1件ずつなメンテ方針は大変。スパムコメントやトラバでは一括操作できますが、他はまだまだ…
○niftyツールバーとの連携は便利。ココログを持っている人は、ブラウザに組み込んだ方がいいでしょう。気に入ったサイト上でボタン押すと投稿画面にすぐ行けます。その時引用したい箇所をマウスでなぞって反転させておくとブロッククオート引用します。
△テンプレートはそこそこあるが全部固定幅。長文の人は可変幅が欲しい。ココログベーシックでは当サイトで採用している「春」テンプレのみが可変。なのでそれに変えました。
デザインでは2列や3列を選べる柔軟さがある。他所では列数まで固定な場合もあるけども。しかしなぜかデザインは本体とプロフィールではテンプレが独立している。お陰で別々のデザインにできるが全体改装をしたときにプロフィールページが古いままだったりします。
テンプレから列数を選ぶとかカスタマイズできるので、テンプレを即座に反映させる思想でないので「テンプレで基礎を選んでそこからカスタマイズして自分専用のデザインを確定されてから本体に反映」という手順がわかりにくい。
○上記の不便さは今年三月以降に改良されるらしい?最近始めた「ココログフリー」が便利機能を先取りしてます。外部者にもフリーで機能は我々より上なのでnifty有料会員は社長に文句言ってるようですが…
△サーバレスポンスが重いとの評判。私は深夜なので我慢できない遅さではないかな。yahooのが重めで、gooやlivedoorが軽い印象。トラバスパムが大量発生すると、スパム書込での負荷にやられた管理者が慌てて消しに入るので、最悪の重さになりますね(笑)。でも最近はスパム無い。
×いろんなファイルを扱えるので画像サムネイル機能が無い。ファイル名だけではどんなのかわかりにくい。

■goo
×去年に容量増で人気が集まったが、ファイル置き場&直リン増えたので、外部サイトからは直接リンクを拒否するように仕様変更になった。画像が1枚1メガ、全体2Gで良かっただけに残念。
バナー画像とかgooで用意しても他のサイト上では表示できなくなりました。
△アップは画像系に限られますが、そのかわりサムネイル表示ができます。しかしサムネイルは管理者だけが閲覧できるので、来訪者向けには自力で記述するか、投稿時にデフォルトで右上とかに画像を自動で付けるしかない。自動で付けるとあとで変更しにくい。
△「続きを読む」機能はあるが、前座部分はタグを許可せず排除してしまう。凝った前文を作れないので私は使えずに居ます。
△サイドバーに表示するコンテンツの種類は固定されてうっとおしくてもはずせない。シンプルにできない。

■livedoor
◎「続きを読む」で前文でも自由にタグが使えるのでgooよりはいい。
△画像書庫はあるがサムネイルが無いのでどんな絵だったか参照で不便。でもニフティみたいに無いよりはマシ
◎無料会員でもCSSをいじれる。色とか変えられます。
◎容量も2Gでトップクラスなので、今までgoo中心だったのをこっちに移しました。しかし画像の上限が500kバイトなのでgooの1Mに及ばず。
今のところ外部からの画像へのリンクはOK。
△再構築のフェーズでブラウザが制限ユーザだと再構築できない?管理者権限なブラウザでないと動かない何かのアプレットで動作している?

■excite
×他社がギガバイトのクラスで戦っている中で相変わらず30M。画像種類も制限されて1枚当たり500k、htmlタグの種類も少なく制限されている(記述して投稿しても強制除去される)
○外部リンクを許可してるし、1ページ記事○件とか改ページ制御できるしで、昔はこれで良かったのですが。

■yahoo
◎サムネイルを公開できるフォト機能がある。全体容量も大きい、というか無制限かな。
△画像は1Mまで可だが、規定位置に挿入されてレイアウトの自由度が低い
×画像とかの外部リンクは不可。タグも少ない。TABLEとか使えない。
△なんかサーバのレスポンスが重い?
△スタイルのバリエーションが少ない。変えられるったって色とかじゃあ…なのでパッとしない見栄え。

■楽天
△これまたタグが少ない。tableは使えるようですが…
×画像1枚あたり100kで合計50Mはしょぼすぎる
○テンプレでのデザインは3列や2列とかまで選べる。
△infoseekでなく楽天のサービス。infoseekメールのためにログインしても楽天にログインし直さないといけないのは不便だなあ。
○サイトのサブディレクトリ名は、ログインアカウント名で固定が多いなか、ここは自由な名前のディレクトリを指定できる(6文字以上)。


■総括
つらつら書きましたが、typepad以外のブログはどれも使い勝手が良い。現在何文字書いたかとか、リアルタイムでプレビュー画面を表示したりとか。
ココログは使い勝手は今は悪いが、それを他社と同じに並べばサービス性能では一番なので、ココログの機能拡張期待してます…

前ログ:ココログ増強と国内ブログシェア2005、ブログ比較

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2006.01.26

スパイとヤマハ発動機とタケコプター

(2006/1/26日経産業新聞)
コラムにおもしろい話が。先の農業用無人ヘリの不正輸出の事件ですが、コラムでは「なぜヤマハのRMAX L181だったのか? もしもスパイが調査してその製品を選んだのならその能力の低さが問われるだろう。なにせ日本にはもっとすごいタケコプターがあったわけだから」

GENコーポレーション社(長野県松本市)の『GEN H-4』、通称タケコプター。
独自開発超軽量エンジンで上下ふたつの反転回転翼でテールローターが不要。
70キロの人を乗せて飛ぶことが出来る。国内だけでなくアメリカにも輸出実績あり。
海外では「ジェームスボンドの秘密兵器」と呼ばれているとか。
この機体を無人化した農業用運搬ヘリバージョンでは重量100キロの運搬ができる。
※RMAX L181は最大運搬量は23キロ。
開発者はGEN社長の柳沢源内氏。コラムでは平成の平賀源内、発明家にならざるをえないような名前だと評していました。
機体からエンジンまですべて日本製なのはこの機だけで、その技術力を評価され、世界の航空機を網羅するジェーン年鑑に、世界中の航空機やヘリと並んで記載されているという栄誉も。

さて、スパイは知っていてこれの輸入が叶わなかったのか、それとも無知だったのか。
日本もこのタケコプターが不正輸出されないようにちゃんと見張っているのやら。
しかし農薬散布ヘリ程度で軍事転用とか言うなら、自動車=兵や軍事物資を運べる、パソコン製造を中国委託=電子戦スパイ戦で利用されるじゃんとはネット世論での反応。

個人的にはこの飛行機に感服。空中だけでなく、陸上や水上も走れるなんて万能すぎる(笑)
http://kamesan.txt-nifty.com/zaku/2005/11/post_a729.html

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東証システムとガソリンスタンド裏の原子炉

相変わらず手厳しい大前先生で、ネットでも先生の記事にはツッコミが多かったり、一方で友人が熱心なファンだったりします。
そんな大前さんの最新コラムで先の東証トラブルでシステム構築についての話題。
企業リスク対策(第13回)[大前研一氏]/SAFETY JAPAN 2005/日経BP社
現場で作業をする者にとっては指示や激励が「ちゃんとやれ」「しっかりやれ」とか冠がついていると聞く側は、やれと言うのと比べて何が違うのかと小一時間問いたいところ。そんな指示よりも、もっと具体的な仕様をくださいよ…。

だから一連の報道で「東証のシステムはけしからん」というのは正しくはあるが、普通に当たり前を言っているわけであって、それを読む庶民と同じレベル。社説に「しっかりしてほしいものだ」とか書かれても、東証側も「わかっとるわい!」と言い返したいでしょう(笑)。
そんな中で大前さんは具体的な従来体制の構造を指摘し、どのように刷新すべきかを提言しており、単純批判記事ばかりな中で光っています。
特にシステム仕様機能の策定に外国の意見をも取り入れたほうがいいというのは他では見かけなかったアイデア。
今や日本だけの利用ではないシステムですから外国銀行や証券の意向も聞く分には意味があるでしょう。

今回の記事で一番印象に残ったのは、原子炉建設の安全性担保の手法のエピソード。
法律とか規則とかに即したシステムづくりではなく、実際に使った立場からのシステムづくりとして興味深い。
ルールにだけ従った原子炉システムを貴方は自分の裏庭に建設許可できるだろうか?
ちなみに私なんかがプログラムやハードを調達するときは将来の変更拡張を見越して、コンポーネントに小分けした機構にします(余力があれば、ですけど)。こうすれば部分的に差し替えて対応できるからです。別にお客様の改修コストを抑えようとかでなく、自分が変更作業するのでラクをしたいからなんですけどね。エラーメッセージも発生箇所を特定できるように細かく分類したり。
だから言われたとおりに作るのは長い目で見て損だと、現場の誰もがとうに気付いてはいるのでしょうがなかなか…。

MITの原子力工学部の名物教授で、マンハッタン計画にも参画しているトムプソン教授の言葉を思い出す。彼は私達大学院の学生に原子炉の安全に関しての講義の中で、「一番基本的なことは開発技術者としての知識を云々するよりも、当該原子炉を自分の家の裏に作る、という前提で物事を考えること」という教えであった。自分の裏庭なら、絶対にやらないこと、法律にあるから、とか、依頼主の要望だから、と言うのではなく最愛の家族の住む家の裏に建てられないようなものは設計してはいけない、という教えである。彼は実際にMITの原子炉を後者の隣、ガソリンスタンドの裏に建設した。

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2006.01.25

みずほダイレクトの縮退なセキュリティ対策

みずほネットバンクは、セキュリティが上がるどころか逆に危うくなってる気がする…。

リンク: みずほ銀行:みずほダイレクトのセキュリティ対策.

ちょっと前に「ログイン暗証番号を32桁にまで拡大。セキュリティが強化されます。ご安心ください」というアナウンスがあったのですが、
私はネット世論の「長くなるほど付箋紙で書いて貼るようになるさ」「実際に起きた&成功した犯罪ではキーロガー。桁の抵抗は無意味だ」
に同意していたクチでしたが、
ついに今週からそれが実施実行されました。
で、私は変更無しで使うつもりで、今日25日にログインしようとしたら「パスワードが違います」でログインできない??
よく思い出してもやはり間違ってはいない。でもエラーになる。
これは問い合わせるしかないな…と思ったら、32桁のアナウンスが赤字でやたらサイトで掲示されてる。
それで読んでみたらなんと
「今回のシステム変更により、暗証4桁だった人は6桁以上に強制変更するダイアログ出ます」
…まあこれはヨシとしましょう。しかし、
「既に7桁以上で運用していた人は…先頭6字だけ有効となりました」「ログイン時は6桁だけ入れてください。それ以上入れると不一致エラーになります」
…って、なんじゃあそりゃあ??(-_-;

どうも、みずほバンクは「7桁以上のパスワードを受け入れていたが、実は先頭6字だけ有効だった」「7桁以降は意味が無かった」→それが今回の改修で「先頭32桁まで有効になった」「既にある暗証パスは有効6桁が実体だったので、6字ポッキリのパスワードとなった」→「だから7桁以上の従来ふうに入力すると、全桁でマッチングするので文字列不一致でエラー」
この変更で、既に会員な大勢の人のパスワードは一律6桁に縮退されてしまったのでした。
私のように既に7桁以上なパスだった人は従来より桁が短くなってむしろクラックリスクが上昇してるんですけど?
しかも全員6桁なのがミソ。総当りでクラックする犯罪者が居たとしたら、今週からは6桁固定でアタックしたら当たりやすいことになりますね。

もう今日は焦りましたよ、まさかこんな影響を従来ユーザーが受けるとは。
勝手にパスワードの桁を短くするなよなぁ? 
32桁機能追加な本来の効能より(心情的に大勢が長い桁に移行しないだろう)、
6桁にされてしまった大勢の人が今週は問い合わせ殺到してるらしく、本日夜にメールが来た(日曜の変更を水曜とは遅い!しかも私もそれ読む前にハマってしまったし)。
普通なら『6桁以上だったお客様はそのまま長い桁で有効です。そのままお使いください』でしょうに。
そういうふうにする気配なし>みずほ
逆に「6桁になってますので、パスワード変更によって長い桁にすることで安心を…」とか言ってるし。
6桁リスクを生み出したのは貴方でしょうがー(笑)。

しかもみずほでは2006年1月現在、
*キーロガー対策でソフトウェアキーボード導入→実際はオプション扱い。私も最近までニュースで見ていたのに実装されているのを気付かなかったぐらい。キーボード直接入力がデフォルトなサイト構成のまま。
*暗証番号をそのまま入れる方法をやめ、指定された桁の数字を答える方式に変更→例えば6桁固定の第二暗証番号がそう変更されたが、聞かれて答える桁はいつも同じ。暗証が「123456」だった場合、第一問「6桁目は何ですか=6」とか固定。だから手入力する数字はいつも固定値。キーロガーで押す順番を知れば、実際は123456なことは知らなくてもいい。しかも質問は4回まで。なので6桁だったのが4桁に短くなってる。総当り攻撃でやられる危険性が高まってますよ…。
トークンとか乱数表は確かに面倒だが、短い固定値でしかも数字のみはあまりにも危険じゃないですか、ねえ?

誰もいくつかの銀行に口座持っているでしょうが、
今回の措置はネットバンクでの最悪の部類でしょう。
なんでニュースにならないのだろうかなあ。

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2006.01.24

検索キーワード2005

もう2006年の1月下旬ですが、去年の検索経由リファラの上位の結果とか。
年間通じて以下のような単語でのアクセスが多かったようです。

IPOD NW-E507 NW-A600 ウォークマン アクセサリ ケース
 関連リンク
 E507と収納ケースのレビューを探す人が多かったようです。
 私はNW-E507には満足していますとも。
SH901iS 買い増し
 関連リンク
 SH901iSだけのレビューしか持ってないのですがこれも需要あった?
S-ATA シリアルATA 増設
 関連リンク
 かなり普及しましたがパラレルとの共存とか不明不安が多いのかも。
プラネタリウム 未来館 メガスター ドラマ
 関連リンク
 年後半からアクセス増。フジが放送のドラマも。
ゾウを冷蔵庫に入れる手順プロジェクトの姿
 笑える楽しい小話ってことで

私も「ああ、あれなんだっけ?」とネットで探すことが非常に多いので、ネットのどこかに誰かの記録があるというのはありがたいことです。
しかし自サイトの検索機能が無いし、管理画面での検索では実際のリンクURLがわからないので、こうして自分の過去投稿を探すような場合に不便でしようがない>ココログ

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2006.01.20

証券取引所の能力格差

(2006.1.22補足)
朝日によれば、今回の限界の理由は売買でなく清算システムの上限にかかっていたためで、
そのシステムは日立で10年前のシステムらしい。
http://www.asahi.com/business/update/0122/002.html
10年前の機種って、本当に10年前のままなの?10年前に開発されてハードは徐々に更改されてるので実は新しいというのでもない??
公共団体さえも汎用機は5年経てば新機種に替えているのに東証ほどの企業が変えないのも??
汎用機は名前が汎用だけあって、10年前のプログラムを単純に新機種の上で走らせるだけでも高速化できそうなのに?価格が高いぶん互換性もメーカーが保証してくれるだろうに?
私が触ってきた富士通のはMSPからXSPへOS自体が変わってもCOBOLはリコンパイルで動いたし。(JCLはコマンド名変わったので置換したけど)。
HITACHI製もそれくらいできそうなもの。それさえも東証はケチってたのだろうか?
サーバの台頭で汎用機も値下げ圧力で「高性能だけど変わらない価格」な相場なので、リースやレンタルなら同じ利用料金で新機種に変更できるので、リプレースも進みやすいと思っていたのですが…


(2006.1.20)
アメリカ、日本、イギリス、そこは世界でも取引量が多い地域ですが、
1/20日経紙面によれば、その国の有名どころ証券取引所の「処理能力」は
(約定件数ベース)
NYSE(ニューヨーク) 2100万件
東証 450万件
(注文件数ベース)
LSE(ロンドン) 1000万件超
東証 900万件
※こっちは差が無いが取扱高はLSEが低いので相対的に余裕がある。
 あとLSEは分散型システムのため全停止リスクが低く増強も容易。
※NHKのニュースでは「止まらない」と専門家っぽい人が得意げに答えてましたが
 サーバ1台ダウンするとその余波が残存サーバに→そこも負荷増停止→…
 という連鎖事件は日本のネット証券でも起きていたはず。

とにかく、本来の最高性能では差があるそうです。
東証は去年9月平均231万件、12月294万件、そして先日停止した時に438万件。
一応2005年では倍の能力と見なしていたようです。それが昨今の個人投資家小口注文、大手証券のスライス取引(小出し)で件数は指数的に増えるのに追いつかれてしまった形に。
今週末から五月雨的に東証は早めに増強をしていくそうですが、間に合うか?
とりあえず富士通と縁を切って別物システムに急に置き換えるのはリスクが高いので契約は継続かな。

私は汎用機とかCOBOLのほうが、余計な機能(音楽とかマウス操作とかユーザインタフェース、多色とか多彩な周辺機器ドライバ…業務では使わない機能のためにOSは肥大化している)が無くてシンプルに四則計算やってくれるので、Cやjavaは相対的に便利ではあるが処理結果信頼性で優れているとは思えないのです。
UNIXで開発するとゾンビプロセス大量発生とか、winで開発すると書込命令成功してるのにHDDに無いという摩訶不思議体験を何度も。再起動すれば直ってしまうので再現性も無く。
だから言うとおりに動いてくれる点では汎用機が一番なのですが、さすがにそればかり開発提供できない時代になりました。

一方、NYSEはマザーズと新規上場企業獲得で争い、LSEも欧州取引所から買収対象になっているなど、今に満足せずにさらに増強を進めているとか。NYSEは投資額は年間1億ドルだそうで。
なんか覚悟の違いの差があります。

まあ今回は「おまえら釣られすぎ」って感じでしたので、緊急措置も今回限りだと思いたいところ。

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2006.01.19

ポニーキャニオン演劇のネット配信と紅天女

(2006.1.19追記)
1月10日に報道されていましたが、いよいよ来月に『紅天女』が上演されます。
主役の紅天女、本当に仮面かぶってるので?奥の素顔は見えません。
北島マヤ、なんて恐ろしい子!
というか、右側は月影先生でいらっしゃいますか?(笑)
ガラスの仮面 紅天女 美内すずえ先生も

(2005.6.10)
舞台公演は、TV録画やレンタル映像のように視聴者都合に合わないし、劇場映画と違って世界で1カ所でしか興行してないし、距離も料金もかかる、
という便利な世の中としては不便なエンタテイメントの部類に思われます。
そんな中でポニーキャニオンが自社関連演劇限定ながらも舞台録画のネット配信をはじめるとか。
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/379807
TVや映画、コンサートはケーブルTVとかでの再送信再利用がありましたが、演劇はあまり本数が無かった。
NHKだと教育テレビやBSでやってはいますが、それくらい。
そういう需要だから供給も少ないのでしょうが、触れる機会が無いと(演劇専門雑誌もすくなさそうだ)余計にファンが増えないループに?
その点を鴻上尚史さんはコラムで「そんな不便で手間がかかるにもかかわらず今なお演劇が残っていることが意味をなす。演劇はとても昔の古代から続いている古いメディアである」と指摘していましたね。

「舞台は実際に生で観てこそ!」だから配信してないのかもしれませんが、作品がその場限りでしか見られない機会損失も大きいと思います。安く自宅でも観劇できるチャンネルを設けるのも悪くないかと。
私も地方からでは時間も交通費もかかるので、毎週のNHKの『深夜劇場へようこそ』が一番よく観ている舞台となっています。モニター越しの映像とはいえ、話の筋や演技が見えるので観られないよりはいいと思います。

録画記録映像があれば、北島マヤも「紅天女ってどんなものだろう…」と思い巡らせる必要もなかったかもしれない。
(ガラスの仮面ブーム再燃で? 2006年2月に、紅天女が国立能楽堂にてシテ梅若六郎にて実際に上演されるらしい)

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2006.01.14

ウイルスセキュリティ2006トラブルとサポート

結局質問に疲れたので他社製品に乗り換えて対処しました。
おかしさの原因は謎のまま。

(2006/1/15補足)
nuke - attack with nuclear weapons『■サポートのアホさ加減』の関連エントリー
> 問い合わせは、法人格でやるようにしている。
> はっきりいって、全然対応が違うのだ。

そうそう!
コンピュータのソフトやハードのメーカーに問い合わせるときは、仕事の場合は自分が法人ユーザーであることを必ずアピールすべし。そうでないと扱いが全然違いますねー。
有名なソフト開発な企業の名義ならより一層印籠の効果が。自分の開発会社がマイナーでも、納入先が公的機関ならそのエンドユーザなお客様の名を強調。
そうすることで個人ユーザでは得られないサポートが得られます(笑)。
試供品とか世間には非売品な当社専用の改修バージョンとか…。
クレーム先メーカーにプレッシャー入れるのは忍びないが、こちらとてエンドユーザ様との約束があるので悠長にやってられん、というわけで。

(2005/1/14)
何度同じ事(私のトラブル状況)をメールさせれば気が済むのだろう?>ソースネクストのサポート
エラー画面のスナップを添付している私のメールに対して「PRINTSCREENでpaintに貼り付けて…」とか言うし、
スキャン時のトラブルなのにADSLのモデム型番とか教えろとか言うし。
そしてOSのバージョンとか書かせた次に、
「サポートプログラムを弊社サイトからダウンロードして実行しそれで収集した情報がファイル出力されるので、添付して送れ」
って、スタートメニューやプログラム追加削除からプロセスとかDLLとかごっそり収集してるし。
そんなツールがあるのに私に別途書かせるのはなぜなんだ。
何度も書かせられて面倒になってきたので、ここに記録しておく次第。
今後同じ人がいたら参考になるかもと思い。解決しなかったらごめんなさい。

返事するだけで大変なので、途中でユーザーが挫折するのを狙っているのかなあ>サポ

他社のサポートをも使っての感想としては、
最初の問い合わせに対してクリティカルな回答をする気はないらしい。
無難な「再インストール」「余計なアプリの排除」とかいうアドバイスをよこしてくる。
それをさらに返信するところからやっと調査してくれるみたい。
パソコンハードやソフトを10年以上使い続けて思うところは、
困ってサポート受ける場合にはユーザーは相当の辛抱強さが必要ということです。
速いとか的確な解決の場合もちゃんとあったのですが、平均するとのらりくらりが多いですね。
だからこっちも相応の証拠と準備を整えて臨む必要があります。
今回もダメだったら他社に乗り換えるまで。VSもシツコイ客は嫌いでしょうし…
しかし困ったなぁ。ネットに情報が無いので私だけのようでは、たぶん画期的な解が無いような予感がします…


■あらすじ&要点

私はいくつかパソコンがあるのでいろいろアンチウイルスを使っています。
その中で先週、ソースネクスト社のウイルスセキュリティを2005から2006にメジャーアップデートしたとたん、
A*タイマー定時スキャンが「テンポラリ作成できず」エラーで動かない
 (人が手動でスキャンするには正常)
B*OE6から添付付き送信をすると送信開始で止まってSMTPタイムアウト
 添付が無いメールは送れる
 VS(ウイルスセキュリティ)を無効にすると送れる
 メール監視だけ、FWだけ、ウイルス検査とか個別無効にしても送れない。
 全体無効にしたときのみ送れるので、何が妨害しているのかがわからない。
という2点のトラブルに見舞われています。
ダウンロード販売だったため再取得しても最新2006のほうしか貰えないので
問題なかった2005に戻すこともできず。
とりあえず事象Aだけを相談。Bも困るのだけど順番に。

■相談の経緯

1.WEBのアンケートフォームから送信
 OSとか基本スペックも添える
2.翌日返信。中身は
 「他社ソフト入れてないか」「余計な常駐がないか」「再インストしてみて」
 という紋切り型。
3.3つとも試したがダメと返信。
 ADSLとかVPNとか聞かれたので答えたものの
 スキャンが動かないのと回線は関係無いよなあ…
4.今度はOSのバージョンとかスクリーンショットとか聞かれて、
 さらに専用情報収集ツールを実行して報告しろという。
 OSって、何度聞けば気が済む?
 エラーメッセージは何度も書いてるし、
 スクリーンショットも先手打って前回添付したのにjpeg送れという…。
 さらに私にバージョンとか書かせておきながら
 収集ツールの中でもしっかり収集してるし。
5.毎度の返信でいちいち基本情報聞かれるのが面倒!と
 言っても仕方ないので、重複ながらもいわれたとおりに送信。
 ↑
 いまここの段階


■3回目の相談内容↓

※既にご連絡いただいております内容につきましても、
 お手数ですが、再度ご連絡をお願いいたします。
【ご使用のパソコン】
 メーカー名 :TOWTOP
 機種名(型番):Dex-HG6432DVRAM/GF66
【ご使用のOS】
 Windows: XPhome
 サービスパックの有無:有
【現象の発生時期について】
 該当番号:2番
 2.アップデートを行った後
 アップデートを行われた日時:2006/1/7
 詳  細:VSを2005から2006に変えた直後より常時発生中。
 手動検査では問題ないが、定時スキャンさせると
 『テンポラリーファイルを作成できません』と出て
 スキャンせずに異常終了します。
 スキャン対象や拡張子とか時間を変えても100%発生。
【WindowsUpdate】
 更新頻度:自動で常に最新の状態に更新している
【通信回線】
 通信回線:ニフティのADSL
【ウイルスセキュリティのバージョン】
 バージョン:9.0.0032
【通信機器】
 ルータ、モデムなどのメーカー:NEC
 ルータ、モデムなどの型番  :Atrem WD701CV
【エラー画面】
jpegで添付しております
【サポート情報】
textを添付しております


■2回目の相談内容↓

いただいたアドバイスを実施しましたが(VS2006の再インストール)
同じエラー現象が発生して改善は見られませんでした。
定時スキャンだけ『テンポラリーファイルを作成できません』が
表示されてスキャンをしてくれません。
・定時スキャンがどう条件を変えても実行できません。
・『テンポラリーファイルを作成できません』と出ます
・アドバイスを実行しましたが改善せずエラーは再現しました。
・エラーの再現率は100%です。必ず発生します
・VS2005のときは無かったトラブルです
・VSのレジストリもpathはCドライブばかり記述されており
 変なドライブなpathは見受けられません。
 なのにテンポラリを作れないと表示されます。
・ヘルプを読みましたがユーザーが
 テンポラリの場所を変えれる設定方法はありません。
 なので私が自力でテンポラリ問題を解決できません。
■エラーの様子のスナップショット
http://ntd.way-nifty.com/blog/images/20060113.jpg
定時スキャンなのに『ウイルス検査中 手動』と
出ているのもおかしいです。
----- Original Message -----
From: "SOURCENEXT"
Sent: Thursday, January 12, 2006
Subject:ウイルスセキュリティ2005EX/定期ウイルスチェックが作動しない
>■他のセキュリティ対策ソフトのアンインストール
入れていません。VSのみです。
>■パソコン起動時のアプリケーションの削除等
起動時にはカノープス社のTV録画ソフトが常駐してます。
が、VS2005時代には問題はありませんでした。
メモリも1.5Gバイトも積んでいますので
定時スキャンだけメモリ不足に陥るとは思えません。
HDDはCドライブで250Gのうち30Gしか使ってないので
空き容量も十分のはずです。
デフラグも不要と診断されて異常は見えません。
>■Windows XP 簡易ファイアウォール機能の解除
「ウイルスセキュリティが管理中」と
コンパネのセキュリティで表示されています。
XPのFWは解除されていると判断します。
>■通信接続環境の確認
ADSLでVPNは使っておりませんし、
今回は定時スキャンだけ問題です。
通信が関係するとは思えません。
>■【ウイルスセキュリティ】再インストール
再インストールをしましたが改善せず、
まったく同じ現象が再発しました。
VS2006に先日に変えたときからずっと発生中で
VS2005時代には一度も見かけなかった現象です。

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2006.01.13

その時歴史が動いた 近松門左衛門 曾根崎心中

『人間ドラマ誕生〜近松門左衛門 曾根崎心中〜』
放映 NHK総合 平成18年1月11日(水)
ゲスト 横内謙介さん(劇作家)

■人形浄瑠璃を愛する

近松門左衛門(江戸時代1653〜1724)、その名前から町民だと思っていたら出身は武家だったという。人形浄瑠璃という舞台とそれに熱心に見入る人々、自分ものめり込んでいって、自分も作家として書いてみたいと決心し武士の身分を捨てたのが始まり。
劇団に弟子入りして何年もかけて『曾根崎心中』という大当たり作品を出したときを「その時」として放送されました。
従来の台本に倣わずに庶民の視点とか新しい後日談とか斬新的な物語を執筆し、観客から大喝采を得たとかは、一応サクセスストーリとしては珍しくはない話ではあります。

一番印象に残ったのは、横内さんの門左衛門とシェイクスピアとの対比論。
シェイクスピアが世界的な戯曲作家であることは揺るぎないとしながらも、
門左衛門は同じ劇を愛する情熱のために身分を捨てゼロから出発し、お金を取る興行にて本当に庶民の支持を獲得して人形浄瑠璃を芸能の域まで高めたのはすばらしいこと、
シェイクスピアには貴族の庇護があったが、門左衛門は売れなければ廃業という商業的枠組みの中でヒットを生み出した力強さがある。
幕府御用絵師のような保護どころか、逆に心中ものが加熱して、劇を真似て心中する男女が続出したため上演禁止を幕府から命ぜられたぐらい。

横内さん自身が劇作家であるため、創作活動で食っていける作家の誕生は意義深いものがあるのだとか。
曾根崎心中を当てるまでは劇団は何年も赤字でピンチの運営だったが、この上演で一気に借金を返済できたという。
当時の観劇の料金は「糸繰り職人の日当と同じ」だったそうで、その職人がその日の稼ぎの全額を持ってまでして観劇に来る、それほどまでに魅力ある、貴族だけとか限定でなく広く庶民に受け入れられる舞台を作り上げること。それは現在の劇団と劇団員の夢と希望と同じことなんですね。
それにしても横内さん、『深夜劇場へようこそ』司会のときと違ってゲストの受け答えが真面目だ(笑)。

■それぞ辞世

著名人の辞世の句、門左衛門は"それぞ辞世"という言葉を残したという。
「もしも私の作品が今後百年など残っていたのであれば、それこそが私の辞世の句である」
そしてその作品はしっかり残ることとなりました。
世のこと人のこと自分のこと思うところのもの、それを改めて辞世の句にしたためなくても、作家の場合は自分の作品の中で強く言いたいことを訴えることができます。
そしてそれが広く多く共感を受けたならば何百年も語り継がれることに。
虎は皮を残し、近松門左衛門は名と作品を残したわけですね。


ATOK日本語試験30問、私は78点でした…勉強してないのでこんなものか。
http://www.atok.com/nihongotest/
こうも基礎学力がない場合、物書きするに厳しいところ。

私は何を残せるだろうか。
ここに書いている文章あたりはネットアーカイブの隅に記されるのだろうか。
それが何百年かあとで誰かが読んでくれたりするのだろうか。
ブログのブームを『これほど言葉を発した時代はない』と言われる今の時代に。

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2006.01.12

私的録音録画補償金制度では誰も幸せになれない

いや、JASRACだけは幸せなのかもしれない…

関連:
2006.03 グラフで見る音楽著作権の儲かり度 補償金は確かに減少だが使用料は増収な現実
2005.09 音楽CDの利益配分比率 ネット配信額もあまり安くない。作曲家にいかに金が行かないか

(2006/1/12補足)
時事通信
審議会法制問題小委員会が昨年末にまとめた「課金は見送り、抜本的に制度の見直しを行う」などとする案を基本的に了承し、現時点でデジタル携帯プレーヤーを追加指定しないことを報告書にまとめた。
(私的録音録画補償金制度は、個人がデジタル方式の記録機器を利用する際に著作権者が補償金を受け取る仕組み。権利者保護のため1993年に導入され、機器の販売価格に一定額を上乗せして還元する)

とりあえずIPOD課金はやらないことになったようです。使用料の一方で補償金も取る。しかもJASRACらの管理下音楽がその媒体に格納されるかどうかも不確定なのに。
という一角の侵攻を止めただけですが。私なんかはもう面倒なので使用料を気の済むまで値上げすればいいと思っています。買わないけど(笑)。

(2005/9/13補足)
iTMSjにいち早く楽曲提供したエイベックスのインタビュー
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050912/220987/
さすがにネット配信への理解がおありのようですが、特に印象に残ったのは、アップルを破格なものとは捉えてないこと。「150円とか200円とか安さばかりが引き合いに出されますが、一番安いのはレンタルですから。10曲入りのアルバムを300円で借りたら1曲30円の計算になったりする。販売開始からちょっと待てばすぐレンタルで出回りますよね。だから、安いマーケットという観点からすると、日本は実はアメリカより安いんですよ。音楽配信が始まる前からね」
確かに1曲30円相当なCDレンタルがあったのだから、150円が安くて無理だ!飲めない!とか文句言うコンテンツ提供側はなんなのでしょうね。当然CDレンタルは自社のを禁止してるんでしょうなあ?>反対者

(2005/8/25)
下の続き。さらにJEITAの主張。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/08/25/8896.html
そうそう!配信ファイルはパソコン本体までが許諾範囲で転送先デバイスへのコピーは補償対象とJASRACは言っていましたが、
私のsonic-stageでJASRACな曲を買うと「転送3回」と明記してある。消費者はこの3回までは認められた転送複製であり料金に含まれると解釈しますよね?
なのに、転送先のウォークマンに補償金を別途載せたいと言う?
速報では、本日の小委員会も結局意見はまとまらず、予想通り両論併記のままパブコメにかけられるもよう。

(2005/8/24)
今度はJASRAC側の主張な補償金制度インタビュー記事。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/08/24/8874.html
読むと法律的にも著作権者尊重の点からも正論なんですよねぇ。それ盾にされると…。
しかし「MDがじり貧だから新課金対象を開拓しないと」「HDDのような汎用製品は制度改正が大変なので後回し。iPODがまず先」とかまで言われると…。
・補償金はしかるべき比率で分配してる。上はン百万円、下は1円単位
・レンタルや配信の価格は消費者の手元にCDやファイルを届けるまでの価格。
 それをさらに私的複製する料金は含まれてない。だから媒体課金は重複でない。
・複製権は著作権者の権利。それを勝手知らぬところで複製させるのが私的複製。
 子細を把握できないところだから補償金で補っている。
 その補償金が嫌だというなら、私的複製権そのものを廃し、
 複製権を守らざるを得ない。
・DRMは不完全な技術だ。米国はP2Pがまかり通りすぎていたので
 それよりはマシだからiTUNEを認めたのだ。
・海賊版摘発や著作権啓蒙とかもやっているのでJASRACの存在意義はあり、
 収入全額が著作権者に渡らないのもそうした経費だから

個人の複製をあまり緩くOKしてしまうと、業者なデッドコピーを誘ってしまうので、原則複製全面禁止で条件付きで部分で許可、というスタンスはファイヤーウォール的?思考で理解できないわけではないです。
今日の日経産業新聞のコラムで「iTMSjとmoraの人気の違いは、制約条件をいかに消費者に煙たがられずに提示できるかにあった。アップルは消費者の味方な販売条件だと印象づけることに成功したのだ」とありました。
補償金制度も支払い側がもっと気持ちよく払えるようなムーブメントの醸成といいますか、もうちょっと心理作戦を考えたらどうかと思うところです。
「払わないなら私的複製権を廃止するぞ。元々与奪権はこっちにカードがあるんだ」という口ぶりだからなぁ…


(2005/8/9 日経産業新聞)
『BSAハリマン会長、私的録音補償金強化に反対』
なんとタイムリーな…
来日していた米BSA会長のロバートハリマン氏にJASRAC課金についてのインタビューが。
氏曰く『デジタル課金拡大は不当』だと。
米国IT産業の権益代表のBSAのボスが来ていたのですね。
日本もここに頼らないとJASRACの思うがままなんですよねぇ…>文化庁方面
そんな氏へのQA形式でのまとめ

−−日本の文化庁では補償対象機器拡大を検討中だが
不要で不適切な論議だ。そもそも補償金制度はアナログ録音時代にコピーを抑制できない前提での著作権料の一部を補償する仕組みだった。

−−JASRACなどはデジタル技術で不正コピーが増加しているからこそiPodのような機器に課金せねばと主張している
誤った認識だ。DRMで効果的に不正コピーを防ぐことが出来る時代だからこそ補償金制度は不要だと思う。

−−JASRACなどはDRMと補償金は両立すると主張している
消費者は著作権使用料と補償金と二度払わされている。古い税制のような補償金は時代に逆行している。
補償の対象が広がれば消費者の負担が増え、機器の普及に、ゆくゆくはコンピュータ産業全体に悪影響がでると懸念する。

−−他国の状況はどうか
米国では機器への補償金は無い。DRMで管理できるので作曲者もレコード会社も機器メーカーもみな歓迎している。
欧州の一部でもアナログ機器への補償金制度をデジタルに広げるか議論中のようだ。もしそうなれば消費者に大きな負担となるだろう。

日本では、補償金は確かに減っているが、使用料のほうはCD売上減を着うたとかのデジタル配信が補うようになっています。
買いたい条件が揃えば消費者はちゃんと買うのに(使用料増)、補償金をなんでさらに拡大するんでしょうね。
そうして収入が増えてるのに買った先の媒体に実際に曲が入ろうが入らないだろうが一律課金。入るにも数曲だったり数千曲でも媒体単位での課金。だから利用料は曲数に比例するのに補償は比例しない。
そういえばmoraが曲販売で「媒体コピー:無制限」となりましたが、俺はスティックウォークマンは1台しか持ってないんじゃーです。しかも一部に歌詞ファイルやジャケット絵を付けないし、いい曲はしっかり200円超の高い値段ですし。
ituneでは媒体やCDへたくさんコピーできるのにmoraと売上曲数がダンチなのは、制限を緩めたからってみんなが不正で余計なコピーせずにちゃんと買っているわけですよね?


(2005/8/7)
20050807書くのが遅れましたが、ここ最近の著作権補償論争の動きについて。
いわゆる文化審議会で「デジタルオーディオプレイヤーへの課金是非」が議論されていて、7月28日の会議でも結論は出ず、もしかしたら両論併記でパブコメ募集がなされるかも?という珍しい事態になるとも報道されていました。
お国のパブコメは仕事柄読むのですが、大概は結論が既にあって賛成意見→ご意見ありがとうございます頑張ります。反対意見→こうすることが最良と考えますのでそれは採用しません、という流れです。
そんな中でこの著作権補償の制度は大きく注目されているので、その世論の注目の高さが文化庁の態度を誠意あるものに変えさせることができればよいでしょう。
総務省のをよく読みますが、たくさん意見が集まったのは例のソフバンが煽ったときだけ。それでもPDFで何百ページというもの。
それに対して1000ページ越えとかなるらしい>文化審議会著作権分科会のパブコメ
会の動きやそれへの世間的反応は以下に詳しく解説されていますのでここでは省略。
試されるブログ(北国tv)
2005年07月01日(金)音楽/業界の愚行 法制小委#5 私的録音録画補償金制度自体には問題点指摘の意見殺到、しかしiPod 課金は賛否割れる
これ書いてます暇人#9さんは意見を上げるなど実際に行動もされている中で、パブコメを文化庁にいいように解釈された?ということも過去にあったようですから、会は小手先の操作なぞせず粛々と進めて欲しいところです。
それで日経の記事では、論争になっている要点をまとめてあったので、それで復習しますと、

*JASRAC等7団体は「課金は当然」「むしろ私的複製権すらも禁止したい」
複製権は著作権者の権利であり私的複製はその下で機能しているあくまで付随のもの。
今の反対者の最大の根拠がこれだから、ならばその根拠権利を消してしまおうというもの。
日経の記事ではこれを「吉田茂JASRAC理事長は極論を持ち出した」と評していました
*録音補償はあらゆる媒体に進出。ところがデジタル携帯機器で待ったがかかったのが発端
*議論(課金の無限連鎖拡大阻止)を起こしたのは消費者ではなかった
補償はMDとか音楽用CD−R、DVD−Rとか着実に静かに課金領域を増やしていた。当然のごとく利権団体はデジタルオーディオプレイヤー機器にも課金するつもりだった。
そこに待ったをかけたのがIT業界。
電子情報技術産業協会(JEITA)やビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)は、
「HDDやシリコンメモリは記録汎用品。これに音楽とかの課金はなじまない」「コピー回数制限など作品個体で権利者利益と消費者自由のバランスをとるべきで、媒体一律課金は時代遅れ」
*現状ではがんじがらめの課金状態の娯楽=録音録画
媒体にはみなし補償で課金され、CDや映像にはコピープロテクト。ネットでダウンロード購入すると回数制限。
私的複製の領域まで踏み込んで制限が実際になされている。
ここでさらに再生機器にも補償金をかけられれば消費者は何重の私的利用の自由を侵害されることになるのか。

*現状まとめ
以上のことから、媒体&機器課金なJASRAC組にコピー回数制限だけで他は撤廃なBSA組が待ったをかけたという、著作権ビジネス同士の対立という奇妙な構図が今の論争の元となっている。
日経のコメントとして、業界間の利害調整だけでは済まない、という消費者不在の議論に警鐘を鳴らしていました。
(二者とも、課金そのものには反対してなくて、どこにかけるかを言い合っているだけですよね…)


■私の思うところ

印刷物がコピー機で複製されるとかの侵害があるからって、コピー用紙には課金はしてませんよね。スキャナで取り込んでHDDに保存するからってHDDに課金もしない。
なのにどうしてあの団体はこうも執拗に取り立てるのか。
グラフを見るに着実に私的録音補償金は減少傾向にあり、CDMDの売上低下からこの流れは確実。だから新たな収益源を…って、オイ待てヨ!という感じです。
少なくとも着うたとか携帯ダウンロード数増加でそれでの著作権使用料は増益なんですから。そこにminiSDに課金して二重にとろうというのか?
そもそもこんなことになるのは音楽販売の媒体の不完全さにあると思います。
書籍や映画、コンサートは、本を買ったり劇場に行けば、直接目や耳で楽しめます。
TV放送は電波なので直接は無理だが、TV受像機というコモデティな媒体があり、それだけ買えばいい。
なのに音楽は、アナログレコード、CD、MD、ネット配信、と姿かたちを変えすぎている。しかもCD買ってもそのままでは無理でCDプレイヤーなるものも買わないといけない。しかもCDプレイヤーもテレビのように長寿でなくて世代移行が早く、媒体メディアも録音手段も再生機も混在しているのが現状。
だから「買うのはCD媒体で、聞くのはシリコンメモリ」という消費者の都合は必ず発生する。
そこに著作権侵害を持ち出して、CDで金払ったのにメモリでも金を払えという。
あらゆる媒体を駆使せざるを得ない状況で、その媒体全部に課金する執拗さが嫌われている原因だと思います。
そんなに媒体に複写されるのが嫌なら、自己完結した形態で、スピーカーでの再生機能付きで音楽を販売してもらいたいものです。
雑誌はそれ単体で読めるから複製させない理由になります。なのに今のCDではその円盤を耳に当てても聴こえない。消費者の聞きやすい形態に変換させたくないなら、音が聴ける形で売って欲しいものです。
しかしせこいことに、正確には複写や変換は反対されてないんですよね。「やっていいから金よこせ」なわけで。

これまでの歴史的事実から媒体も再生手段も変動するのが音楽販売ならば、媒体や機器にいちいち課金するのは時代おくれだというBSAの意見に賛成。
コピー回数による制限だけであとは自由な媒体で聴けるようにしてくれるといいなと思います。
クラシックコンサートでの鑑賞は今も昔も楽器は何百年も変わっていないのに、光だのシリコンだのDRMだの騒いでいるのがどっちも同じ音楽だというのが信じられない。
それに侵害侵害言うならCDに補償金きっちりつけてもっと高価にすればいい。音楽を録音されるかもしれない、ただそれだけの不確定要素で金を先に取られるのは嫌ですね。
補償金は返還できる仕組みですが、仮にHDDにも課金された場合、私がHDDを買ってすぐに「VISTAやofficeインストールして使うから返金して」と申請すると、「書き換え可能な媒体ですからー将来貴方が音楽を録音するに使う可能性は残ってますしー」と却下するでしょうね。
使い倒してHDDを破砕したあとでないと申請できそうもない。そんな何年も先まで購入時の証拠レシートを保管しとけとは無茶言うよなあ。

なんでこうも強権を振りかざせるのだろう。
消費者が私的複製したからって法的には侵害扱いですが実害でファイルが1個増えたとたんに作曲者の生死にかかわるわけでも…
そんな強権の作曲者さんや利権団体の人のHDDやCDラックには怪しいmp3もCDRもひとつもないそれはそれは権利的に綺麗なものなのでしょうか…
P2Pの不特定多数配布の取り締まりは別途やるでしょうし、普通に音を楽しむには課金するなとは言いませんのでもっとシンプルにまとめてほしい。
今のままでは3回制限のダウンロード曲を購入すると、媒体が複数個分前払いされているのにそのうちの3個にしか入れられないなんて理不尽です。
普通に音を楽しみたいです…

関連:2004.11.16 JASRACと無料コンサートとの関係
http://ntd.way-nifty.com/blog/2004/11/jasrac.html


(2005/6/22)
お、補償金を奪還した人があらわれました。
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200506210380.html
6月22日(水) 補償金8円の返還認める 「家族撮った」と訴え

音楽や映像作品の著作権を守るため、デジタルの録音・録画機器や記録媒体の販売時に補償金を価格に上乗せしている私的録音録画補償金制度をめぐり、「個人的に家族を撮った映像のコピーで、支払い義務はない」としてDVD−R購入者から出されていた返金請求が22日までに認められた。
 私的録画補償金管理協会(SARVH)が近く4枚分、8円を返す。仕組み自体があまり知られていない上、手続きにはわずかな補償金に見合わない手間がかかるため、1993年の制度開始以来、SARVHに請求した例はなかった。(共同通信)

仕組みはあるが実行しにくい仕掛けになっていて、実質形骸化することを狙ったようなものでしたが、
それでもあえて行使する者もいるだろうとは思ってたのですが…93年以降初めて、というのが。
それに、「ちゃんと返還するという実績を作らせてしまい、徴収を正当化させてしまった」と嘆く意見もありますね。

(2005/6/15補足)
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0506/15/news014.html
経済協力開発機構の調査結果によると
「P2PとCD売上減には直接の因果関係は見つからなかった」
「オンライン音楽事業にP2Pが悪影響及ぼす可能性はある」
という発表があったとか。記事にあるように、CCCDの最大根拠であったところが否定はされてないが肯定もされませんでした。
先日の「HDDレコーダーのCMスキップでの広告市場の損失計算」もおかしいとの批判が出てましたが、
本来リアルタイムで見られなかった人が、HDDレコのおかげで見られるようになった、でもCMは飛ばす、というスタイル、
飛ばされて損失とか計算してますが、そもそもその人は従来はTVを見てなかった人なのですから、CM見てないからってマイナス査定されるのは変ですよね、ふつーに考えても。
総合研究所の統計リリースってプロの仕事でしょうに。


私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない.
(ITmedia ライフスタイル)
またも小寺さんのコラムです。
あの複数ある音楽のなんとか協会に23億円も録音保証金が渡っていながら、その先の本来の著作権者にはいくら行っているやら?
中間搾取のように陣取っているトコロって本来は無くてもよくて、スーパーマーケットの産地直送とか中間マージンは省くべし、と普通は思うところですが。
問屋とかの仲介屋はあったらあったでメリットもありましょうが、そこが自分自身を拡大させるためにパソコンHDDやシリコンメモリに保証金を寄生させようとするのは、ほんとなんとかならないものか。

CCCDを不買で追放できたので、消耗戦なら今後保証金がかかるパーツを徹底的に不買するにも、HDDやSDメモリとかを買わないというのも…。敵もほんといろいろ考えるものです。
同人音楽のSTBさんが「JASRACにちゃんと払ったほうが、同人CDをリリースするのにむしろ気持ち的に楽になれる」とJASRAC管理曲をCDリリースするまでの話をしてましたが、
今回の小寺さんの主張にもあるように、「わかった。払うから、その分音楽を聴く権利をちゃんと行使させてくれ」というのに私も賛成です。
金よこせと隣でねちねち言われながら使うよりは、払って権利を明らかにしてそこから先は気分良く音楽を楽しませて欲しいものです。
個人的には「中間搾取層が消えれば保証金が安くなるか権利者の利益も増えるのでは」と思っているのですが。

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2006.01.09

自治体の93%は電子投票の予定無し

自治体の93%は電子投票の予定無し
2005年12月末総務省発表(8月調査)によれば、全国の市区町村自治体では「電子投票を採用しない」と答えたのは93%だったとか。
自民党のワーキンググチームは2007年参院選での電子投票導入を進めていたが、理解が進んでない状況。

その理由は、
*費用が高い
*システムが信頼できない
*国政選挙で採用されてない

私は特に2番目の『信頼性』が気になってまして、
過去の国内の地方選挙で導入されたときのトラブルの多さにびっくりしてました。
確率的にゼロではないのは仕方ないとしても多すぎ。しかもほとんどがハード的「動かない」トラブル。
特に熱暴走とか聞くと「はぁ?なんで?」となります。
たかがタッチパネルで名前を選んでCFに記録保存するコンピュータが熱暴走するのだろうか。
ベンチマーク走らせているわけでもないし、ビデオカードやCPUに最上級の周波数が必要でもないし。
扇風機で機器に風を当てながら対処したとかの記事を読んで悲しくなりました。
グループウェアやWEBサーバが「熱暴走で某県庁サーバが」とか聞いたことが無いのに。たかが選挙システムで暴走するって、選挙システムってどんな仕様やねん!みたいな。
あまりにも情けないトラブルであり、かつ、頻発させてきたからには、2006年のいまになってもこれだけ不信度が高いのは当然か。
WEBとかメールとかグループウェアとかIT化推進は自治体必須事項になって、データセンター共同化とかシステム共通基盤とか高度化も進んでいる中で、投票システムだけは93%もそっぽ向かれている。

ハードメーカさんも「動かない投票システム」を早く解消…って、
やっぱり私にはたかが投票で熱暴走するシステムって想像できない。
私の自宅パソコンは解析ソフトが一年中常駐して24時間100%CPU使用率で運転してちゃんと動いているのに。アスロンのFX55で22万円なデスクトップ。
投票時間内すらも持ちこたえきれないハードってどんなだ?

情けないなぁ…

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2006.01.06

神奈川県警『半兵衛』システムが難事件解決

コンピューターの情報分析が逮捕の決め手に−。

時事通信:
「半兵衛」が難事件解決 事件分析システム捜査の右腕に--神奈川県警

2004年1月から05年7月にかけ、川崎市の神奈川県警宮前署管内などで二十数件発生した眼鏡やコンタクトレンズばかり狙う風変わりな連続窃盗事件。解決したのは、一人の幹部警察官が作り上げた独自の事件分析システム「半兵衛」だった。
「半兵衛」は管内で発生する事件を管理し、即座に分析するソフトで、豊臣秀吉の軍師、竹中半兵衛にちなんで名付けられた。こうした分析ソフトを使った取り組みは全国の警察でも初めてという。
「犯罪傾向をコンピューターで分析すれば、より効率的に犯人が検挙できるはず」と渡辺道雄警視(51)が10年前に着想。「コンピューターで犯人は捕まらないよ」という周囲の冷笑にもめげず、01年秋、パソコンに詳しい若い署員らとともに分析ソフトの開発を始めた。05年4月に運用を開始。
一連の犯行エリアや目撃情報などを入力すると、「軽トラックに乗った若い短髪の男。特定の幹線道路を使う傾向がある」という分析結果が出た。
分析に従って張り込み、同7月28日、当時29歳の建設作業員の男を窃盗などの疑いで逮捕した。
現在、県警国際捜査課課長代理を務める渡辺警視は「『半兵衛』は複数の署で運用されており、近い将来、県警全体でネットワーク運用することが夢」と話す。一方で「犯人を検挙するのは目撃情報や捜査員の地道な努力。『半兵衛』はあくまで情報を分析するだけ」と強調している。


犯罪のデータマップ活用による統計的手法&GISプロットは、アメリカ州市警で導入され実績をあげており、日本の統合型GISのセミナーではよく引き合いにだされる事例ですね。
(犯罪発生地点をプロットしてGISで箇所を特定は当然で、その時間帯が深夜に集中とかを見出し、パトロール要員を効率的に配備して犯罪発生率抑制に成功とかGISを活用しています)
要は統計学なので、人間だと地理的統計以外にもプロファイリングとか心理学もできるので、このシステムが珍しいとか画期的とかはないと思うのですが、
「ソロバンがあれば人間も計算できるからEXCELいらね」とか言うよりは、素直にコンピュータを活用した方がいいね、という事例にあてはまるでしょうか。
このシステムも当然サンプル数が揃わないと精度があがらないし、サンプルが多い=連続犯罪多発ですからサンプルが多いのは良くない、というのがジレンマか。
良質なサンプルデータを持ち帰り、システムの判断を参考に犯人を逮捕、やはり最後にものを言うのは現場力ですね。

ITシステムはプレゼンでコアコンピタンスとかガバナンスとかすばらしいことを言ってくれますが、そういう効果を発揮するプログラミングとかそれを利用するエンドユーザとか現場レベルでの実際と乖離するシステムなんか作れないし使われないし。(EXCELのピボット分析も使わない人がERPを使いこなせるのか…)
私はプレゼン机上で決定した事項に従って開発する側なので「EAを意識的に厳格に使わなくても完成結果がいいならそれで…」「技術的には十分可能ですがその予算&期日では…」とか、机上と現場の間隙にはまっている日々で、むしろ現場寄りな性分です。


事件は会議室で起きてるんじゃない

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2006.01.01

2006年IT企業カレンダー

(2007/12/4)
2008年の企業カレンダー

(2006/1/1)
あけましておめでとうございます。
早速ですがカレンダーのはなしとか。私は企業が年末に持ってくるカレンダーがお気に入りです。
各社も飾って使ってもらえるように工夫しているわけですが、その長年の試行錯誤?の結果、主力な壁掛けカレンダーは自然風景ものに落ち着いているようです。POPアート&イラストとか絵無しとかよりも。
私も写真が大きくあしらってあるのが好きです。文字が書き込めるスペースがあるものも。
職場でもそういうのが飾られてますし。

そんな各社の営業がしのぎをけずる?今年2006年のカレンダーの一部をまとめました。
私のシュミで選んだのは以下の通り。コメントも私のシュミということで。
今年は全体的にシンプル&良い写真なのが多くて豊作でした。

日立 HITACHI
 日付周りに余白が小さくて暦部のバランスが残念。写真のチョイスは好みです。

NTTDATA NTTデータ
 一番のひいきは電通デザインなこれだったのですが、ここ数年はアートを意識してやたら手を加えたものになっていて逆にケバくて…。今年のも丸くトリミングしてるし、被写体な建築物もイマイチ。昔はWEBでデスクトップ壁紙カレンダー配ったりとか良かったのになあ。2ヶ月で1枚なのもマイナス。

NEC、NTT東日本、KDDI
 スケジュールを書き込めるし、写真も大きいし写真の説明キャプションもあるしでどれも良い

docomo ドコモ
 ここだけアートデザインなオシャレふうですが、やはり風景写真でないと私には飽きるかも。

富士通
 ここは『世界の車窓から』シリーズで毎回良作。鉄道好き&番組好きにはベストでしょう。

↓スナップショット
2006年企業カレンダー

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