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2006年2月

2006.02.21

栃木:東武宇都宮百貨店大規模改装で高級路線へ

下野新聞に来月2006年3月に行われる東武デパートの改装の全容が載っていました。
・郊外SC(ショッピングセンター)との差別化で高級路線
・栃木県初ブランド20個を投入
・閉店時間を19:30まで30分延長(月〜木曜)
・対象床はB1F〜2Fの服飾と食品
・投資額17億円
・ルイヴィトン増床、宝飾品時計も取扱開始
・県内初でコーチを開店
・洋菓子アンリシャルパンティエ、和菓子鶴屋吉信を開店。食材も高級に取り揃える

これらの戦略は、新聞では「宇都宮市市街地から西武やロビンソンが撤退し、もはやデパートのライバルは市街に居なくなったため、対抗を郊外のSCに移したゆえの方針」とあり、都市型百貨店の戦いだと締めくくられていました。
が、
東武宇都宮駅と一体なデパートで、JR宇都宮と離れるので、そっちの人の流れを呼び込むのは大変だし、
そもそも仕事帰りに買いやすいように延長って、それでも19時半で閉店するのは早い。この前オープンのララスクエアは21時過ぎまでやってるのに。
それに高級路線って「じゃあ会社帰りにちょっと東武に寄ってコーチのバッグ買っちゃおうかな?」って思うものなのか?(^^;
だいたい東武宇都宮駅って庶民駅で学生とか多く、周りには高層ビジネスビルとか無いし成金やセレブな人が居るようにも…。
上野百貨店とか西武デパート、109とか無くなって半分は空きのまま、入っても小規模テナントの集合体で、もはや総合デパートは確かに消えてますが、それって別に東武デパートの攻めの勝利で追い出したわけでもなさそうな…

東武は当然この改装により売上増を見込んでいるわけですが…商売のプロですから根拠があって高級路線に転身するのでしょうが、新生のララスクエアも県内初の高級ブランドいろいろ入りましたが特に賑わっているわけでもなし。
そうそう、ララスクエアの地下にも高級食品スーパーマーケットがあるのですが、高級なので特売とかしないのですよね。箱のまま積んでカップめん99円!とかしない。(総菜の30円引きとかはしてるが)
高級路線は日常購買に相対するものだと思います。

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2006.02.17

新聞謹告:GISは伊予エンジニアリングの特許だった?

(2006/2/17追記)
知財判決をみると、特許無効の申し立てはあったようですね。超次元空間情報技術株式会社というところが。
それで一旦無効になったが伊予が異議申し立てして、やっぱり有効となっている。
無効を訴えた側が「定義が曖昧」という表現不備で攻めたため、反論で「良く読めば説明はちゃんとある」とされて無効の訴えが退けられたもよう。(H17.7.19)
あと、却下された判決では、GPS系の移動体追跡なGIS。特許を認めてくれないなんて嫌だとここでも異議申し立てしたが(伊予が特許庁を訴えた)、
「既存データベースに記憶されている文字情報を用いて,その文字情報を,対象物の座標情報に対応させて付与した管理コードにより対応付けて登録するようにすることは,当業者が容易に考えるものであるといわなければならない」
という理由で知財も退けた。(H17.10.13)
知財判決データベース→

「容易に考えられる」理由で移動体GIS特許がだめなら、既存の特許も同じ理由で無効になりそうなんですけどね。
伊予は他のGISと違う要は「GISから既存データベースを呼び出して利用するので、既存DBの有効利用ができるところ。他のはGIS本体にDBが付いていてGISに依存した形態だ」と繰り返し主張してました>判決文読むに
既存DBとGISを繋げるためにGISに『管理コード』をつけるのが要で、他はこの工程が無いと言っています。
じゃあ
先日の謹告の「多数特許侵害が見受けられる」では、インポートしてGISに取り込むスタイルだと抵触しないし、GISにしか解釈できない専用データ形式でも抵触しない、外部にデータを取りに行く機構が特許ということか。
外部ファイルを読むにはGIS側にインデックスなキーが必要で、こういう関連付けはGISに限らずMS-Accessのテーブル間だってやってるしODBCドライバで外部データにもアクセスできる。
そんな思想が、GIS限定で特許になるというのがわからないなぁ…


(2006/2/16)
伊予エンジニアリングの特許 MAPIN 
なにやら今日2/16日経産業新聞囲み枠で『謹告』を出している企業があります。
出稿は愛媛県松山市の伊予エンジニアリングという会社で、内容は
「最近当社の特許を侵害しているGISのシステムが多く見受けられるので警告しておきますね」というもの。
その特許とはMAPIN(マップイン)というGISアプリで、特長特許として以下のような「発明」があるという
http://www.iyoeng.co.jp/patent.html
1*画像(地図や設計図)の任意の位置座標それぞれにデータを関連付ける
2*データを登録するときに文字を付加、その文字列を検索キーワードにして呼び出せる
3*関連付ける先は既存のデータベースそのまま、既存資産が有効活用できる
4*画像と文字を合成できる

これらってこの会社が日本初で発明した画期的なアイデアだったの?
1番はクリッカブルマップでGISでないWEB&html黎明期からあったし
2番はメタファイルを蓄積して目次となるクリアリングハウスであり、GISの根幹
3番は主題図と呼ばれる地図上に結果値や統計をグラフとかビジュアルに表示する機能はGISの基本であり、単純に加工無しにデータが表示される時代は終わってるくらい
4番はレイヤーの概念では当然の機能でGISでなくてもWORDだって画像の上に文字を重ねられる時代

とまあ、これらの特許を取得しており、そういう機能を持っている他社GISは特許侵害であり、そういう侵害製品を使うエンドユーザもいかがなものか、
という謹告を新聞に掲載しているわけです。
確かにその「発明」は特許を取得してるようですが、これらの機能はGISでは当たり前というか、特に現行の高性能な「統合型GIS」には必携機能。
今どき地図を表示するだけでは仕様不足であり、地図でないデータとの連携、データを円グラフや棒グラフで主題図として可視化、画像の上に文字を重ね表示、データ登録時にはメタデータを付加してインデックス化は当たり前中の当たり前な機能。
それが四国の会社の特許だったとはねぇ…知りませんでした(苦笑)。
この特許に抵触しないのは、呼び出す情報が音声のときぐらい?(やたら文字情報を強調しているので)

まぁ、こういう特許が成立するのを見逃していたGIS他社も問題がある気もしますが、実は有名各GIS会社は伊予の発明にインスパイアされて&ライセンスを受けて今の統合型GISを開発しており、見逃しでなく、その発明提供にむしろ感謝してるのだろうか…。

この前の一太郎のアイコン特許は裁判で無効却下されましたが、
今回の謹告は、明らかに世の中の競合GISプログラムへの宣戦布告。
『当社のMAPINに類似した他社のシステムが多数見受けられます。関係各位、特に金融・行政関係者のご配慮をお願い申し上げます』で締めくくられており、
エンドユーザ、特に公的機関ユーザをまず揺さぶることで納入業者を間接的に…という典型的ないやーな感じな攻撃手法です。
(似たような手法で、日立のプロセッサが侵害してるという理由でそれ搭載のドリームキャストのほうを輸入差し止めさせた半導体メーカーがありましたっけ)

さて、この特許が有名GIS会社に既にどれくらいライセンスされているのか。
あまりされてないなら大手が共同で反撃に出るのでしょうが…
やっぱり一番に思うのは『特許庁はなんでこういうアイデアでも特許を認めるのかよ…』でしょうか。
そして二番目に、特許を盾にするにもこのやり方は『感じ悪っ!』というイメージ。

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2006.02.08

陸自×九州電力=自衛隊西部方面隊特殊車両空挺団?

これは頼もしい&かっこいい?なんか吊られている姿がかわいくもある(笑)九州電力と陸上自衛隊西部方面隊

この度九州電力は陸上自衛隊西部方面隊と共同連携し、発電車両を陸自大型ヘリで空輸する実験を熊本の演習場で実施し成功させたそうです。
これは車両に特殊な吊り上げ器具を取り付けそれでヘリで吊り上げる方式。
この特殊器具は特許申請中。
普通にワイヤで吊り上げればよさそうですが、車は水平方向とタイヤという下側からのプレッシャーには対応できても、吊られると車両の自重からシャフトとか曲がる危険性があるのでそれを保護する仕組みが必要なのでしょう。

こういう自衛隊と電力会社が組むのは、災害発生時の復旧のため。
昨年の台風で道路が寸断され復旧に5日間かかった。
そこで電気の供給と電線の工事を速やかに行うために工事車両を吊って現場に運ぶという作戦なわけです。
これで二日で復旧できるようになるとか。
この方式で発電機車と高所作業車(ゴンドラ車)が運べるようになっています。
ただし大型ヘリで運べるのは低圧発電機車(5.5トン)までで、
今後は7.8トンで広範囲に供給できる高圧電気車を軽量化して空輸できるよう研究するという。

空挺部隊で現場上空から投下開始するのは兵や戦車だけじゃないってことで。
さすがに装甲車や軽戦車にパラシュート降下させるように電源車は降ろせないですし、
輸送機は滑走路が要りますし。だからヘリで吊って運ぶのがベストでしょう。

新潟地震では電話局インフラが寸断、局舎自体は地震対策あって倒壊を免れても自家発電が燃料途切れる事態になっていました。携帯電話だって鉄塔が無いと通信できませんし。
ところが道路寸断で移動基地局(無線通信中継車両)の派遣もままならず、そういう場所には燃料やバッテリーを担いで山を越えて局舎復旧していたのが記憶に新しい。


いつもお疲れさまです。ありがとうございます。

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2006.02.07

NTTが救った東証CIO、公募するも応募者ゼロの窮地

これがまさに『火中の栗を拾う』ってやつでしょうか。

- nikkeibp.jp - 企業・経営
NTTが救った東証CIO、公募するも応募者ゼロの窮地


トラブル続きの東京証券取引所に2月1日、CIO(最高情報責任者)としてNTTデータ・フォース出身の鈴木義伯氏が就任する。
昨年12月に東証の西室泰三社長兼会長が突然発表した「CIOを公募」という異例の人事は、約1カ月であっさり決着したように見える。
だがその舞台裏は、応募者が誰もおらず、西室会長自らNTTに依頼してようやく決まった難航人事だった。しかもNTT内でも「誰もやりたがらない」(NTTグループ幹部)という状況下で、関係者が奔走して決めたドタバタ劇だった。

ただの偉い人を招聘しても実効性がないので、偉い+実績+第三者な資格もあるという人材が必要。そんな人がいたら東証に派遣せずに自社に置きたいでしょう(笑)。
今回はデータフォースの社長さんなのですから、その自分の城を離れてまで救援に行く心境察してあまりあるところです。
国際監査資格もある実力のある人を社外に出すのは人財的損失で痛いところ。

記事では「これでNTTデータが東証に食い込めるビジネスチャンス」と書いていますが、実際はそうはいかないものです。
大手IT企業の人ならおわかりでしょうが、大手ベンダーは開発で官公庁にお伺いするのとは別に、社員を公務員として官公庁に派遣、逆に公務員を社内に受け入れて社員として従事させる、という交流人事をやっています。

総務省2005年の交流状況
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050330_4.html

さすがにCIOレベルでは滅多にやりませんが、お付き合いのためにお客様にノウハウを提供貢献するという、江戸時代の参勤交代な習慣があります。
「これで大手ベンダーが有利になるのだからずるい」と言われそうですが、実際はそのように後ろ指さされるので自重するのが実態かと。
自社が職員派遣した部署では自社のシステムの売り込みは消極的になってしまいます。その社員出向がいかに社会的貢献で儲け主義でないという自社の懐の広さをアピールするためには、営業をセットにできないわけです。
派遣社員は公務員職員の名刺&身分で従事し、時にはライバル会社の提案システムを審査することもあり、当然職員になりきって出向先の最適ソリューションを求める行動をとります。イジワルとかせずに。
(イジワルせずとも無責任な営業には反撃を。MSaccess97当時の業務アプリをXPで動かすに改造何百万円とか言ってくる。「へぇ、じゃあなんでaccess97のmdbはXPでそのまま動かないの?」と返すと答えられない。そういう用心棒?として公共団体は人材受入したりしてるわけです)
そういうふうにできるのも、大企業からの派遣だから自分ひとりがライバル会社に有利に融通したところで自社から文句は来ない保証があるから。
ライバル会社も「なんで職員の中にやたらITに詳しい奴がいるんだ?これはうかつな事言えないぞ」とか緊張してくれる&騙せない効果もあり。
官公庁以外でも、外郭団体や地方公共団体でもそういう人事交流をやっています。
程度は小さくても民間同士の交流もあります。
外国から日本企業に技術研修に来ますが、あれもタダ当然で外国に技術を渡しているわけですが、国家間交流として特許や国際競争とか言ってられない事情があるわけで。
なのでライバル企業でも敵対視ばかりしてなくて部分的には社会全体のために協同したりする。

NTTグループもそういう交流の伝統があるので、
あんまり旨みがない、いや、逆にリスクが高いだろう派遣を今回OKしたんでしょうね。
元から証券システムに強いわけじゃないし、東証のシステム作るとなったらNTTの名誉にかかわるので採算度外視してでも完成度を非常に高める必要があるし。
CIOの下には何人かNTT社員を付けて派遣するらしいですが、彼らの給与は東証が負担するとしても、CIO活動でつぎ込むノウハウやマンパワーはNTTデータ側の手弁当自前持ちになるんでしょうねえ。

最上級人材提供による機会損失&儲からない話ですが、そういう話も請け負うことで社会的貢献し間接的に自社のアピールになる。そうしたまどろっこしい活動ができるのも大企業ならでは。
私も、とある身分で活動しておりますので、今回の話を「うわあ、大変そうだなぁ」と人一倍感じている次第です。

今の東証社長さんも東芝由来なわけで、東証自体に本当に自力で責任取れる人材が社内に居ないの?というところからして東証の体制の弱さが垣間見え、そんな組織に重要システムを任せている日本も…。
あまりにも心許ないのでITベンダーや証券会社もゆくゆくは自分のためにと協力しそうですが、まさかCIO公募がゼロだったとは。

拾おうとしている火中の栗は、炭化しちゃっているので誰も欲しがらないのかもしれない…

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2006.02.01

AceCombat04 ShatteredSkies

ゼロの発売が近い2006年です。
海外のファンサイトに設定資料集が掲載されているのですが、エスコンのおもしろさはそういう世界観づくりのための細かな設定が施されているところにも。
http://www.shatteredskies.net/mosketchesart.html
というかどっからこれだけの資料集が?書籍が出ていたのかな。


(2004.10)
エースコンバット04 シャッタードスカイ
acecombat04&FlightStick1&SOFTBANK攻略本
ナムコのこのPS2フライトゲーム、私のお気に入りのシリーズです。
プレステはこれのためだけに持っているようなもの(笑)。
写真にあるのはホリの04専用のジョイスティックとソフトバンクの攻略本。
これらが揃うと十二分に楽しめます。
さらに、CD2枚組サウンドトラックも揃えば完璧。
ゲーム本体はベスト版な廉価があるのでお買い得。

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