カテゴリー「ウェブログ・ココログ関連」の投稿

2009.06.14

ココログ不調もTypePad高性能を宣伝、「ブログネタ」不要

ブログ関連記事一覧 ブログシェアとか使い勝手比較とか

(2009.6/9)
投稿ペースを見ての通りココログにはあまり投稿してないので、エラーに遭遇する絶対数が減ったと言える。
数をこなしてないので予想だけですが、たぶん対障害性も良くなったのでしょう。
以前は投稿ボタン押したらエラーで今までの苦労が!とかあって、書き込み途中の文字列をサーバが覚えていてくれるという機能も今では付いてます。
ま、そんな機能付けるなら書き込みを確実にしてほしいですが。
2009年になっても遭遇したエラーは、画像の複数投稿失敗ぐらいか。数減らしたらうまくいった。

そんな最近では、『投稿管理画面の右サイドに現れる、ブログネタ(コネタマ)とニュースが邪魔』です。
不具合じゃないが、こうもしつこく投稿時にアピールしてくる必然性がわからない。
そもそもバトンとかお題とか、当人が本来は書く動機が無いところを無理やりに投稿させて誰得というのだ。
しかもブログネタが「好きな蛍光ペンの色はなんですか」とか平凡すぎる。
その同じネタで投稿が並んでいる様は画一的でなんだかなあ。
書く側もココログの策略で中身はどうでもいいから書いてもらってコンテンツの総量を増やそうとする企画に操られているのではないか。
私もこうやって反応しているので同類ですね…。
ブログネタは、お題についてメール送付してくるし、サイドバーでは「未読メッセージ○件」とか赤字で目立って何事かと思えばブログネタの運営の単なるお知らせ。
錯誤まで使ったこの誘導のしつこさがヒドイ。ココログの管理画面に出すのはやめてほしい。右だけじゃなくて中央にもお題を表示しているのだが、それは最小化できるようになった。苦情が多かったのか。それでも右ははずさないし中央のも最小化しただけ。

■ブログネタを排除するCSS

そこで人気なのが、うっとうしいテーブルだけを表示しないCSS。
http://furyu.tea-nifty.com/annex/2008/11/css-2d4e.html
(風柳亭: 【ココログ】管理画面のサイドバーなどを隠すCSS設定)
ブラウザの持つ、ユーザースタイルシート機能を使うアイデア。ココログ投稿者じゃないとこの長年のうっとうしさは分らないでしょうが、こういうのが登場するくらいというわけです。
ブログネタとコネタマを拒絶する
コネタマの管理画面で案内メールを止めるにも、設定のタブがわかりにくい。ログイン後の画面中央にある。
案内止めてもメッセージというのが止められないけど。

2009.6での改善要望自分メモ
*記事パーマネントURLに日付を含むのやめて。日付を更新するとリンクも変わる
 記事日付を変えるのにカレンダーをクリックでなく直接入力させて。3年ぶりだと36回暦めくりだ。
 記事下に関連記事が自動でリンクされるが、全部の記事じゃないし廃棄記事が混じってない?
*記事日付を変えてURL変えても旧記事がサーバに残ってる。検索の人は古いほうに来訪する。
 古いのを削除するツールが欲しい
*投稿画面で画像を投稿すると、/uncategorized/フォルダに強制保存は不便。
 アルバムという機能が別フォルダにあって、1枚ずつコピーしないといけなく不便。
 アルバムを投稿して「この写真で記事を書く」とか連携は他社ではできてるのに。
*アルバムに投稿するとデスクトップスクリーンショットのように大きなサイズは強制縮小される。
 1Mバイトまではアップしていいルールなんだから容量良ければリサイズまでするな。
 uncategorizedフォルダだとリサイズしないので、(なして??)
 そっちに投稿してアルバムにコピーするという手間かけて対応中。とほほ。


(2006.6/25 22:20)
これを書いている最中にも何度かサーバ無応答、重い。なんだかなあ…

(2006/6/20のITmedia記事)
ITmediaの記事でココログの相変わらずの不調が伝えられていますが、そこで「2006年4月で会員22万人 typepadでは世界的に大規模ユーザ数」とありました。

シックスアパートでは最近yahooとかでTypePadの宣伝バナーを貼ってますが、私はブログの中で使い勝手が悪い部類に思っているTypePadにどんなアドバンテージがあるのかわからないですよ?(笑)
宣伝ページ見ても、それが他社ブログに無いアドバンテージには思えないですし。
スパム防ぐとか、サーバ安定性があるとか他社でもやってるでしょ。
タイプパッドのプロモーションのページ。他社ブログに無い良さを謳ってますが…うーむ?
http://start.typepad.jp/promotion/other.html

それよりもモバイル対応となってるのに、ニフティのココログは携帯から閲覧できないのは不便。
それどころじゃないでしょうが、TYPEPADの機能アップがココログに届かないのも悲しい。
→ 一年後の2007年に携帯対応

それに
*記事のURLに日付が含まれるので更新するとURLも変わる=誰かリンク張った人は古い日付のURLにアンカーしたままで更新記事に気付けない
*記事日付を変えるのに暦をクリックして日付を探すのが面倒。1年ぶりに更新するなら12回めくるはめに。他社は「今の時刻を設定するボタン」一発なのに
*自分の記事を新記事に引用したくても、その過去記事のパーマネントURLが編集画面でわからない。別窓でブログを開いて探して(検索画面も無いので探すのが大変)パーマネントURLを見つけてコピペしてHREFタグだなんて…。編集中は日付でないid=xxxxというURLで各記事を管理してるので、その二重管理の弊害か?

会員数が国内最大手でないのになんで、サーバ不安定スイマセンになるのだろう?
スパム業者だって、狙うならライブドアやアメーバに向かえばよさそうなのに?
そこでやはりココログが狙われやすい弱みがあるんでしょうかねぇ?他社のアンチスパムを踏襲すればいいのに。
本家TypePadの新機能を早く導入してほしい。アクセス解析とかココログは現状のスケジュールもままならないから新機能追加までは無理なのか…

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2009.05.20

@niftyニフティの会員数とシェア

(2009.5.20追記)
プレスリリースで「会員数○○○万人突破!」とか言わなくなって久しいですが、
さすがに決算発表資料には報告があるので、そこからニフティの会員数契約者数が見えてくるかも。

■OCN 2009年5月発表
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20090513g.html
「736.7万契約 1570億円」
737万の内訳は不明ですが2007年のニュースにあった比率を適用すると
「2月19日で600万契約となりました。全契約の8割を占めるブロードバンド(光サービスおよびADSLサービス)会員数の伸びは著しく、光サービスにおいては約220万契約となりました」
→ADSL44%・光36%・他20%、
今は光が逆転してると想定し

330万 FTTH会員数
260万 ADSL会員数
147万 上記以外サービス利用アカウント数
------
737万人 売上1570億円

■@nifty 2009年3月発表
http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/090128003455/1.htm
平成21年3月期第3四半期決算短信(連結)
「2008年12月末現在のFTTH接続会員は106万人、ADSL、CATVおよびモバイルブロードバンドを含むブロードバンド接続会員数は175万人」
「Webサービス分野ではサービス利用会員数は686万人、ブロードバンド接続会員を含む会員総数は861万人となりました」
「広告・マーケティング事業の売上高は3,435百万円、Webサービス・ネットマーケティング分野全体の売上高は7,817百万円となりました。」

106万 FTTH会員数
069万 ADSL会員数 646億円
686万 上記以外サービス利用アカウント数 44億円?
------
861万人

私の概算では以上のような相対規模予想。ニフティは回線会員数は少ないが、今はサービスコンテンツプロバイダとして会員数は集めているようです。ココログとかコミュニティとかに単発でアカウントを持っている人が多いのか?
とはいえ月額単価規模が違うので回線会員数の多いOCNの売上が上ということに。
ブロードバンドは、回線業者が光ならNTTでADSLならイーアクセスとかだいたい同じなので料金も横並び、それでも会員数集客に差が出るのは回線に乗るサービスでの満足度なんでしょうかねぇ。
確かに私の周りとか家族はOCNやヤフーに入ったんですよね。
まだ私はしばらくはニフティにとどまることにします…。


(2008.5.5追記)
今年に入って、OCNがTVCMで「ISPナンバーワン」を謳っていたのが気になっていたのですが、あれの根拠は第三者調査会社のデータようです。

2007年11月発表 MM総研調査 ブロードバンド加入件数は2,778万件。FTTHは1,000万を突破
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/21/17602.html
この中で、FTTHのシェア一位はNTTコミュニケーションズ(OCN)、ADSLはヤフーBB、総合ではOCNだとの発表。
ニフティのシェアは(今後の成長分野の)光回線で4位、グラフで見ると1位の1/3しかない。
ニフティの決算短信(2008.3月期)によると
「当連結会計年度末のブロードバンド会員は前年度末比3万人増の168万人、FTTH接続会員数は96万人」
「これまで会員のご利用形態の違いにより異なっていた会員呼称やサービス内容を「@nifty会員」に統合し、会員総数は前年度末比167万人増の755万人」

■とうの昔に一番でなくなってた会員数

2006年の日経新聞の報道420万人はどうみても「アカウント会員」です。ありがとうございました。
このうち有料会員はいくらいると言うのか。日経も怪しい報道したものだ。ISPグラフには出典が未記名だったし。そんなアカウントで発表でいいのなら、yahooやinfoseekがもっと上でしょう。
回線契約なブロバン会員は168万人だそうで。2001年当時の494万人とは隔世の感。
(総会員数へは正確にはナローバンド会員数を足してあげないといけませんが>168万)
なんでここまで…を考えるに、サービスがどのISPでも同じと仮定した場合、入りやすさの面で不利なのでしょう。
例えば家電量販店のパソコンコーナーでブロバン加入ができるのは、ヨドバシだとフレッツ、ヤフー、OCN、光ONE。サービスカウンターで相談しながら加入できる。
実は友人知人でまだネットに加入してない人はいるわけで、彼らに私と同じニフティに加入させたいのに店頭で気軽に申し込めない。
ニフティWEBでの申し込みは彼らはネット環境が無いし素人に電子申し込みは大変。
ニフティのサイトでは加入用紙が店頭で貰えるとか案内はなく、電話か郵送しかないようだ。
こういう状態では新規加入が多く見込めないのは当然か。TVCMも見かけないし。
このココログの使いにくさ最悪とか私もサービス面で一番いいとは思えませんが、似たり寄ったりなので「ま、いいんじゃない」と思っているが、こうも加入しづらい環境だと勧誘もできません。
実際、私の弟はOCNだし、妹はyahooBBだし。あれ?友人でniftyってどれだけ居たか…


(2006.03)
ニフティは2003年頃から総会員数を非公開にしていますが、OCNあたりには既に抜かれているのではなかろうか。MSDOS&win3.1時代だとnifty-serveの天下だったのに。
ブロードバンド会員比率から推測すると、ブロードバンド会員数が少ない=全体の会員数も少ないのではないか?
今どきダイヤルアップ会員が大多数という時代ではないだろうし、月数百円なIDだけの会員も多いだろうがそれでは収益低いからそんな会員が増えても儲かりには直結しないだろうし。
となると唯一、ニフティが公表しているブロバン会員数は他社と比べて勝ってないし、勝っているなら「ISPナンバーワン!」と常に自慢しているだろうし。

■それでもニフティがISP日本一なのか?(2006/3/24日経新聞)ISP国内プロバイダーシェアグラフ
そんな中で新聞記事が。ニフティが一位だという日経の記事。「ニフティ約420万人」で一位らしい。
グラフでは2004年実績としてシェアは、
14.1% ニフティ(@nifty) 420万人
12.8% ソフトバンクBB(yahooBB) 381万
12.0% NTTコミュニケーションズ(OCN) 357万
11.2% NEC(biglobe) 334万
07.6% KDDI(dion) 226万
42.3% その他

となってました。しかし毎年発表してるOCNは2004年に有料会員400万人だったはず?
それにグラフの出典ソースが未記載なので誰が作った数字なのかが不明。日経調査?
日経新聞に「そのグラフの出典はどこですか?OCNが公称数より少ないですね」と照会メール出したのですが返事無し。
http://www.nifty.co.jp/company/history/
ニフティ沿革のページでは、2001年に500万人を自慢してましたので、現在が420万人なら減少していることに。
(正確には2001年10月22日に、@nifty会員(接続会員)および数万人程度のCombo会員(コンテンツ会員)を合わせ会員数500万人を達成したと発表。ニフティは2001.9末で494万人と当時の記事多数)
減少に転じたタイミングで会員数を非公表にしたようですねえ?


■ocnの場合(2005/10/26追加)
会員数500万人、ブロードバンド(ADSL254万+FTTH80万)約334万人
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/11538.html

■so-netの場合(2005/10/27更新)
ソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)の2005年9月期を発表。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/10/26/9634.html
売上高105億4,500万円。
会員数281万人。うち、ブロードバンドは73万人

■ニフティISP業績(2005/8/30日経産業新聞)
インタビュー記事で古河社長が答えていましたが、最近の光接続で業績が停滞から上昇傾向になったとか。
・売上660億円の水平飛行だったのが2006.3は+10%の見込み。
 要因は光会員増による。利益率は5%。
ブロードバンド会員数120万人(2005.6)
 光会員30万人。2006年初頭に40万人見込み
・売上の15−20%が接続以外のサービス収入。123億円。
 セキュリティ、IP電話、広告、コンテンツ販売等
・ココログについて「事業化のメドはまだだ」


■プロバイダーアクセスポイント廃止とダイヤルアップユーザ数(2004/4/7)
ブロードバンドが進む中、実はまだまだモデム派が多い?
しかしISP側は清算に入っているようです。以下はこちらに。
http://bbs3.otd.co.jp/305696/bbs_plain?base=5944&range=1
(そこでは他に市場動向・売上金額グラフの統計過去分まとめもあり)
国内ゲーム出荷額(1997-2002)
携帯音楽プレーヤー出荷台数(2003-2004)
携帯電話契約数&解約者数(2003)
国内パソコン出荷台数(1998-2003)

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2007.10.12

SNSブームと質量保存の法則

(2007/10/12)
危惧していたことが。
J-CASTニュース : 高知県のネット掲示板 「マナー違反」で廃止の意外な理由
高知県庁の地域ソーシャルネットワークが廃止になったそうで。原因は言わずもがなの住民同士のいざこざと県職員さんの管理の限界。
最初は建設的な進行だったがヒートアップしたり、職員への要望の場になったり。直接文句言っても県側はきっと即時対応できなかったでしょうから逆に住民不満は高まるでしょうし。県側も掲示板の投稿監視制限とかやってるのが大変だったようで。
しかも地域の特性がアダになって、ハンドルネームや匿名でも言動から誰々だと実名推測する輩が多かったそうで…
本来は実名が知られても困らないような進行&内容がSNSに書き込まれると思うのですが、やはり実名明かされるのは嫌なのでしょうか。地元紙に実名載るのと違って?
さて、下に紹介してきた、従来電子掲示板を一蹴しSNSを賛美している専門家さんはこの現象どうコメントしてくださるのやら。


(2006/1/19補足)
日経BPガバメントテクノロジーのメルマガを購読してるのですが、
その1月19日版(135回)の編集後記で黒田さん(編集担当の人)が、最近の自治体SNSの話題に連動して以下のようなコメントを。
SNSはかなり使いやすいのではないかと思います。ただ、個人的には(もっぱらmixiでの経験を基にして言えば)SNSに息苦しさを感じるときもあります。「複数の顔」が持ちにくいからです。私たちは、家庭、職場、友人との飲み会、一人で散歩しているときなど、それぞれの場に応じて複数の“顔”を持っています。ところがSNSでは、すべてが「ひとつの場」として統合されてしまっているわけです。

これで私が気付いたのは、ああいう会員制サイトで用意されているプロフィールが1ページしかなく、そこにどう書くか困っていた自分のこと。
あの時の理由はこれだったのかと今更に気付きました。
多趣味な人ほど交流も広いが、趣味単位で付き合いを分けているのが自然でしょう。IT系でまじめに、ゲームホビー系ではおちゃらけて、とか。そのノリを1枚のプロフィールのページにまとめて書くのが筋なのでしょうが、技術談義している仲間には萌えーとか言っているプロフィールは読まれたくないもの(笑)。ハンドルネームが同一で中の人も同じなのですがそれを同時同居させるのはちょっと…というところが『息苦しさ』なのでしょう。
私はとりあえずネットではサイトをたくさん立ち上げて使い分けることで切り替えてますが、SNSでやるには…一人で複数アカウントを取得するんでしょうかねえ?(nifty-serve時代にもそういう人居ましたし)
mixiでは自分の所属コミュニティとか友人とかも公開して、訪問者との趣味趣向の近似性を計れる配慮がありますが、その訪問者を歓迎するためのプロフィールページにはどんな『顔』を掲げればいいのか迷う、というのがこの話かと。


(2005.12/22)
最近官公庁向け新聞記事や雑誌でもソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が取り上げられています。
日経新聞あたりではmixiが急速に会員数を伸ばしていることをよく引き合いに出してます。
そういう風を受けてか、総務省も地域SNSの実証実験を開始。(実験といっても総務省のIT施策の実験は、国の金でシステムを地方公共団体に作ってあげてるプロジェクトともいう)
IT Pro 2005年12月16日
総務省の地域SNSがスタート,オープンソースSNSをベースに
今月の三菱総合研究所『自治体チャンネル』や、『日経BPガバメントテクノロジー誌』野村総合研究所の寄稿で両誌ともトップページで「地域活性化ツールとして有望だ」としています。
従来の電子掲示板は閑古鳥が鳴き、意見や荒らしで手に負えず閉鎖されたりと失敗策だったと言うのが統一論調のようです。
NRIのコラムのほうでは、山崎上席研究員という方の執筆だったのですが
「地域SNSにおいては職員は1個人として交流する。管理者ではなく」
「電子掲示板は主張の場、SNSは社交の場」
「職員にとって、掲示板はご意見を拝聴する場、SNSは気付きの場」
「さらに言えば自治体が運営を担う必要はない。地域密着の企業に任せる等」
とあり、これはうまい例え方だと思いました。
しかし逆に言うと、従来の意図を持った主張がストレートに飛んでくるのと違い、住民の交流談義の中から自治体がニーズを拾うわけですから、穏やかなぶん、そういうニーズが見えにくくなり探索稼働がかかるのではないか。
それに企業に任せるぐらいなら、最初から税金でSNSサービスを運営する義務もないような気がします。
そんな効果不明なSNSに税金が出せるなら、ブログ、もっと還ってISPサービス自体を自治体が提供してもよさそうなのに。情報デバイド解消とか、そのSNSをさせてあげるためにとか。
回線は地域公共ネットワークという名でずいぶん光を敷設してますが、あれは特定業者が官と独占契約&税金投入で競争阻害してると思うのですが。ともかく線は引くけどその上でプロバイダは滅多にやりませんねぇ?
逆に無料のサービスがあるのに、なんで税金でSNSを別途立ち上げるのか?mixiあたりで「千代田区民集まれ」と立てても良さそうですが。

■匿名性とSNS

さっき千代田区の実験SNSを見てきましたが、コミュニティも既にいくつか立ち上がっており1桁2桁のメンバ数で構成されているようです。
ところがメンバ名はニックネーム方式になっていました。閉鎖性を高めても結局本名を明かせるほど安心の場ではないということか。
mixiには本名で登録しプロフィールも詳しく掲載して交流…とか昔に聞いたことがありますが、今はニックネームでの登録(本名欄にニックネームしか書かない。ニックネーム欄が別途あるのに)が増えていると聞いたことがあります。これが本当なら、それだけ不安要素になっているのではないか、つまりインターネットで公開済みなハンドルネームのままのほうが安心。本名を載せると、インターネット時代からの仲間以外のmixiの不特定多数から「あの人の本名は○で住まいは△か」と読まれるのが嫌な感じでしょうか。
周りがそんな匿名なので私もSNSでは本名を引っ込めるよう変更しました。学校時代の友人に見つけてもらえる可能性が無くなりますが。
SNSには公開範囲を指定できますが、そういう制限をせざるをえない心境になるくらいにSNS会員数の増大が逆にマイナスになるのではないかと。

■Nifty-serveの電子会議室の崩壊

「会員限定で気の合う仲間同士だから安心安全快適」これは在りし日のニフティの電子会議室もそうだったはず。
会員検索で本名と住所(県市までわかる)と会員IDは総覧でき(このせいでスパム業者が「会員ID@niftyserve.or.jp」を大量収集でき、スパムメール原資となった)、プロフィール機能もあった。
チャットするときは「/prof」コマンドで新入りな人を検索して素性を調べるのでマナーとしてプロフィールは登録すべきという風潮も当時ありました。
会議室もハンドル名は使用は認められていたが、先の検索で参照できたし、コミュニティ入会もシスオペ(システムオペレータという管理人)の承認が必要だった。発言は厳しく監視され、著作権法違反は厳禁で、CMソングのフレーズをちょっと書くのも禁止でした。
私は電通に確認してJASRACに登録してないCMソングの話題をしたのに、TVフォーラムのシスオペさんから文句を言われたものです。JASRAC未登録と言ってましたよといってるのに『広告代理店がそんなことするはずがない』と言うし…
まぁ、これくらい厳格に運営されていたフォーラムでしたが、今は廃止され姿は無い。(正確にはWEBに移行した「らしい」のですが)
なぜ、外部には閉鎖的だが会員同士オープンで身元を明らかにして不正を許さない場が崩壊したのか?
私は原因は「会員数が多すぎた」「実名&知った者同士だからって場が荒れないわけじゃない」にあると思っています。

■質量保存の法則?

私がニフティに入会したのは1993/12で今年今月で12年でしょうか。その理由は友人が既に入会していたから。メールは他ISPと相互通信できなかったので、ニフティで連絡するにはニフティに入るしかない。
とりあえずニフティが日本最大のISPになってゆき、コミュニティも充実。あらゆるジャンルの掲示板が大量に設置されました。
私はゲームとか芸能人の話題のフォーラムに入ったのですが、人数が多いと情報もたくさん早く集まり、かなり楽しいものでした。
しかし何年かたってコミュニティが何百人とかなるとちょっとおかしくなったのです。
歌手やアイドルファンの場合、いわゆる親衛隊っぽいグループに分かれてきます。これだとまだいいのですが、イベント会場で最前列の取り合いとかやり始めるわけで。先頭を確保した連中へは批判(ひがみいやみ)が出たりとか。
そうやってファン同士でいがみあうようになる。だから同一スレッドでは会話したくない。批判したら相手に漏れるし。管理人に削除依頼が出ると事実を書いただけだと反論、とかまぁ。
ゲームの場合だとひとつの作品感想で意見が対立。当然この場合決着するはずもなし。
つまり、非匿名の場合、自分の本名やハンドルの名に賭けて自分が正しいと強く主張する傾向がありました。大概は両者とも騒ぎすぎて出入り禁止処分とか、シスオペ管理不行き届きでニフティに会員がフォーラム告発とか、再入会して別名で潜り込んでスパイとか。
会員数が増えると共同社会で起きる事件のあらゆるものが電子の会議室の中でも起きてるんです>青島さん
中傷されたと裁判沙汰になったこともありましたっけ。
他にもコミュニティのオフ会で惚れた女に男がストーカー。プロフィール&発言から自宅住所や仕事場を突き止めるとか。当然他の仲間が騎士を名乗り出て守るわけですが、それがエスカレートして私刑っぽい様相…以下略
最初は仲が良い同士でも永遠はないわけで。今のインターネットのホームページでも「お友達相互リンク」なるものがありますが、あれのどれだけが今もアクティブか。SNSのお友達リストも永久に増える一方なだけだと良いのですが…
質量ではなく、質と量の保存の法則といいますか、会員数が増えると質が下がるというかさまざまな質に変化混在するようになって一枚板でなくなるのではないかと思うのです。

■地域SNSと職員の立場

先の地域SNSで地方自治体職員がSNSを設置した場合、先のNRIでは「職員は管理人になるな」と注意してますが、これもニフティでありました「その発言は管理人としてなのか一個人としてなのか」と会員から追及されるパタン。
きっと同じことがSNSの職員にも言われる予感。いつか職員が「住民が困っていることは一個人として同情する」とか言ったものなら火付けトリガーには十分(笑)。
「お前は職員だから改善しろ」とか「今ここでお前は現状を読んだのだから自治体が知らないとは言わせない」「お前が窓口となってしかるべき部署に改善連絡して」とか。
地域SNSは地域の人だけが参加する、それが何の安全担保になるのか?
例えば建設反対な住民が加入したらどうなるか?町長擁立で対立してる町でSNS開始したらどうなるか?
つまり最近の論調で「電子掲示板は悪い・SNSは良いツール」ばかりですが、私はツールはどうでもよくてそれを使う人間側がコミュニティの命運を決定付けると考えています。
職員が居ない場合、住民同士でやる場合もテーマ別コミュニティには一応のリーダーが必要で、その人が多忙とか興味が失せたときにうまく次の引継ぐ者がいるかどうか?
SNSはまだ若いので後継者問題と無縁でしょうが、昔のホームページブームのようにMyPage&Myプロフィールを更新しなくなる放置ページとか出てくるのでしょうね。今のブログブームの下の地層には無料ホームページの化石が…
肥大化していったコミュニティの行く末は…とか諦観じみている私の思考ですが、それもNifty-Serveとか草の根BBSとか人気のあるコミュニティを見てきたから。
SNSにそれと同じ人種が集うとした場合、それでもSNSの場合は大丈夫な気のきいた仕掛けがあるのでしょうか?そこが興味あるところです。
あと、ニフティとかと違うと実感しているのは『2ちゃんねる』です。匿名をデフォルトとし中傷や荒らし、情報の不正確さもそのまま受け入れろ、だまされても泣くな、というかなり乱暴なもの(笑)。
なので、2ちゃんねるが終了するのは参加者どうこうという人的理由よりも、システム処理負荷とか公安的にケシカランという外的な要因で止めさせられるのかなと思えます。そしてその後は避難サーバに分散して難民コミュニティとして適当にバラバラにだらだら続くのではないかと。そもそも中央管理されてなくサーバーズという集合体で会員ID無いし。柔軟すぎて?打たれ強いかも。

■資料
地域SNSと企業SNS
↑今日の新聞では企業SNSの記事。それと総務省資料。SNSが記事にならない日がないほど

総務省はSNSを「参加者に偏りが無い」「ITリテラシや参加意欲が低くて気楽よい」とか言ってますが…
まぁ過去の仕組みを批判するのはいいとして、その批判している当人が実は10年前に電子掲示板設置を推奨してたり、10年後に「SNSはダメダメ」とか論評してなきゃいいですけど。

こんなことをなんで書くかと申しますと、小寺さんが、
『SNSの甘さ』というトピックを書かれていたことにあるのですが、その前に、昨日のTVニュース各局で『内田有紀さん離婚!』ってやっていたから。
それでニフティ時代におっかけしていたのを思い出したのでした。懐かしい。
有紀さんファンだった私としましては、結婚で応援も完了としていたのに・有紀さんが選んだ人生だから末永くと願ってもいたのに。
…3年かあ(^_^;
でもこれで、明石家さんまさんとの可能性も出てきましたね?
この前の『さんまのまんま』でも「有紀ちゃんと結婚する気満々だったんやけどなー」と今もなお話題にするなんてこれは本物ですよ?(笑)。
一方、元ダンナさんのほうは、早速今日から報道で「内田有紀(30)と離婚した吉岡秀隆(35)」と冠が付いて書かれるようになってるし。

幸せになれるよ私となら 未来を誓えるよ貴方となら 
二人の距離はもつれた赤い糸 ほどけない

有紀さんの歌う『幸せになりたい』は名曲です。

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2006.01.31

国内ブログシェア2005、儲からないライブドア

ブログ関連記事一覧

(2006/1/31日経)
記事によると、現在のブログの国内利用者ランキングでは、(ネットレイティングス調べ)
1位 ライブドア 105万人(950万人view/月)
2位 アメーバブログ 80万人
でずっと強い1位なライブドア。しかもライブドアポータル全体が1400万人/月なので、いかにブログ閲覧の割合が高いかが伺えます。
ところが、ポータル広告などの収入ではヤフーが300億円、LDより規模が小さいエキサイトでも20億円なのに、LDは3億円。しかも報道の通り粉飾されている疑いがある。しかも広告だけでなく、堀江氏の講演やTV出演までネット収入計上して黒字にしようとしていたとか。
記事では、折角の集めた開設者や閲覧者を広告収入に生かせてない仕組みのまずさと、一般企業が買収イメージやアダルトカテゴリを扱うことを敬遠したため広告が集まっていない点を指摘していました。
ライブドアブログ大丈夫かなあ…
(SEEDベース測定ではアメーバが一番とか言われていたような気がしますが、ネットレイティング的には一位はライブドアだそうで)


(2006/1/10)
ヤフーブログが50万人というニュース。
11月にniftyはココログ機能拡大。これで一気に仕様でトップクラスに。他社無料版と違って
・画像に限らない好きなファイルをアップできる
・1ファイルの上限は40メガバイト(他所はせいぜい1M)
というアドバンテージがあります。増強するとは思っていましたが、もうちょっと早く実施してくれれば、私が無料版あちこちにアカウントを生成せずにココログだけで済ませられたのに(笑)。

(2005/9/30補足)
■Movable Type 3.2日本語版が正式リリース、スパム対策を中心に機能拡充
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/29/9300.html
この報道をあざ笑うかのように、今週(9月最終週)はトラックバックスパムがココログ内で多発中。私も新規投稿するたんびに書き込まれてしまいました。
今回のは新着投稿だけを狙ってTBしてアダルトサイトに誘導しようとするたくらみらしい。
以前のは昔のを含む全投稿全域にTBしてたのに。pingサーバで新着が人の出入りが多いと踏んでいるからか?
こういうのを今回の新版でどこまで防げるのか?
報道を聞くに、TB内容に踏み込んで解析して定量的に判定するプラグインを組み込むらしい。
Movable Typeの本懐はブログ機能なので、こういうスパム判定ルーチンの拡充はサーバの負担になるだけ。
それに迷惑メールと一緒というか二の舞というか「TBを受けてから判断する」では、スパムトラバを仕掛ける悪徳業者側は掲載確率が落ちるがTBそのものはいくらでも機械任せで撃てるので直接ダメージ無し。
迷惑メール事情は既に先に進んでいて、スパムメール来ること自体がサーバに重荷になるので、ISPはOutbound Port25 BlockingとかFWとか、POPでなくてSMTP段階でブロックし始めている時代に、今更受け身な昔に考えられた技術で対抗するのはいかがなものか。短時間大量通信をQoSで検出してFWの水際で止める。つまりブログ機能に内蔵するのでなく、もっと前面前線に配置してむしろブログと切り離して運用したほうがいいと思うのです>迷惑トラバ検出&対策
まぁ無いよりはマシですが。
この仕組みをココログが採用した場合、TBスパム攻撃とそれへの管理者達の削除行為のいたちごっこにスパム解析の処理も加わるので余計にサーバレスポンスが悪化しそうな予感…。


■国内ブログシェア〜無料が拡大し有料ISP系低迷

8/23日経産業に「シックスアパートのブログでのポッドキャシティング9月から」の記事があって、国内利用者アンケートによれば、ブログのシェアは
ブログ利用国内シェア
(NTTレゾナント調べ 第18回blogに関する調査 1813人が8月に回答)
1位 ライブドア(2005.6月時点で70万件と発表)
2位 goo
3位 楽天広場
4位 ヤフー(2005.12報道50万件)
5位 アメーバ
6位 エキサイト(公称31万件)
7位 ヤプログ
8位 ココログ(2006/4 22万人)
9位 はてなダイアリー
10 シーサー

このように実は有名なシックスアパートは最高でココログ8位のシェアしかない。
ISPとか18社とか契約し有料サービスで展開しているが、今の国内ではすっかり無料版に押されている。だから新サービスを、という記事でした。
総務省によれば2005年3月末で335万人のブログ利用者がいるという時代に。

■昔の無料ホームページブームを越えるか?>ブログ

2005/8/26日経新聞の『ネットと文明〜自己主張の世紀』コラムでは「日本人がこれほど言葉を発した時代はない」(作家高橋源一郎氏54)と、現在の普及加速ぶりに驚く意見がよく見受けられます。
従来のホームページではhtml知識が必要でftpとかも必要。日記を書くのにはCGIが用意されたとはいえ、ブログはそのあたりをうまく簡便にしてくれています。WEBに情報を書くこと自体は昔と変わっていませんが、書きやすさでの差が今のブームになっているのでしょう。
コラム最後には古代ギリシャに例え「自らの声が予想以上に広がり、他者の声も容易に聞ける情報民主社会、ネットは現代のアゴラ(公共広場)になりうるだろうか」と締めくくられています。

■ブログ仕様比較メモ

カテゴリ nifty  excite yahoo! goo  livedr
総量上限 ◎2G  ×30M ◎無限 ◎3G  ◎2G
画像上限 ◎40M △500k ◎1M  ◎1M  △500k
非画ファイル ◎自由 ×   ×   ×   ×
htmlタグ ◎自由 ×制限 △   ○   △
携帯閲覧 ×   ×   ×   ◎   ◎
携帯投稿 ○   ◎動画 ×   ◎動画 ○
外部参照 ◎   ◎   ×   ×   ○

個人的には以前はgooが使い勝手が良くて特に外部から画像に直接リンクを張れるとか、サイズが1Mバイトまでいいとかありましたが、外部からの直リン禁止になりました(2005/11/9)。
他の無料はhtmlタグ種類が制限されデザインが自由になりません。
TypePadの新版は9/12以降リリースで携帯にも対応とも発表が。しかし国内では今更って感じも。こういう遅さ&機能の少なさがシェア低い一因かも。
シックスアパートの場合は管理も携帯からできるようになるらしいので、これがどう評価されるか。
私は、投稿できるのに閲覧ができないのがTypePad(ココログ)での一番の不満でした。
2番目が管理WEB操作が重いこと(他社も同じですが有料でサイズ小さくてユーザー数も少ないのに重いのが不思議)。カテゴリーあたりの記事数も増えてきたのでカテゴリー単位記事を1画面で表示せずに分割してほしいところ。
でも、ココログは2005年11月から大きく変化し、
「最低でも容量2Gから。1ファイルあたり10Mを40Mバイトまで」と拡張されました。
元から画像以外の自由な形式をアップロードできていたし、1ファイルの上限は他社1Mバイトを寄せ付けないほどに。
これで今は仕様ベストはココログかな。管理メニューでは不便ですが。なのでデータ入力や保守ではLDやgooが使い勝手いいかな。LDは再構築でブラウザの能力を使うらしく、制限ユーザーで再構築できない(ブラウザ内で構築フェーズが進まない?)。
同時期にgooが外部から参照禁止にしたので、ココログもいつか閲覧に制限かけるようになるのでしょうか…バナーとか外部参照できないと不便なんですけどね。

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2006.01.27

各社ブログ使い勝手比較感想

ブログ黎明期は容量が20メガとか少なかったため、最初は無料で付いてきた「ココログ ベーシック」から始めたのですが、容量不足でいろんな他社ブログを渡り歩いてきました。
そのためアカウントがたくさん、ココログも2ギガバイトで充足して出戻りしたため、他のブログをどうしよう?な状況です。
放棄するにも折角得たURLですし。

それはともかく、いろんなBLOG機能を使ってきたので、その比較感想や印象とか。
サービス内容は激しく変わるため、2006年1月時点を目安の話として聞いてください。

■ココログベーシック(nifty会員なら無料)
◎htmlタグは一番自由な部類。
◎他社が画像とかバイナリ種類を限定、サイズも500kとか制限している中で、自由な拡張子と数十メガ単位の大きなファイルをアップロードできる。しかしホームページブームのときに大容量サイトは絵や歌や動画のファイル置き場にされアクセス量が増え、外部直リンク禁止とか制限がかかった経緯があるので今の自由さも将来は無くなるかも?
今はまだ外部リンクを許可しています。
△サイドバーに組み込むマイリストも自由なので好きなプラグインを組み込みやすいがタグの知識が必須。他社は事前におもしろいプラグインを用意して選ぶだけなのでそっちが素人にはウケがいいようだ。
×つまりサイドバーに組み込むリッチなプラグインは無い。シンプルなリンク集を文字ベースで構築できるのでjavaやflash使いたいならhtmlで自作する必要がある。
×『Movable Type/TypePad』という有名システムを採用。名前は一番だろうが、メンテする側にとっては一番使い勝手が悪い。ムーバブルタイプが国内ブログシェアで8番目というのも判った気がする…。
例えば投稿済み日付を変更するには、日付をクリックして1ヶ月暦を一つずつクリックして目的の日付までめくって選ぶ。1年前のを本日付にするには12回クリックしないといけない。
一番痛いのは、個別記事URLに年とかパスに日付が含まれていること。日付を変更すると記事URLも変わる。私がトラバまたは私へリンクした人は古いURLを永久に指したまま。そのリンクを維持するため、記事日付を変えると、記事が変わるのでなく、新日付な新記事が複製される。日付を更新するほど記事htmlが重複で増える。再構築で最新の記事だけが表から見えて、切り離された旧記事は当時にトラバした人のサイトからは行ける。行けても古いし、自分も古い投稿ゴミがどんどん貯まるし、再構築かけても古いのは消えないしで記事管理が混乱します。
他にも「続きを読む」という長文を一旦切ることができないし、カテゴリ別ページで「20件ずつ表示」という改ページ制御もできない。そのためカテゴリを選ぶと超長文結合なhtmlを読まされることに。
カテゴリを一括変更できない。1記事毎呼び出して新しいカテゴリを指定する。量が多いと1件ずつなメンテ方針は大変。スパムコメントやトラバでは一括操作できますが、他はまだまだ…
○niftyツールバーとの連携は便利。ココログを持っている人は、ブラウザに組み込んだ方がいいでしょう。気に入ったサイト上でボタン押すと投稿画面にすぐ行けます。その時引用したい箇所をマウスでなぞって反転させておくとブロッククオート引用します。
△テンプレートはそこそこあるが全部固定幅。長文の人は可変幅が欲しい。ココログベーシックでは当サイトで採用している「春」テンプレのみが可変。なのでそれに変えました。
デザインでは2列や3列を選べる柔軟さがある。他所では列数まで固定な場合もあるけども。しかしなぜかデザインは本体とプロフィールではテンプレが独立している。お陰で別々のデザインにできるが全体改装をしたときにプロフィールページが古いままだったりします。
テンプレから列数を選ぶとかカスタマイズできるので、テンプレを即座に反映させる思想でないので「テンプレで基礎を選んでそこからカスタマイズして自分専用のデザインを確定されてから本体に反映」という手順がわかりにくい。
○上記の不便さは今年三月以降に改良されるらしい?最近始めた「ココログフリー」が便利機能を先取りしてます。外部者にもフリーで機能は我々より上なのでnifty有料会員は社長に文句言ってるようですが…
△サーバレスポンスが重いとの評判。私は深夜なので我慢できない遅さではないかな。yahooのが重めで、gooやlivedoorが軽い印象。トラバスパムが大量発生すると、スパム書込での負荷にやられた管理者が慌てて消しに入るので、最悪の重さになりますね(笑)。でも最近はスパム無い。
×いろんなファイルを扱えるので画像サムネイル機能が無い。ファイル名だけではどんなのかわかりにくい。

■goo
×去年に容量増で人気が集まったが、ファイル置き場&直リン増えたので、外部サイトからは直接リンクを拒否するように仕様変更になった。画像が1枚1メガ、全体2Gで良かっただけに残念。
バナー画像とかgooで用意しても他のサイト上では表示できなくなりました。
△アップは画像系に限られますが、そのかわりサムネイル表示ができます。しかしサムネイルは管理者だけが閲覧できるので、来訪者向けには自力で記述するか、投稿時にデフォルトで右上とかに画像を自動で付けるしかない。自動で付けるとあとで変更しにくい。
△「続きを読む」機能はあるが、前座部分はタグを許可せず排除してしまう。凝った前文を作れないので私は使えずに居ます。
△サイドバーに表示するコンテンツの種類は固定されてうっとおしくてもはずせない。シンプルにできない。

■livedoor
◎「続きを読む」で前文でも自由にタグが使えるのでgooよりはいい。
△画像書庫はあるがサムネイルが無いのでどんな絵だったか参照で不便。でもニフティみたいに無いよりはマシ
◎無料会員でもCSSをいじれる。色とか変えられます。
◎容量も2Gでトップクラスなので、今までgoo中心だったのをこっちに移しました。しかし画像の上限が500kバイトなのでgooの1Mに及ばず。
今のところ外部からの画像へのリンクはOK。
△再構築のフェーズでブラウザが制限ユーザだと再構築できない?管理者権限なブラウザでないと動かない何かのアプレットで動作している?

■excite
×他社がギガバイトのクラスで戦っている中で相変わらず30M。画像種類も制限されて1枚当たり500k、htmlタグの種類も少なく制限されている(記述して投稿しても強制除去される)
○外部リンクを許可してるし、1ページ記事○件とか改ページ制御できるしで、昔はこれで良かったのですが。

■yahoo
◎サムネイルを公開できるフォト機能がある。全体容量も大きい、というか無制限かな。
△画像は1Mまで可だが、規定位置に挿入されてレイアウトの自由度が低い
×画像とかの外部リンクは不可。タグも少ない。TABLEとか使えない。
△なんかサーバのレスポンスが重い?
△スタイルのバリエーションが少ない。変えられるったって色とかじゃあ…なのでパッとしない見栄え。

■楽天
△これまたタグが少ない。tableは使えるようですが…
×画像1枚あたり100kで合計50Mはしょぼすぎる
○テンプレでのデザインは3列や2列とかまで選べる。
△infoseekでなく楽天のサービス。infoseekメールのためにログインしても楽天にログインし直さないといけないのは不便だなあ。
○サイトのサブディレクトリ名は、ログインアカウント名で固定が多いなか、ここは自由な名前のディレクトリを指定できる(6文字以上)。


■総括
つらつら書きましたが、typepad以外のブログはどれも使い勝手が良い。現在何文字書いたかとか、リアルタイムでプレビュー画面を表示したりとか。
ココログは使い勝手は今は悪いが、それを他社と同じに並べばサービス性能では一番なので、ココログの機能拡張期待してます…

前ログ:ココログ増強と国内ブログシェア2005、ブログ比較

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2006.01.24

検索キーワード2005

もう2006年の1月下旬ですが、去年の検索経由リファラの上位の結果とか。
年間通じて以下のような単語でのアクセスが多かったようです。

IPOD NW-E507 NW-A600 ウォークマン アクセサリ ケース
 関連リンク
 E507と収納ケースのレビューを探す人が多かったようです。
 私はNW-E507には満足していますとも。
SH901iS 買い増し
 関連リンク
 SH901iSだけのレビューしか持ってないのですがこれも需要あった?
S-ATA シリアルATA 増設
 関連リンク
 かなり普及しましたがパラレルとの共存とか不明不安が多いのかも。
プラネタリウム 未来館 メガスター ドラマ
 関連リンク
 年後半からアクセス増。フジが放送のドラマも。
ゾウを冷蔵庫に入れる手順プロジェクトの姿
 笑える楽しい小話ってことで

私も「ああ、あれなんだっけ?」とネットで探すことが非常に多いので、ネットのどこかに誰かの記録があるというのはありがたいことです。
しかし自サイトの検索機能が無いし、管理画面での検索では実際のリンクURLがわからないので、こうして自分の過去投稿を探すような場合に不便でしようがない>ココログ

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2005.09.28

トイレ家電化、ペーパー自動切り機登場

家屋内室であんまり電化されてなくてシンプルな領域はトイレ。
そこでもウォシュレットが登場し、自動でフタが開閉するとかまでできるようになりましたが、逆にそこまで止まり。
そんな中、株式会社ニッテクが来月から「世界初実用化、トイレットペーパー自動カット機」を3万円程度で販売開始するらしい。
報道記事によれば、お好みの長さに切って繰り出してくれるこの装置、元は介護医療向けでお年寄りや手が不自由なかたの助けとするための機械で、贅沢品というものではないらしい。
駆動は乾電池。

カラカラ回して切るとか、切れ目がどこか探さなくて済むとか今よりは便利になるか…。
って、このカット紙ってなんかデジャヴだなと思ったら、
このトイレットペーパーロールというものが普及する30年とか前までは、こういうロール紙でなくて、『ちり紙』というカット四角なものが主流でなかったか?
カットからロール連続型に変えたのに、それを切ってまたちり紙として供するなら、最初からちり紙を使えばいいんじゃなかろうか(笑)。
それに、コンパクトで気配りの良いハイテクマシーンですが、一番欲しい機能が無い。

それはトイレットペーパーと共に歩んできた文明人の長年の課題、
『か、紙が無い!!』へのソリューション。

カートリッジ装填して自動交換補充するとか無いのは非常に残念。
トイレットペーパー繰り出しの電脳化への着目はナイスですが、この長年の課題をどこか解決してくれませんかね?(笑)
オフィス職場では替えを個室内にたんまり置いてくれることで対処しているのが現実解なようで。
コミックマーケットの開場前は屋外や近隣ビルのトイレは満員で、ストックすら切れる。持参するのが正道だが、持ち込まない人もいる。
以前に紙を切らして出てこれない事例を目撃したのですが、ちょうど掃除のオバサンが来てドアの外で待っている連中から事情を聞くと、ドアの上部から2、3個投げ入れてました。ぽんぽーんって。
天井側の開放部ってこういうときのためのものだったのか?(笑)

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2005.06.21

LivedoorBlogがサーバを300台に増強

ここはココログで私はライブドアにはブログは持ってないのですが、新聞報道に20日からの刷新についてあったのでメモ。
大容量高性能サーバ集中型から小型サーバ大量分散型に変えるそうです。

(日経産業新聞2005/6/21)
設備変更:512Gメモリのサーバ24台 → 4Gメモリの約300台小型サーバ
改修費用:6000万円(小型サーバは1台当たり数十万円のレベル)
移行期間:先日から開始しており7月上旬に完了予定
ブログサービス概要:2003.11サービス開始、開設60万人
運営収益元:広告と有料機能とコンテンツ出版

今回の改修の目的はより大人数の受け入れに対応するため。
収益がブログ事業単体でやっていけるめどが立ったため、ユーザー数をより加速させる方針にしたのだそうで。
レスポンスどうなるんでしょうね。単純に分散効果が見込めそうですけど。
そんな中、ココログのサーバ性能ってどんななんだろうなぁ?夜は重くて管理画面が開けにくい。

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2005.02.17

ニフティWEBサービスの遅さ

■マイニフティは便利だが遅い
(2005/02/10追記)
MYニフティにビジネス向けシンプルデザインが追加されたということで変更して使ってみたのですが、
ページを表示しきるまでの所要時間は変化無し。
IEで「名前を付けて画面を保存(完全)」でタグや画像を抽出して比較してみたところ、従来のも今回の追加分も「ファイル数24,総量105kb」で画面表示的にはほとんど変化はなく、描画短縮は望めないようです。残念。
文字の受信はとても速いのでGIFの飾りが無ければトータルで早く画面描画できそうなんですが。
従来の黒テンプレとかでもシンプルでビジネスで通用すると思うのですが、今回の追加テンプレを待ち望んでいた人はどれくらいいるのでしょう。
私は引き続き、タグや画像を抑止したモバイルにも優しい軽量エコなテンプレートを希望します。

(2004/12/17)
MYポートの表示の遅さとページ切り替えが必要な一覧性の低さからあまり利用せず、マイヤフーに乗り換えていたのですが
ニュースやRSSやメールとか全部載せられる今回のマイニフティ、機能とデザインで良さそうです。
アグリケータとかメーラーとかを自宅や職場や出先の各パソコンに入れられないので、ブラウザ1ページでこの3つを統括できるのは便利。
RSSはエキサイトWEBで読んでいたのですが、それも止めることができました。
しかし…リッチすぎて表示が遅いですね。自宅だろうが会社だろうが14秒はかかります。
いや、テキストはMYポート時代と比べものにならないくらい高速に引っ張ってきます。1〜2秒です。
しかしその周りをデコレートするこまごました画像が表示しきるのに時間がかかります。
モバイルの人とか従量課金通信の人とかのために軽量シンプルテンプレートがあれば…
あと、段組も変えられない。右端段ははずしたいんですけどね(笑)。3段だと面積が広いし、ブラウザを狭めると中央段が下にすごく伸びる。
マイヤフーと比べたのですが、使用画像ファイル量は同じ。特に大きな画像は使っていない。
しかし配置数が多いのがネックなのか?
サーバ側もひとりひとりに画像を送っていては転送量も大変だと思うのですが。


■ニフティツールバーのメールチェック不調
(2004/12)
ツールバーもずっと利用しています。検索と翻訳とメールとココログ編集で。
検索はgoogleなので自分好みですし。しかし辞書はヒット率低い…。
ときどきメール新着POPUP機能が作動しませんでした。この2ヶ月、新着があるのに見た目に変化しないまま。
自宅でも会社のでも再インストールしても改善しないのであきらめていたら、先日の12/15水曜から再び新着通知が機能するように。なぜ??
瞬ワードのほうは不具合ないのですが。不思議です。


■ニフティWEBメールとモバイルメール

上にあるような理由でブラウザでメール操作ができることは便利です。モバイル設定もして携帯に通知を送るようにもしています。
これでメール着信にすぐに反応できます。
ニフティメールには転送機能が無料であるのでモバイル設定追加料金無しでも携帯に転送させればいいのですが、タイトルのみ転送や携帯からの返信機能で便利なので追加料金を出す価値はあるかと。
しかし…このブラウザメールも綺麗なデザインのため、全部を表示するまでに時間がかかる。
待ちきれずに途中でメール本文へのリンクなどをクリックすると『二重ログインエラー』とされ、TOPページからのやり直しに。
なので「残り○○項目 ××をダウンロードしています」が消えるまで待たないといけません。
ヤフーとか他社無料メールはどれもデコレーションは最小限で軽くて速いのですがねぇ。(そのかわり広告がある)
いや、ニフティのWEBメールもテキストの受信は十分速いです。飾り画像だけが遅いのです。
一応、ADSL実速14Mbps・CPU3.2GHz・RADEON9800・512Mメモリ環境ですので、パソコンが追いついていないとも考えにくく。

流行のブログもそうですが、リッチなテンプレートばかりですので、画像使用を抑制したシンプルなものも欲しいところ。
ブログの特長であるCSSデザインやトラックバックには、jpegやGIFは必須要素ではないと思うのです。
私は便利第一ですので、これらWEBサービスはありがたいのですが、
デザイン性を下げてもちっとパケット転送量が少なく済む軽いものがいいなと思うのですが、周りにはそういう風潮は見られないですね…。
ニフティフォーラムも、今のWEB CGI電子会議室よりTTY手順パソコン通信のほうがサクサク進めて良かったのですが。

(2005.2.17追記)
■ネット調査「コンテンツに繋がるまで待てるのは5秒まで」が多い
 http://www.mdb-net.com/w_report/report34.html

ネットアンケートによれば、サーバに繋がって表示開始されるまでの時間をどれだけ待てるか?
の結果が、「5秒以内」が最多で全体の8割が「10秒以内」と答えたという。
これは「表示開始までの時間」なので、表示完了までの時間ではない。
表示開始から完了までなら…最長7,8秒ですが毎回は待てないですねぇ私の場合。

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2003.12.04

『NTD TKS』の意味

テレックス用語『NTD TKS』、
「Noted Thanks.」という謝意の略語らしい。
テレックスがすたれてしまったので、これを命名した私自身も意味はよく把握してない(笑)。
なんか文字並びがいい感じで、私のハンドル『NTDえぬてぃーでぃー』を含むので。
こう書くからには、NTDはNotedとは全く違う由来なわけで。

もうちょっと長い例文だとこんな感じ。
Noted thanks for letting me know. 『教えてくれてありがとね』

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