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2008.06.22

交通Font:駅の修悦体と高速道路ゴシック

(2016/9/14)
ふたたび佐藤修悦さんがネットの話題になっているのを見かけました。
まだガードマンのお仕事を続けられており、現在、再びJR新宿駅を担当配属になり、工事エリアで再び案内のフォントを製作しているようです。
新宿駅の「ガムテープ案内表示」を作りだした佐藤修悦さんインタビュー !『修悦体』はこうして生まれた - ロケットニュース24


(2013/9/28)
新宿駅大工事のトピックのひとつで佐藤修悦さんがヒーローとして紹介される。
NHKプレミアム『探訪巨大ターミナル』9月28日放送を見ましたが、いやはや本当にすごいですね駅の規模。
JR新宿駅中心の話でしたが、1分間3000人、一ヶ月で日本総人口相当の利用、列車も1万本発着/日、地下街とか出入口が複雑多岐。
2000年台のJR駅改良工事、私は過密利用や老朽化での工事と思ってたのですが、一番の目的は耐震のため上にかぶさる跨架橋道路が崩壊して線路とか潰されないように安全対策だったのですね。
工事中の利用混乱の解消立役者として佐藤さんがゲストで呼ばれていました。
まだ駅ガードマンで現役で、今は秋葉原駅だとおっしゃってました。修悦フォント貼ることはあるのでしょうか。
工事は今は一応完成で、今後は2020年に向けて東西貫通地下自由通路、広幅のやつを計画してるとか。

探訪 巨大ターミナル 2013年9月28日(土)BSプレミアム 後9:00〜10:59
「世界の駅の乗降客数トップ100を見ると、実に80以上が日本の駅であるという事実が浮かび上がる。谷原章介演ずる架空の「新駅企画チーム」のリーダーが、愉快なスタッフたちとともに、VTRドキュメント+ドラマで、乗降客世界一の新宿駅と、大改装が行われた大阪駅、そして100年の歴史を誇るニューヨークのグランドセントラル駅の魅力を探る。日本の文化と土木技術がつまった巨大ターミナルの魅力と不思議を堪能する!」

番組の中で他に興味深かったのは、JR大阪駅の改装。
動く歩道、自動改札、複数硬貨同時投入可能な券売機とかを日本初で大阪で始まったくらい「せっかち」な大阪ではスピード重視な施工を紹介してました。
通常1年半なところを76時間で工事をしてしまう驚異的なスピード。確かに新宿に比べて速い改装の印象でしたが、この裏には、技術的な工夫や、訓練と熟練したメンバー参画があったのですね。


(2008.6.21)
開業した東京メトロ副都心線に乗ってみたら遅延してました。
http://ntd.way-nifty.com/blog/2008/06/post_2189.html
遅延は開業当初から今後も続くのでしょうか。
さて、6月にJR大塚駅構内で工事現場にフォントを見かける。
2008年06月JR大塚駅の修悦体ゴシック??
修悦体ゴシックに似てますが、佐藤さんの作品なのでしょうか?角の丸めかたとか違う気がするし、現場でこれだけが凝ったフォントになっているがいったい誰が。
そういえば、佐藤修悦さんのそのフォントで専用公式サイトが出来ていました。
http://shuetsu-tai.jp/ 修悦体[Shuetsu-tai.jp] リンク切れ
ELTのPVに参加してるようです。あと映画『まぼろしの邪馬台国』題字も。
邪馬台国と言えば、存在位置を長崎県島原とした宮崎氏のことを映画にするのですか。これ昔読んでかなり説得力のある論調で島原論で決着かと子供ながらに思ったのですが、教科書も学会も無視。それよりか宮崎氏の奔放すぎる人柄を糾弾する本が出てきて、実は考古学者としては…と物議かもす展開に。
今度の映画はそうした糾弾に反論するいい人柄を訴える映画だそうで。
佐藤さんは騒動とか知った上で仕事引き受けたのでしょうか。


(2008.3.29追記)
■修悦体ゴシックの動向
去年にJR新宿駅で話題になったこのフォントは今度は日暮里駅に出現というニュースが続報されていましたが、そのさらに2008年になってからは京急蒲田駅に移動出現しているという話題が。
やじうまwatch 2008/03/25「工事中の京急蒲田駅に、ガムテープ文字「修悦体」の新作登場中」
そこで紹介されたリンク先 京急蒲田駅にガムテープ文字「修悦体」があった  *mohri++
蒲田なら通勤途中だなぁ…とわざわざ見に行くつもりなのか自分(笑)。
しかしパソコンの中や書籍のフォントと違って時間と場所が限られているなんて人のように生きている感じもします。

■修悦字体のデジタルフォントデータ
下で紹介した、ばんかれ氏によるTrueTypeFont化(今ならttよりもotfか)計画の中に実は修悦体もあるようです。
実現なりますかどうか。
普通に考えれば、実際の案内板から起こしている高速道路ゴシックよりは全文字を得られる(作ってもらえる)可能性が高いですが、
佐藤さんの稼働を考えると簡単でないですし…
修悦体ゴシックフォント京急蒲田駅


(2007.7.25)
デザインだけでなく実用性、特に交通標識としての視認性を考慮したフォントというのはおもしろいですね。
それに着目している人もちゃんといるわけで。

■GD高速道路ゴシックJA 
高速道路の標識で使用されているフォント、あれをTTフォントにするというプロジェクト。
コミケでもファイルが配布されています。
http://www.hogera.com/pcb/font/
同じところに「ちばフォント」とか「医薬品フォント」「総合家電店風フォント」というのもあり、これまたおもしろい。
しかし高速道路の文字は法律で規定されたフォントであるが道路公団ごとに違いがあるのも興味深い。道路公団単位で自前のフォントデザインを抱えているのでしょうか。

■鉄道案内専用!?修悦体ゴシック
スラッシュドット ジャパン | ガムテープによる独特なフォント「修悦体」
これは実用面ではすごいフォント。確かに改めて思い返すと新宿駅にありましたこの字体が。
それがちゃんと系統だてて設計された字体でありしかも誘導員の佐藤修悦さんが個人的に制作しているという。
デザイン訓練とか受けてなくて我流でここまで考えること、誘導目的なのにカーブRの手間とか惜しまないこと、そしてなんといっても誘導の用にしっかり足りているデザイン性がすばらしい。
ガムテープだったとは。ペンキかと思ってました。
工事現場、しかも駅限定で現われて、さらに期間限定で消滅するフォントだなんてちょっとロマンチックです。
人々を導くためだけに生まれた限定版なフォント。街のポップアートとも言えるかも。
絵画は美術館で飾られて鑑賞されますが、このフォントは労役に供されるだけ。でも考えようには美術館来訪者とは比べ物にならない人々から観賞されているアートかも。

■関連過去ログ
2004.07 タイトルライターという職業
 こちらは映画字幕な佐藤フォントの話題

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