カテゴリー「科学技術・宇宙」の投稿

2009.05.31

ハッブル宇宙望遠鏡改修終了、アトランティス帰還

(2009.06.13追記)
■シャトル御帰還のレポート
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200906021126
Technobahn「スペースシャトルアトランティス、フェリーフライトで大陸横断の旅に出発」
シャトルは自分で飛ぶのではなくてジャンボジェットの上に乗せられて運ばれる。
飛行機に飛行機を載せるって強度とか浮力とかちゃんと飛ぶのか信じられないのですが、動画もyoutubeyとかにあって、ちゃんと離陸着陸やっているのがすごい&面白い。

■シャトルミッションの終焉
ロケット打ち上げ型よりも機体を再利用するのでいいとこ尽くしのようでしたが、結局世界的には主流にはならなかったようで。
例えば効率の悪さがあって、帰還後の改修費用かけるのが常に新型開発するよりあんまり安くならないし、新技術を投入できない。
(人が乗るから枯れた技術のほうがいいのですが、微妙に技術や設計を変更して結局事故が起きている)
そしてエンジンを付けたまま衛星軌道上まで上げるのにエネルギーを多く消費してしまうという指摘はナルホドで、ロケット切り離しのほうがペイロードが大きく効率的。


(2009.05)
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/25/007/
ラウンチ前から注目していましたが記事にするの遅れました。
スペースシャトルアトランティスのミッション番号「STS-125」は
老朽化したファッブルの修理ですが、
一時は次世代望遠鏡の打ち上げのため予算無しと言われたことがありましたが
修理と性能パワーアップの予算が付いてパワーアップできたようです。
かなり向上したようですね。
修理されないもうひとつの理由が、
周回軌道が宇宙ステーションと大きく異なるためシャトルで問題が発生したときに退避する先が無いことと、船外作業になるので危険が大きいこと。
もう一機シャトルを待機させての出発、船外五回も実施したとか。

ハッブル宇宙望遠鏡改修終了、アトランティス帰還
壁紙は出発直前のアトランティス、NASAブログより

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2008.01.29

Daker than BLACK 世の中で最も暗い物質…と、最も透明な物質

ニュース 【話題】黒よりも黒い・・まさに極黒 「世の中で最も暗い物質」
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1201454203/
http://www.asahi.com/science/update/0128/TKY200801270132.html
・当たった光の99.955%を吸収
・カーボンナノチューブを成長させたもの
・光を0.045%しか反射せず、従来の記録より約3倍も暗い

■写真付きで解説のあるところ
光を99.9%吸収する「極めて暗黒な素材」 WIRED VISION

とても黒いということは、光をとても反射しない…ということか、なるほど。
反射しないということは見ている人に向けて反射させない=今回の針状のカーボンナノチューブがミソなんですね。
話には聞くのですが「縫い針の先端をたくさん並べて面にするとそれは黒い」「針先だと光が観察者に反射しにくいから」。金属の普通の板に見えそうなのですがねぇ。


一方そのころ、99%光を透過する物質は…

この真っ黒物質のニュースで2006年の「限りなく透明で目に見えない99%透過率の物体」を思い出しました。
クラゲからわずかに取れる物質で作られているというアクリルとかと比べ全然自身が見えない特徴を持つ。

■写真付きで解説のあるところ(透明よーく見てください)
クラゲから色素抽出 透過率99%以上 2006.7
当時の私のログ

世の中で最も暗い物質と最も透明な物質
こっちは信じちゃだめですよ?(笑)

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2007.10.01

緊急地震速報・新たな稲むらの火『ナウキャスト地震計』

(2007/10/1 運用開始)
東京新聞:箱根の5強予測できず 緊急地震速報不安な船出
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007100101000266.html
地震の初期微動をとらえ、大きな揺れの直前に予想震度を知らせる気象庁の「緊急地震速報」の一般市民への提供が1日午前9時スタートした。
 本運用開始直前の同日未明、神奈川県箱根町で震度5強を観測する地震があった。速報システムは作動したが、予想震度は「4程度以上」で、同庁が速報を発表する「震度5弱以上」の基準に届かず、地震発生が9時以降だったとしても市民には速報は伝えられなかったことになる。
 気象庁は「揺れが大きかった地域が局地的で、予測は難しかった」と釈明。運用初日に速報の技術的限界が浮き彫りになる不安な船出となった。

10月1日になったばかりの深夜に神奈川では数年ぶりの大きな地震が発生、予報開始迄の間隙を突くようなタイミングでした。
正式開始時間が9時だったので深夜2時の地震には対応できなかったわけですが、上の記事にあるように運用時間内でも緊急地震速報は出せなかったことに。
震度5レベルに達しないと放送しないのですね。試験運用では震度3とかで通知していたようなのに。日本自体は年間何千回も起きているのであまり頻繁に放送に出せないせいか。
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec1.2.htm
気象庁資料で「平均すると,我が国でM7以上の地震は年に1回,M6以上の地震は年に10回程度発生しており,M3以上の地震は毎日10個,M2以上の地震は毎日50個程度発生」

システムは速報性のため見込み規模を算出し、それが実際より低く判定されたら、今回のように検知はしていたが速報されない、だけど大地震、になるわけです。
今回ので計算4秒かかったそうです。これも時間のロスとはいえ、必要な地域に必要なだけをできるかぎり正確に送信しなければならない必要時間でもあります。
精密な結果を待っていたのでは遅いですし、乱発するのも良くないですし、難しいところです。
今回の箱根の件で、むしろ南関東に余震が見込まれ、早いうちに速報の威力が見られるかもしれない?まぁ関東の者には近すぎて効力薄いかもしれませんが忘れた頃に出されるよりは。


(2007/3/29)
能登地震が起きましたが、この時も例の「あと○秒で地震が来ます」の通報が成功していたそうです。

■asahi.com:気象庁、初の発生前予測 震源近くは揺れより後に 2007年03月26日09時59分
 www.asahi.com/national/update/0326/TKY200703260005.html

「マグニチュード7.0 石川県能登で震度5弱以上」。気象庁は地震発生と同時に「緊急地震速報」を出した。震源に近い輪島市などでは揺れが来た後だったが、震度6弱の能登町では大きな揺れが来る5秒前だった。
 今回、地震の揺れをいち早くキャッチできたのは、先行的に情報提供を受けている一部の機関に限られる。それでも9月をめどに、震度5弱以上の揺れが想定される場合に緊急地震速報を流す計画を進めている同庁が、大きな地震で情報を出したのは初めてだ。「震源のすぐ近くでは間に合わないが、早く出せる所には出して減災につなげたい」という。
 こうした予測を可能にしたのは、「ナウキャスト地震計」と呼ばれる新たなシステムだ。地震が発生するとP波(秒速約7キロ)と呼ばれる初期微動が届き、その後、大きな揺れをもたらすS波(同約4キロ)が到達する。震源に近い地震計でP波をとらえ、地震の規模や到達時間を予測できるようにした。
 同庁はこの地震計を全国220カ所に整備し、昨年10月から津波予報に活用できるように備えた。津波到達までの時間がない沿岸の地震に有効とされ、今回初めて成功した。
 新システムは、83年の日本海中部地震(死者・不明者104人)、93年の北海道南西沖地震(同230人)で、津波情報前に大津波が押し寄せ、大きな被害を出したことを教訓に整備された。
 今回、気象庁が最初の予測を出したのは、P波を検知してから3.6秒後。住民は、情報を受け取った場合にどうすればいいのか。身構えたり、ラジオで聞いたドライバーはハザードランプを出して後方車に注意を知らせたりすることは可能なのか。斎藤誠・即時地震情報調整官は「5秒あれば何ができるかを周知していきたい」と話す。

■ナウキャスト地震計がどのようなものかを動画で実際に見てみる↓

動画で見る緊急地震速報システム:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060510/237261/
(新潟中越地震のときに30秒前と表示できたときの様子)

去年から話題になっています地震予測速報、今年の秋に広く報道される計画です。地震が来る前に知らせることで少しでも被害を抑えるための施策がいよいよ開始となります。
(さっさと公開すればいいのですが、パニックになったらいかんとかなんとかで慎重らしい)
今はまだ一部機関への情報提供にとどまっていますが着実に実績を積んでいるようです。
震源地直下には間に合わないですが周辺地域には有意義でしょう。
「予測」と書かれていますが、正確には地震発生後に超速報で動き出すシステムです。地震予知でもありません。
今回予測を出したのは「3.6秒後」でした。これは遅いわけではなく、複数観測ポイントの相対的な観測結果で速度と広がり具合を見ないと、通報先に何秒後に着くかを言えないから。
点ではなく線の情報が必要なのです。とりあえず発生した事実は瞬時に把握できてる。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070329/266932/
こっちの記事で「気象庁の計算所要時間約4秒」とあり。図を見てよくわかるのは、震源地の発生をいったん東京で受けて計算して再び震源地で一番情報を欲しがっているところに届ける経路の長さ。そして最初の動機である津波防止のためなのに陸にセンサーが多いため海底発生では遅れをとる事。
しかし構造的に仕方がないのか。

日本では既に津波警報を出せる体制になっており、海外にノウハウを輸出できるくらいですが、気象庁ではもっともっと早く津波を予測、さらに陸上での伝播予測もしようとしています。
科学が自然に逆らうことは無理でも、人をより安全にしてくれる英知となることは頼もしいことです。

関連ログ:
2005.01.22 地震と津波と稲むらの火
2004.09.01 クローズアップ現代 高潮が町を飲み込んだ(1999年)

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2007.09.21

マントル層まで掘り進む地球深部探査船『ちきゅう』完成

(2007/9/21)
今日のニュースでやっていましたが、大深度掘削する世界初ライザー式科学掘削船「ちきゅう」が地震震源調査のため6000m掘るプロジェクトで紀伊半島沖に本日出港したそうです。
スペックでは先に書いたように7000mまで行けるそうなので、本領発揮なところでしょう>6000M
ニュースで解説がありましたが、6000m掘り下げるという行為は、0.5mmのシャープペンで例えると30mに芯を伸ばすことに匹敵するという。それを海上に踏みとどまってバランスとるのだからすごい。
(公式スペック見ると、ドリル部は直径140mm。これは0.5mmの280倍だから、6000Mが21.4Mになるという縮尺かな)
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/

(2006/07/24)
最新鋭学術船「ちきゅう」油田探査へ…異例の商業利用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060724-00000006-yom-soci
 世界で最も深くまで掘ることができる日本の最新鋭学術調査船「ちきゅう」(海洋研究開発機構所属)を、本来の学術探査とは別に、海外企業やケニア政府が進めるインド洋の油田探査に投入する計画が日本など関係各国で進んでいることが24日、明らかになった。
 豪石油会社「グローバル・ペトロリアム社」が明らかにした。
 ちきゅうは、地震の仕組みや地球の歴史を解明する「統合国際深海掘削計画(IODP)」の主力船として建造された。同船はもちろん、海洋機構の学術調査船が商業性のある石油探査に利用されるのはきわめて異例。有望な海底油田を抱えながら、設備や技術が不足する国々に、世界最高性能の掘削船を提供することで、資源開発分野での国際貢献を果たす。

(読売新聞) - 7月24日15時35分

半分商売でも半分は国際貢献なので無下に断れないのでしょう。IODPが建造したからってその出資国で独占的運用では…。
7月に封切の『日本沈没』でこのちきゅうが登場したのには驚きました。でもジオグラフィーな話にふさわしい船です。

映画の中でライザーパイプを海底までつないでいる様子が出ていましたが、あれはCGでしょうがああいう感じなんでしょうね実際も。海底にはアンカーみたいな装置が一基座っていて、そこからさらに地底へと掘り進むのですが、その装置が海底に固定されているということは、逆に海上の船は相対的にかなり動いてしまい、パイプがはずれる危険性がありますよね?
その辺を調べてみると、まずライザー自体が伸縮性があり、簡単にはバラけないこと、そして掘削船の特長はその場に踏みとどまれる制御装置を持っていることで、船全体を複数のスクリューで細かく制御できるそうです。
海の上で海流や波に長期間不動で居られるって大変そう。
(掘削には時間がかかるので一度始めたら天候や気象に関係なくそこに踏みとどまらないといけない)


(2005/08)
『マントル層への到達を目指す地球深部探査船「ちきゅう」引き渡しへ』
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/eco/389148
『ちきゅう』は科学研究目的の深部探査船としては初めて、海底油田の掘削に使われる「ライザー掘削方式」を採用。海底下7000mまで地質サンプルを採取できる。ライザー方式は、探査船と海底下の掘削孔の間をライザーパイプと噴出防止装置でつなぎ、その中に泥水を循環させながら地層の圧力を制御して掘削孔が崩れるのを防ぐ。
科学調査目的の掘削最高記録は、米国のノン・ライザー型船の海面下2111mm。ちきゅうは、記録更新を目指し、水深2500mの海域で海底下7000mの掘削を行うほか、将来的には水深4000mの海域で海底下7000mの掘削に挑戦し、マントル層への到達を目指す。

4000mの海でさらに地面を7000m掘削!?
とてつもない長さですね。海深度だけで富士山越えているし。
これだけ掘れば確かにマントル層まで届きますが、石油ならぬマグマが吹き出てくるとかするのでしょうか?(笑)。
それにしても7000mものパイプって繋げられるものなのか?
光ファイバーケーブルを海底に這わせるなら折れたり切れたりしない柔軟さがありますが
パイプなら押し出していく途中でずれたりしないのだろうか?海中4000mの部分も海流に押されて曲がったりとか…
リンク先に写真がありますが、造船の巨大建造技術は迫力があります。
(先日にNHKで戦艦大和の最期を見たし)

地球にもまだまだフロンティアは残っているようです。
で、マントル層に到達したら使徒パターン青な遭遇をしたりして?

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2007.03.12

葛飾区郷土と天文の博物館

明石の双頭のプラネタリウム、『イエナさん』引退だそうですね。後継はメガスターIIだそうで。
そんな中、また新しいタイプのプラネタリウムが登場します。
『郷土と天文の博物館』
http://www.city.katsushika.lg.jp/museum/index.html
ここの20年も前の古いプラネタリウム機材をリフレッシュ改装したそうです。新しいものに置き換えるリプレースではなく、配置構造や筐体をそのまま維持して、マシン室に新型高性能の機器、投光機は部品を換装してレンズなどを新型に換えて基部はそのままだそうで。
そして投光機を補完するプロジェクター投影システムを壁に埋め込んで全天周に映像やCGを投影できるというもの。
従来のアナログな投光機に、デジタルには2システム、上映システム『デジタルスカイ2』、デジタルな宇宙シュミレータ『デジタルユニバース』を併装、この三つを合わせて『ジェミニスター3 Katsushika』と呼ぶようです。

注目すべきは3つのチャンネルを持つ豪華さですね。
『満天』とかも動画上映の能力はありますが、デジタルユニバースはデジタルによる演算描画ができる。決まった動画ではなく、いろんな角度からいろんな宇宙を演算して描画できるようです。ここが従来の上映モノとは違う強み。
アナログプラネタリウムのきれいな星の表示にはかないませんが、メガスターは原版にある星図しか表示できないが、デジタルは好きなものを表示できます。
日本科学未来館のメガスターは確かに綺麗な星ですが、地球から見た星の並びしか見られないし、星しか見られない。満天だと太陽系惑星の表面に着地して見せたりのCG番組もあるのに。
葛飾区のはいいところどりですね。

肝心のプログラム番組がどんなものかが未見ですが、WEBでのサンプルを見ると、デジタル上映では今までに無い視点方向からの宇宙とか、迫力ある衛星を動かすとかやってますね。
2007/3/12のNHKニュースでは内覧会の模様を放送してましたが、まもなく一般公開されるでしょうか。
行って見たいです。

そういえば日本橋プラネタリウムはまだ行っていないです。プラネタリウムが最近活気があります。

2005.12.06 プラネタリウム満天とMEGASTAR-II感想
2005.10.27 プラネタリウム『ホームスター』とドラマ『星に願いを』
2005.02.17 プラネタリウム買換需要で復調

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2007.02.09

家電照明・明るい直管蛍光灯は?

最近室内が暗いなーと思ったら、天井の直管蛍光灯5本束のうち2本も消えてました(汗
一般的に20型な直線形な蛍光管は、100円ショップでも売っているわけですが、日頃、
「どうして直管には明るさのバリエーションが無いのか?」と疑問でした。
他の電球&電球型蛍光灯は、リビングや風呂場や玄関とか発光ワットでいろいろあってとても明るいのもあります。
なのに、20形の直管だと「20型18W」ばかり。18w以上の明るいのが無い。
電球型に細い蛍光管をぐるぐる巻いて入れて低消費で明るいとかやるなら、直管でもぐるぐるのがあればと思うのですが…

調べても、あの色の種類もよくわからなかったのですが、
昼光色(色温度高)
昼白色(色温度中)
電球色(色温度低)
青緑赤な箱のパッケージデザインでおなじみですが、あれは色温度でだいたい三種類に分かれていたようで。
私は青系な色温度高いのが好きなので、昼光で探して今回明るそうなのを交換に買ってみました。

■買ったもの
東芝FL20SS-EX-D/18-Z「メロウZ」400円ぐらい
取り付けてみたものの100円ショップのと明るさはあまり変わらない。寿命的には良いのでしょうが
■さらに買ったもの
東芝FL20SS-EDC/18PD メロウZプライド クリアデイライト 700円くらい
「極めるあかりPRIDE」とか金色&青なパッケージ。松下にはもっと高いのがあったのですが、根性無いのでこれで。どこにも「昼光」と書いてないので判りにくいがこれが色温度高い奴っぽい。
うたい文句で「明るさ30%アップ」とあり、確かにこれはわずかに明るい。7200kか?
(説明によれば、FL20SS-EX-Dが140ルクスで、FL20SS-EDCは180ルクス)
明るくする秘訣は、半分全体を白塗料で塗って、残りの半分へ反射させるという、取り付け方向限定の構造。全方向に拡散させなくて半分に絞るアイデア。
これはなかなかいいです。直管で全方向に光らせる必要はほとんど無いし。

他社はこういうのやってるかどうか不明ですが、700円超の高級品というよりとにかくもっと明るいのが欲しいのでルクス表示とかやってほしいです>パッケージスペック表記
さわやかとか白いとかの表現しかしてないから温度とかわからない…(最近はネットで掲載があるけど)
ナショナルなら「パルックday色・クール色」、東芝なら「クリアデイライト」とあれば7200kで一番温度が高いので明るく感じるかも。

ケータイカメラでの撮影ですが、ぱっと見では端のプライドが明るいとはわからないくらいにはっきりの差は無いです。安物のHITACHIサンラインが電球色なのか色温度低いみたい。
でも良く見るとちゃんとプライドが明るい。
明るい蛍光灯東芝FL20SS-EDCメロウZプライド

一番の問題は、蛍光灯に近いほど明るくなるわけですが、部屋の中央天井に照明があるので、部屋の中央が一番明るいが、そんなところに机をドンと配置できないわけで。

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2007.01.27

火星の水と磁場

(2007/1/27)
火星の水について新説発表

【ワシントンD.C. 26日】太古の火星に存在していた水と二酸化炭素が「太陽風に吹き飛ばされて消滅した」とする学説は誤りであるとする研究が、このほど「USジャーナルサイエンス(US Journal Science)」誌に発表された。
「太陽風により失われた二酸化炭素の量はわずか」
http://www.afpbb.com/article/1274829
火星の乾燥化については、地表面の乾燥を招いた大きな出来事があったか、もしくは水分と二酸化炭素を豊富に含んだ地表面の大気を太陽風が徐々に吹き飛ばしたというのが学界の定説になっている。
しかし、欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が2003年に打ち上げた火星探査ミッション「Mars Express」で収集されたデータを分析してみたところ、過去35億年で太陽光に吹き飛ばされた水分と二酸化炭素の量はごくわずかであることがわかった。

過去に大量の水が地表にあったのは明らかなので、引き算的に「地下に大量の水がある」という話らしいです。
太陽風と磁場って結局空気や水を吹き飛ばすには影響が無かったこと?微々たる量だと報じてますが。
とはいえ、地下の岩盤に物理的に水が大量に格納できるのか?火星極地方には表面に氷で存在してるのはよく判るのですが。
マントルとか地殻変動が無いから、もぐった水は二度と地表に表れないのか?


(2004/3/15)
火星から消えた水の行方は、「太古の火星では大気と水と磁場があった。その後磁場が失われ太陽風にさらされるようになり水を含む大気が吹き飛ばされた。大気が無くなり急速に寒冷化し一部の水は氷結して残存している」という記事が。
火星の磁場は火星内部の核が冷えて固まったときに失われたと考えられる。
地球は表面から地核>マントル>外核>内核の4層でそのうち外核に溶けたどろどろの液体金属があり、地球の自転で流動し電気が発生、地球南北極方向に磁場を生成すると考えられているらしい。
磁場があるのは地球、木星、土星、
無いのは火星、金星。
(日経新聞2004.3.14)

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2006.09.23

地球の画像、イギリス大学生が自作気球から撮影

今更な話題ですが、地球はやはり青かったということで。

Technobahn「宇宙から見たリアルな地球の画像、イギリスの大学生が自作の宇宙船で撮影」
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200609202123

漠然と思っていたのですが、ロケット推進とかの手間でなくて、気球での自然上昇なら燃料気にせずに高度を上げられるのに?
気球はなにか高度を稼ぐには心許ない手法なのでしょうか。そういう疑問のひとつの答えになったのが今回の撮影。
気球にデジカメを取り付けて地表を撮影するという、今までももっとあってよさそうなイベントなのにこうして今更にニュースになるくらいに実はあまり行われていない?
安く手軽に撮影できてますよね>ロケットよりも
これで感心したのは、地球の丸さを確認できるまでの高度まであがったこと。32km(成層圏)。
気球でも高高度でこんな写真を取れるんですね。青くて丸いしきれいです。

サムネイルギャラリー順序を見るに、このプロジェクトは上げっぱなしではなくて、降下させて機体回収もしているの?海でなく陸にちゃんと下りているようですが。

しかし宇宙の定義は高度100km以上の高さだそうで、ここまで見えているのに本当の宇宙へはまだまだ遠い空の上だそうで。スケールがやはり違います>宇宙
なのに大学生のほうも「30kmまで気球でロケットを運んでそこから打ち上げれば100kmにも届くはず」と、そのスケールに負けていないところもいい。

費用20万円の宇宙の旅。


補足:
Technobahn「宇宙から見たリアルな地球の画像、最初に宇宙に到達したのはナチスドイツのV2ロケット?
1946年にV2ロケットにビデオカメラを取り付けて地表を撮影した当時の研究映像。
映像が今回の大学生のと同じなので、同高度まで到達出来る能力があったらしい。

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2006.09.10

宇宙パイオニアコピペ、ボイジャーの旅

(2004/06)パイオニア10号
2ちゃんねるのコピペですが元は2002年のどこかの記事らしい。

◆ある静かな夜、ささやきが…

冬の終わりの静かな夜、スペインはマドリッドの巨大電波望遠鏡が、ザーザー乱舞する雑音の中に、
ある「生命」からのかすかな信号を探し出した。
信号の方向は牡牛座。「生命」はパイオニア10号宇宙探索機。
30年前に母なる地球を離れ、宇宙開拓史上初めて危険な隕石帯を無事に通過し、
輝く雲海をかすめながら初めて巨大な木星の近接観測をした。
そこで木星の強力な引力を使って時速13万キロに加速、以来宇宙の果てに向けて延々と旅を続けている。
パイオニア10号は現在地球から78AU(1AUは太陽と地球の距離)の地点にあり、
時速約5万キロで太陽系を離れて行く。パイオニア10号の設計寿命は2年だった。
それが30年後の今でも生きている。

◆主人を見つけた子犬のように
5年前プルトニウム電池の出力低下とNASA(米航空宇宙局)の予算削減でパイオニア10号との接触は打ち切られた。
光ですら11時間かかるこの距離では太陽も夜空の星のひとつに過ぎない。母なる地球の方向も分からない。
接触が打ち切られて以来、パイオニア10号は地球から送られて来るはずの強力な電波を待ちわび、
必死に耳を傾けていたに違いない。
再びパイオニア10号を探し出すには半年以上かかった。地球から強力な電波を送り続けた。
それをやっと聞きつけたパイオニア10号は大喜びでその方向へアンテナを向け、
集めた観測データを一生懸命送って来た。
パイオニア10号が宇宙の向こうで主人を再び見つけた子犬のように喜んではしゃいでいる姿が見えるようだ。
パイオニア10号との接触は今後も続けられる。
宇宙からの極めて弱い信号を雑音の中から聞き分ける研究にパイオニア10号が使われることになったからだ。

◆長い旅の終わり
パイオニア10号には金メッキの銘板が取り付けてある。人類の男女の姿とこの機械がどこから来たのかの情報が刻まれている。
この銘板をデザインしたひとり、6年前に62歳の若さで亡くなったカール・セーガン博士がこの中に生きている。
パイオニア10号は30万年後に地球から約10光年離れたロス248番星を通過する。
太陽のたった17%の大きさの星で、生命を宿す惑星を従えている可能性は少ない。
その後パイオニア10号は限りなく永遠に近い長い孤独な銀河の旅を続けるだろう。
この旅が終わりのないものとは信じない。やがて銀河の果てで、ある文明と遭遇し、人類からのメッセージを届けるだろう。
その惑星の博物館に大事に、大事に収められた時、パイオニア10号の旅は終わるのだと思う。
その惑星の子供達に見守られながら。

パイオニア10号は単なる機械ではない。我々人類の一部である。
やがて地球上の人類が滅びても、我々は永遠にパイオニア10号の中に生き続けるのだ。
冒頭でパイオニア10号を「生命」と呼んだ理由がこれで分かっていただけたと思う。


(2003-02-26)ニュース
30年余でついに交信途絶 探査機パイオニア10号
 米航空宇宙局(NASA)は25日、1972年に地球外知的生命(ET)へのメッセージを
 搭載して打ち上げた惑星探査機パイオニア10号との交信がついに途絶えた、と
 発表した。
 パイオニアの最後の交信は1月22日。地球から約122億キロ離れた地点からで、
 その後は何の信号も得られなくなった。
 プロジェクト責任者のラリー・ラッシャーさんは「2年足らずの設計寿命だったパイオニア
 10号は、本当に働き者だった」と、探査機との別れを惜しんでいる。
 10号は1972年3月の打ち上げ。翌年末に木星に接近し、初めて木星のクローズ
 アップ写真を撮影。木星とその衛星の美しい画像などを送り、83年には海王星や
 めい王星の公転軌道の外側に達し、探査機として初めて太陽系外に出た。

さよならでない、いってらっしゃいパイオニア。元気でな。

関連:スタートレック 超時空惑星カターン 2003/11/08
スタートレック 超時空惑星カターン
宇宙航行調査中のエンタープライズ号は古めかしい探査機と遭遇した。それはどこから来て何の目的で飛んでいたのか…。
TNG放送の中で感動の名作の回。
StarTrek Picard/Theme From Inner Light YOUTUBEにプロモーション風にダイジェストが。


(2006/9/3)ボイジャー1号、下の続報
【宇宙】1977年に打ち上げのボイジャー1号、遂に太陽系の最果てに到達:いよいよ未知の星間空間へ

NASAは8月15日、ボイジャー1号は米太平洋時間同日午後2時13分(日本時間8月16日午前6時13分)に、
太陽から100天文単位(1天文単位=約1.5億km)離れたヘリオシース(Helioseath)と呼ばれる太陽系の果てに到達したことを明らかにした。
ここでは太陽風の力が著しく衰え、その先には太陽系の最果てヘリオポーズ(Healiopause)がある。
今後、ボイジャー1号は一日約160万kmの速度で飛行を続け、10年以内にヘリオポーズを通過し、いよいよ未知の星間空間へと進む。
ミッションを運用するジェット推進研究所(JPL)によれば、2020年頃までボイジャー1号と姉妹機ボイジャー2号との交信を維持できるとのことである。

日本惑星協会 http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics060823_3.htm

関連:『宇宙からの贈り物 ボイジャー航海者たち』
1992年TBS放送の番組のナレーション。探査機を主人公に仕立てて旅を印象的なものに。


(2006/2/13)ボイジャー1号
ナショナルジオグラフィック2006-2でパイオニアでなくボイジャーのほうの最新動向が紹介されていました。

宇宙探査ボイジャーの壮大な旅〜太陽系に別れを告げ未知なる宇宙へ

29年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の2機の惑星探査機「ボイジャー」。この年代物の探査機はクモのような長い脚を持ち、搭載するコンピュータは電卓ほどのメモリーしかなく、発電機も100ワット電球を3個ともせるかどうかの低い電力しか供給できない。
そんなボイジャーがまもなく太陽系を飛び出す。現在は冥王星の軌道のはるか外側を時速6万キロの高速で進んでいて、これまでに打ち上げられた探査機の中で、最も遠くまで達している。
ボイジャー1号は2004年の終わりに「ターミネーション・ショック」と呼ばれる宇宙の境界域を通過した。そこは太陽から吹き出している太陽風が恒星間ガスとぶつかるところで、太陽系の外縁部にあたる。そしてあと10年もすればボイジャー1号は太陽系から完全に離れ、恒星間の宇宙へと旅立つ。ボイジャーのプログラム技術を担当するNASAのエリッククリスチャンは「恒星間宇宙に踏み込むのは人類初の快挙だ」と興奮して語る。
NASAが予算を計上し、年代物の機械が動き続ける限り、ボイジャーの壮大な探査の旅は終わらない。

ともに土星を目指した1号と2号、1号が先に土星後は直接外縁を目指し、2004年12月にターミネーションショックに到達。ここは太陽風が減速し粒子がたくさんある領域で磁力が強い場所。
ここからさらに向こうが「ヘリオポーズ(太陽圏界面)」という太陽風の到達限界領域。そこから先は恒星間宇宙となるわけです。
1号は大量の粒子を浴びさらされたが、ヘリオポーズを抜ければ太陽風の加護が無くなり今度は宇宙線にさらされる旅となる。
それでもプルトニウム燃料はあと15年は持つそうで、地球との交信も続けられる予定。
天王星海王星に寄っていた2号もあと2年もすればターミネーションショックへ到達する予定。
これらに載せられた金色ディスク(アナログレコードの原理で記録され、レコード針も付けられている)を誰かが読んでくれる日がくるのでしょうか。
しかし「最も遠くまで達している」と書いていますが、先に打ち上げられたパイオニア10号が2003年2月に交信途絶したほど先行してたのではないのでしょうか。距離的にはボイジャーが最遠なのかな。

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2006.06.25

ユニバース&プラネットアース

MINAさんのところで知った太陽系ツアーギャラリーのWEBコンテンツ、
http://jvsc.jst.go.jp/universe/planet/
なかなか良く出来ています。文字や説明は最小限で、綺麗な映像で語る太陽系の姿。天文の勉強にとっつきやすい。
この手のコンテンツは珍しくはないですが、私が評価する特長として2点あります。
*惑星の相対をちゃんと図示している
 惑星の大きさや距離はデフォルメしてるのが多いのですが(あまりに極端すぎるから)、ここではちゃんと相対的に表示します。地球から太陽に切り替えると画面がズームアウトして太陽がでかく表示されます。それでも太陽は画面に表示しきれてないのがいいです(笑)。
*太陽系の謎にも言及
普通なら判ったことを記述するのですが、ここでは現象は認知してるがなぜそうなるかの理由は判ってないという謎の提起もされているのが珍しい。
直感的に、太陽の中心核から外に向かうにつれて温度が下がるのはわかるけども、太陽表面の外にあるフレアの部分では逆にまた超高温。表面からエネルギーを受けてこそのフレアなのになんで表面より熱いのでしょう。それはまだ謎だとか。


■NHK『planet earth』(BS-hi)

「プラネットアース」(全11集)
NHKは自然ドキュメンタリー番組が多くて、そのために受信料を払っているようなものですが
ダーウィンとか世界遺産とか2006年もなかなか良い番組が出ていますが、最近の大ヒットならばこれでしょう。
地球の自然をハイビジョンで見せるなんて別に珍しくはないのですが、この企画は従来よりもワンランク上の映像美があります。すごい。
きれいさはハイビジョンで保証されてますが、今回は見せ方アングルが凝っています。静止画無しで空撮で大自然な地表をなめるように滑空して見せてくれます。日本の山が春に桜で桃色に変わっていく様子も綺麗でした。さらに大気圏外から見下ろしても見せてくれます。ツンドラタイガが夏に氷が消えて緑になっていく様子、砂漠中央のオカバンゴが雨で緑の大地に変わっていくとか。
つまりカメラを長い時間撮影をし続けてじっくりと取材していないと見られない映像ばかり。延べ2000日かかっているとか。
ダイナミックで長い尺でじっくり見せてくれる映像、当然マイクでは滝に落ちるものすごい水音もキャッチしてて音も指向性が高めです。でないと水中ではあんな魚の出す音を拾えないでしょう。
今回の意匠では、自然地形とそこで暮らす動物との半々の構成です。動物生態好き、自然探検好きどちらも楽しめる構成。人工物や人間は出てきませんのでご安心を?

この春は全11集の1~4回の放送でした。秋以降に続きがあるらしいので楽しみです。
好評を受けて夏休みに再放送もあるかも?
宇宙的にはとても小さな地球ですが、これらの映像ではそんな小ささは感じさせない迫力があります。

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2006.02.17

新聞謹告:GISは伊予エンジニアリングの特許だった?

(2006/2/17追記)
知財判決をみると、特許無効の申し立てはあったようですね。超次元空間情報技術株式会社というところが。
それで一旦無効になったが伊予が異議申し立てして、やっぱり有効となっている。
無効を訴えた側が「定義が曖昧」という表現不備で攻めたため、反論で「良く読めば説明はちゃんとある」とされて無効の訴えが退けられたもよう。(H17.7.19)
あと、却下された判決では、GPS系の移動体追跡なGIS。特許を認めてくれないなんて嫌だとここでも異議申し立てしたが(伊予が特許庁を訴えた)、
「既存データベースに記憶されている文字情報を用いて,その文字情報を,対象物の座標情報に対応させて付与した管理コードにより対応付けて登録するようにすることは,当業者が容易に考えるものであるといわなければならない」
という理由で知財も退けた。(H17.10.13)
知財判決データベース→

「容易に考えられる」理由で移動体GIS特許がだめなら、既存の特許も同じ理由で無効になりそうなんですけどね。
伊予は他のGISと違う要は「GISから既存データベースを呼び出して利用するので、既存DBの有効利用ができるところ。他のはGIS本体にDBが付いていてGISに依存した形態だ」と繰り返し主張してました>判決文読むに
既存DBとGISを繋げるためにGISに『管理コード』をつけるのが要で、他はこの工程が無いと言っています。
じゃあ
先日の謹告の「多数特許侵害が見受けられる」では、インポートしてGISに取り込むスタイルだと抵触しないし、GISにしか解釈できない専用データ形式でも抵触しない、外部にデータを取りに行く機構が特許ということか。
外部ファイルを読むにはGIS側にインデックスなキーが必要で、こういう関連付けはGISに限らずMS-Accessのテーブル間だってやってるしODBCドライバで外部データにもアクセスできる。
そんな思想が、GIS限定で特許になるというのがわからないなぁ…


(2006/2/16)
伊予エンジニアリングの特許 MAPIN 
なにやら今日2/16日経産業新聞囲み枠で『謹告』を出している企業があります。
出稿は愛媛県松山市の伊予エンジニアリングという会社で、内容は
「最近当社の特許を侵害しているGISのシステムが多く見受けられるので警告しておきますね」というもの。
その特許とはMAPIN(マップイン)というGISアプリで、特長特許として以下のような「発明」があるという
http://www.iyoeng.co.jp/patent.html
1*画像(地図や設計図)の任意の位置座標それぞれにデータを関連付ける
2*データを登録するときに文字を付加、その文字列を検索キーワードにして呼び出せる
3*関連付ける先は既存のデータベースそのまま、既存資産が有効活用できる
4*画像と文字を合成できる

これらってこの会社が日本初で発明した画期的なアイデアだったの?
1番はクリッカブルマップでGISでないWEB&html黎明期からあったし
2番はメタファイルを蓄積して目次となるクリアリングハウスであり、GISの根幹
3番は主題図と呼ばれる地図上に結果値や統計をグラフとかビジュアルに表示する機能はGISの基本であり、単純に加工無しにデータが表示される時代は終わってるくらい
4番はレイヤーの概念では当然の機能でGISでなくてもWORDだって画像の上に文字を重ねられる時代

とまあ、これらの特許を取得しており、そういう機能を持っている他社GISは特許侵害であり、そういう侵害製品を使うエンドユーザもいかがなものか、
という謹告を新聞に掲載しているわけです。
確かにその「発明」は特許を取得してるようですが、これらの機能はGISでは当たり前というか、特に現行の高性能な「統合型GIS」には必携機能。
今どき地図を表示するだけでは仕様不足であり、地図でないデータとの連携、データを円グラフや棒グラフで主題図として可視化、画像の上に文字を重ね表示、データ登録時にはメタデータを付加してインデックス化は当たり前中の当たり前な機能。
それが四国の会社の特許だったとはねぇ…知りませんでした(苦笑)。
この特許に抵触しないのは、呼び出す情報が音声のときぐらい?(やたら文字情報を強調しているので)

まぁ、こういう特許が成立するのを見逃していたGIS他社も問題がある気もしますが、実は有名各GIS会社は伊予の発明にインスパイアされて&ライセンスを受けて今の統合型GISを開発しており、見逃しでなく、その発明提供にむしろ感謝してるのだろうか…。

この前の一太郎のアイコン特許は裁判で無効却下されましたが、
今回の謹告は、明らかに世の中の競合GISプログラムへの宣戦布告。
『当社のMAPINに類似した他社のシステムが多数見受けられます。関係各位、特に金融・行政関係者のご配慮をお願い申し上げます』で締めくくられており、
エンドユーザ、特に公的機関ユーザをまず揺さぶることで納入業者を間接的に…という典型的ないやーな感じな攻撃手法です。
(似たような手法で、日立のプロセッサが侵害してるという理由でそれ搭載のドリームキャストのほうを輸入差し止めさせた半導体メーカーがありましたっけ)

さて、この特許が有名GIS会社に既にどれくらいライセンスされているのか。
あまりされてないなら大手が共同で反撃に出るのでしょうが…
やっぱり一番に思うのは『特許庁はなんでこういうアイデアでも特許を認めるのかよ…』でしょうか。
そして二番目に、特許を盾にするにもこのやり方は『感じ悪っ!』というイメージ。

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2006.02.08

陸自×九州電力=自衛隊西部方面隊特殊車両空挺団?

これは頼もしい&かっこいい?なんか吊られている姿がかわいくもある(笑)九州電力と陸上自衛隊西部方面隊

この度九州電力は陸上自衛隊西部方面隊と共同連携し、発電車両を陸自大型ヘリで空輸する実験を熊本の演習場で実施し成功させたそうです。
これは車両に特殊な吊り上げ器具を取り付けそれでヘリで吊り上げる方式。
この特殊器具は特許申請中。
普通にワイヤで吊り上げればよさそうですが、車は水平方向とタイヤという下側からのプレッシャーには対応できても、吊られると車両の自重からシャフトとか曲がる危険性があるのでそれを保護する仕組みが必要なのでしょう。

こういう自衛隊と電力会社が組むのは、災害発生時の復旧のため。
昨年の台風で道路が寸断され復旧に5日間かかった。
そこで電気の供給と電線の工事を速やかに行うために工事車両を吊って現場に運ぶという作戦なわけです。
これで二日で復旧できるようになるとか。
この方式で発電機車と高所作業車(ゴンドラ車)が運べるようになっています。
ただし大型ヘリで運べるのは低圧発電機車(5.5トン)までで、
今後は7.8トンで広範囲に供給できる高圧電気車を軽量化して空輸できるよう研究するという。

空挺部隊で現場上空から投下開始するのは兵や戦車だけじゃないってことで。
さすがに装甲車や軽戦車にパラシュート降下させるように電源車は降ろせないですし、
輸送機は滑走路が要りますし。だからヘリで吊って運ぶのがベストでしょう。

新潟地震では電話局インフラが寸断、局舎自体は地震対策あって倒壊を免れても自家発電が燃料途切れる事態になっていました。携帯電話だって鉄塔が無いと通信できませんし。
ところが道路寸断で移動基地局(無線通信中継車両)の派遣もままならず、そういう場所には燃料やバッテリーを担いで山を越えて局舎復旧していたのが記憶に新しい。


いつもお疲れさまです。ありがとうございます。

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2006.01.26

スパイとヤマハ発動機とタケコプター

(2006/1/26日経産業新聞)
コラムにおもしろい話が。先の農業用無人ヘリの不正輸出の事件ですが、コラムでは「なぜヤマハのRMAX L181だったのか? もしもスパイが調査してその製品を選んだのならその能力の低さが問われるだろう。なにせ日本にはもっとすごいタケコプターがあったわけだから」

GENコーポレーション社(長野県松本市)の『GEN H-4』、通称タケコプター。
独自開発超軽量エンジンで上下ふたつの反転回転翼でテールローターが不要。
70キロの人を乗せて飛ぶことが出来る。国内だけでなくアメリカにも輸出実績あり。
海外では「ジェームスボンドの秘密兵器」と呼ばれているとか。
この機体を無人化した農業用運搬ヘリバージョンでは重量100キロの運搬ができる。
※RMAX L181は最大運搬量は23キロ。
開発者はGEN社長の柳沢源内氏。コラムでは平成の平賀源内、発明家にならざるをえないような名前だと評していました。
機体からエンジンまですべて日本製なのはこの機だけで、その技術力を評価され、世界の航空機を網羅するジェーン年鑑に、世界中の航空機やヘリと並んで記載されているという栄誉も。

さて、スパイは知っていてこれの輸入が叶わなかったのか、それとも無知だったのか。
日本もこのタケコプターが不正輸出されないようにちゃんと見張っているのやら。
しかし農薬散布ヘリ程度で軍事転用とか言うなら、自動車=兵や軍事物資を運べる、パソコン製造を中国委託=電子戦スパイ戦で利用されるじゃんとはネット世論での反応。

個人的にはこの飛行機に感服。空中だけでなく、陸上や水上も走れるなんて万能すぎる(笑)
http://kamesan.txt-nifty.com/zaku/2005/11/post_a729.html

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2005.12.26

韓国論文捏造、日本の企業の対策は

証券システムのトラブルや、構造計算プログラムデータの改ざん、ITシステムでは「こんな事態になるとは思わなかった。想定外だ」とか驚くようでは、仕様の詰めが甘かったとしか言いようがありません。
故意にしろうっかりにしろおかしなものが混入せず、しても見抜ける仕掛け、そんな便利なツールがあればいいのですが…

そんななか、日経産業新聞2005/12/26に、先の論文捏造騒動を受けて、日本の企業が研究開発でどう対策を取っているかがレポートされていました。
要は「履歴をこまめにとる、証拠&生データを残す、第三者が検査する」などで、こうした手間のかかる作業を研究を重視する企業は既に対策を打っているそうです。

味の素:
研究はノートに記述。筆者が宣誓署名をし、第三者が内容理解した上で署名。
花王:
社内で第三者に検証させる。知的財産センターが目を利かせる。
協和発酵:
ノートに全て手書きさせる。写真を貼ったら割り印。1ページ毎に上司や同僚がサイン
キリンビール:
研究者同士でデータ共有し議論するカンファレンスシステムの構築。ミスを率直に申告させる社風作り
武田薬品工業:
研究の生データをシステムに保存。上司はそのデータを直接閲覧(間接的報告でない)。データアクセスには履歴が残る
JT:
ページが採番済みノートを使用。1ページ毎に本人と立会人が署名。抜き取り改ざんを防止。ノートは会社が保管。


検証不足でうっかり誤って間違った結論を導き出したとか、悪意を持ってデータを書き換えたとか、いろんな場合が想定されますが、
技術が高度化していくなかでは、その論文がパッと見でおかしい&怪しいと気付きにくいわけですし、現にES細胞論文は科学誌のチェックをくぐりぬけ、構造計算の異常値もとがめられてこなかった。
企業の場合秘密なので他人には知られたくないわけで、だから一方でオープンソースで多くの目に晒す方法もありますが、協力者が著作権や特許権に抵触するルーチンを組み込んできても、誰もが気付けるものでもないですし。難しいところです。
しかしこうも事件が多発するようでは検証機会増強はもはや避けられない流れでしょう。

過去ログ:
2004.03.03 テストではバグがあることは示せるが、バグがないことは証明できない

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2005.12.06

プラネタリウム満天とMEGASTAR-II感想

みなさんプラネタリウムに行ったことはあるでしょうか?
天球ドームに映像を上映するわけですが、映画スクリーンとかと違い、星にまつわる番組内容なわけですが映画館よりは行く人が少ないでしょうから、どういうものかを感想として紹介。
といっても私もたくさん鑑賞してるわけではないです。
場所や料金とか公式サイトで判る分は省略しています。そこに書かれてないところ中心で。特にメガスター見るにはちょっと攻略も必要ですのでその話も。

最近の番組の傾向は…
・だいたい40分。暗い夜空ばかりなので映画より短いが飽きやすいか?
・児童科学館とか公的施設よりはエンタメ性が高い。向学には適さない?
・プラネタリウム投影機での星表示という場面は思ったより少ない

以下の話は2005年通年全般の話で、他年度やクリスマス等の特季の場合は変わります。

■サンシャインスターライトドーム『満天』/池袋
 http://www.sunshinecity.co.jp/planetarium/

場所:
池袋サンシャインのワールドインポートマートの屋上。サンシャイン水族館の隣。
JR池袋から歩いてきた場合、ワールドインポートは一番奥まった建物なのでちょっと判りづらい。
とにかく地下や1階から一番奥まで行って、ワールドインポートのエレベータまで辿り着いたら屋上まで行ってください。
(細かい話をすると、一番奥まった建物は文化会館なので、各ビルの境目がわからない地下1階だと行きすぎないように)

料金:
水族館と隣なので、チケットは合同になっている。そこで「プラネタリウムの○時の回」とか言って買う。
買ったら奥に進み、入り口で切符を半券に。向かって右側がプラネタリウム。
満席なのは見たこと無い。半分も入ってない?(汗 だから前売り券とか買うまでも無し?

上映:
原則2番組(一般向けサイエンス系と家族向けファンタジー向け?)を1時間おきに上映。数ヶ月でプログラムを入れ替え。だから、いつでも同じ番組を見られるわけではないので、いい番組を逃さないように。
そして夜だけはヒーリング番組という会社OL層を狙ったような癒し系番組。ここだけ料金が1200円(通常は800円)でお子様お断り。匂いとか香りとかも館内に漂わせるらしい。
制作はコニカミノルタ自社製だが(ここの運営はコニカミノルタ)、国産でなくどうも海外番組を日本語翻訳吹き替えしたもののようだ?というかスタッフスクロールで外人さんばかりです。
でも、ハム太郎の星座占い番組、あれは国産だろうなぁ…

番組感想:『INFINITY EXPRESS 宇宙の果てへ』
上映期間2005.3/19〜6/12

ラサール石井さんのナレーションで最新宇宙情報を紹介する、という内容。
天体写真や3DCGとかを多く紹介してるので、プラネタリウム投影機の出番はあまりない。
館内の中央に座する投光機(投影機かな…)はフル稼働せずに冒頭とエンディング近くの夜空のシーン演出だけに使用される、という感じで、星座とか星々をひたすら見せる、というプラネタリウムではないです>池袋
そしてこの番組では3Dの立体CGによるイメージ映像が多かったです(いわゆるチューブの中を高速にくぐるとかのサイバーな映像演出)。だから余計に星科学番組っぽくなかった。
サイバーな映像でぐるんぐるんと目を回したい人にはおもしろかったでしょう。
宇宙全体がテーマ。
最新情報でお届け、と銘打っているように木星探査とかのCG映像もあり。ただ制作時点ではホイヘンス着地成功とか知らなかったので、そこまで最新ではなかった(笑)。

番組感想:『新しい地平線 NEW HORIZONS』
上映期間2005.1/〜3/13

私が見た中でお気に入りな番組。
上のに対してこの番組は太陽系がテーマ。
太陽系の各惑星や衛星表面に着地したらどんな風景が見えるだろうか?という内容でそれぞれの星に着地してまわるという映像がおもしろかったです。
一番に科学番組っぽい内容でしょう。しかし着地とかばかりしてるわけなので、ここでも投光機の出番はあまりなかった…。
コニカミノルタの投光機もメガスター2並の非常に小型でいいマシンなんですけどね。
『満天』ではすり鉢状な座席配列ではなくて、完全フラットな円形な床に椅子がならんでいて中央に投光機、天井には半円ドームスクリーン、という構成。なので座るなら後方がいいです。
投光機以外にも館内の隅っこには映写機や、天の川とか専用の投光機がいろいろあり、プラネタリウム機単体では表示できない映像演出をカバーしています。
サンシャインスターライトドーム『満天』


■日本科学未来館『ドームシアターガイア』/お台場
 http://www.miraikan.jst.go.jp/
未来館のシンボル『ジオコスモス』
場所:
ゆりかもめ下車でちょっと歩く。でも『満天』よりは十分近い(笑)>未来館
上映まで時間があまっている場合は、フジテレビ局舎まで散歩するのもよし。

料金&予約:
一応500円。未来館の入り口には改札が無くて券売機があるだけ。だから買わなくて中の常設展示を見ようと思えば…というぐらいのんびりな感じ(笑)。
特別展示コーナーは別料金なので、券売機には団体向けとかいろいろ種類があるので迷うかも。
プラネタリウムは6階にある。これを見るには必ず500円券を買うこと。なぜなら座席は全席指定で指定券を6階で事前に発行して貰う必要があり、発行時にその500円入場券を提示する必要があるから。
同時に一人1席しか予約できない。代行&まとめ予約は不可。家族連れで全員揃って指定を受けるのは面倒だと思うのですが、それだけ人気なアトラクションなのです。
あくまでも500円は未来館入場料で、プラネタリウムは無料です。

上映:
『ドームシアターガイア』は人気があるので、早く行く必要があります。
夕方の上映を見たいなら、正直午前中に出向かないとダメです。
午前中に行って午前の回を見られれば効率が良いのですが、競争率が高いので開館時を逃すと夕方の回しか席が残ってません。
しかもシアターでは「プラネタリウム」と「3DCGアニメ」の二本立てなので、プラネタリウムの回は実質半分、平日2回、休日3回しかありません。
狙うなら平日が望ましい。WEBで空き情報を表示しているが、それで今日は空いているとか見て出かけても到着時に満席、とかなるので、確実にGETするなら朝早く行かないと。チケット買ったらすぐ6階に行って、そこの受付の人に座席指定を受けて下さい。
しかし裏技として、臨時追加上映があったりします。WEBには載らないで現地に張り紙で夕方に+1回になります。人が多い時期にあるようです。
私もこの追加上映で救われたくちです。
夕方まで時間を持てあますので館内や外の公園を散策しましょう。再入場可。

未来館は科学博物館なのでいろいろ催事&展示物がありますが、その中のひとつが『メガスター』です。
世界最強の投影能力を誇るプラネタリウムですが、これを常設している博物館は数カ所しかなく、関東で観るならこの未来館が一番有名でしょう。
ガイアは池袋のような半球施設ではなく全球なシアターです。お台場フジテレビの展望台みたいに球なんです。建物を外から見ればその球がめり込んでいるように見えます。
その球の前半分がドームスクリーンで、残り後ろ半分が座席。なので座席は急斜面に並んでいます。こういう構成は、新宿タカシマヤの上にあるアイマックスシアターや八景島シーパラダイスのドームシアターと同じ感じ。
その座席の中央にメガスターが鎮座しています。こういう構成の弊害としては、メガスターより高い位置に座っているとメガスターからの灯光が顔に来るのでキラキラまぶしいです(笑)。メガスターの射程範囲が広すぎて?スクリーンからはみだしてる。


番組感想:『MEGASTAR-II cosmos 新しい眺め』
上映期間2005.12迄。12月から機体改修と同時に新番組を予定

最もプラネタリウムっぽい星番組。メガスターが大活躍で500万個の星が堪能できます。
その解像度の高さは世界一なわけですが、他のプラネタリウムよりも暗い等星のもカバーしているので沢山の星が表示できます。普通のではどの星もなんか同じ大きさ&明るさの点ですがメガスターでは濃淡があります。しかし20等星とかだともう暗すぎて本来は見えないので、暗いのは意図的に明るくしてあるそうです。
それで、すげー!という印象を持てるかと言えば、そこらのよりも高画質なんですが、天井に投影してるので本物の夜空の満天の星空にはやはり及ばないかな、と。もうちょっとひとまわり大きなドームに投影しないのかな。池袋より狭い館内では星が近すぎて…。
番組の内容は、地上から見える星の眺めというテーマで30分と短い。
しかし観て思ったのが、池袋のような補助投影演出が少ないのでひたすら同じ星空を観るのもちょっと飽きるかなぁ…。
よく考えれば、恒星原板を交換しないと南半球の星座とか見せられないので、一度セットした原板でひたすら見せるしかないわけで。
演出で「きらきらまたたいていた星達が、地上を離れて大気圏を突破するとまたたきが消えました。空気が無くなったからです。これが毛利さんが宇宙船から見たのと同じ風景です」とかあったのですが、これもまたたきがOFFになっただけで見ている内容は同じでしたからねぇ…
補助投影があれば、振り返ってでっかい地球のようすをCG投影したり、星々を線で繋いで神話な星座を重ね表示したりとかできたのでしょうね。(池袋装置ではそういうこともできます)
というわけで、スペックマニアで「500万星表示すごいー」な人には世界最高峰な星が見られるのでお勧めですが、エンタテインメント性が無いと飽きちゃう人には物足りないでしょうか。
私の感想→北半球&南とかもっといろんな全天を見たかった・天井がもっと高いとより星っぽく見えたろう・星の再現度はお見事。天の川が本当にドットの集合で構成されているとは思えないぐらい本当に淡く帯に光ってた。
2006年からの新プログラムでは、シンプルな星投影だけでなく、CGとか音楽とか追加チャンネルの重ね合わせな演出となっているようですね。日経BPのプレビュー

プラネタリウムはいかがでしょう。
星々の無窮のきらめきが皆様をお待ちしております。

planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜

カテゴリ:科学技術・宇宙 ←そのほかのプラネタリウムの話題
参考:2005.09.17 MEGASTAR-II cosmos(syumi-悠悠)

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2005.11.13

土星衛星タイタン探査機カッシーニ撮影と石油

(2005/11/13補足)
日経紙面11/13で「石油は有機か無機か?」という記事が。
私は古代生物の死がいが地層に蓄積圧縮され油脂化するという有機説を普通に信じてました。
そしてこれらはいつか枯渇する、とも。
ところが2005年の今になっても油田は発見され続け,枯渇する様子が見えません。
そこで今回知ったのは、石油やガスは岩石と水から生成されてるという無機説と石油やガスは今もどんどん作られ続けているという説です。
例えば石油は生物が居ないかなり深層からも発掘されています。昔に植物があったとかでない岩石地層から。有機論では「深層でもバクテリア等が居てそれが変化した」と考えているようですが。
どうも岩としみこんだ水と圧力と熱があればガスが生成されるそうで、高圧実験でもメタンとか作れたとか。
しかしタダの石ころと水があんなドロドロした油になれるのか?有機なものになれるのか?はイメージ的に想像できません。
この無機論が正しいとすると、地球上の岩盤自体が石油の源となれるので想像以上に石油はこれからも生み出されることになり、今の石油枯渇が発生していない事実にも符合するかも?
そして、よく思い返してみれば、タイタンにはメタンやエタンが観測されています。
あんな寒いところに有機生命体が昔たくさん居たはずがないのに、タイタンの地表はガスで覆われるほどの大量にある事実。これらはどこから来たのか?
それを思えば、無機説もなるほどなと思えてきました…。


(2004/10/28)
衛星タイタンbyカッシーニ
NASAジェット推進研究所(JPL、本部・カリフォルニア州パサデナ)が10/26の米欧土星探査機『カッシーニ』撮影の写真を公開。
元のデータはモノラルで、紫外線や赤外線それぞれの観測反応をデジタル可視化合成した写真ではあるが、大気そのものが写ってないがそこに含まれているメタンの反応で大気がある感じがこれからも感じ取られますね。
しかし堅い地表があるのか?液体や気体の分布は?などはまだ不明らしい。
NHKの番組で知ったのですが、
銀河とかの天体写真、とても色鮮やかに撮影するプロの写真家がいますが、あれはどういう風にやってるかといいますと、
高性能なカラーフィルムとかではなくて、三原色に分けて、赤の部分だけ撮影とかやってあとで合成するそうです。単色フィルムのほうが色をよく拾えますからね。
宇宙の変化が非常にゆっくりなのを利用して長時間露光して細かい光を拾っていく根気が必要なのだとか。
ただし、超新星爆発とか短期間で変化する場合は、長時間露光する間に形が変わってしまうため、こういう変化の激しい天体を綺麗に撮影するのは難しいそうです。
衛星タイタンとは:
水星より大きく太陽系の衛星で唯一独自の大気を持つ。
表面は氷点下179度と超低温で環境は原始の地球に似ているとされる。
メタンとエタンの海が存在するとみられている。
今後のカッシーニ行動計画:
4年の探査期間中に45回タイタンに接近。土星の周りでぐるぐる何度も巡り会いながらの観測。
12月24日にカッシーニから切り離し来年1月に小型探査機ホイヘンスを着陸させさらに詳しい観測を行う。

こうして太陽系も解明が進んでいくのですね。
ただしエウロパを除く(笑)。

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2005.10.27

プラネタリウム『ホームスター』とドラマ『星に願いを』

(2006/1/6補足 日経新聞)
ホームスター販売台数が2005年目標の5万台に届きそうとの記事が

(2005/10/26日経産業新聞)
家庭用高機能プラネタリウム『ホームスター』制作販売についてのインタビュー記事が掲載されていました。
セガトイズの新規事業部シニアマネージャ加藤武彦さん(37)の話。

・これの販売までに二年かかった
2003年、大平貴之さんのプラネタリウムが人気と聞き、本格的な星空を部屋の中でもという加藤さんの考えに大平さんも快諾してくれた。
しかし企画を社内に上げたところ、プラネタリウムが売れるのか懐疑的で、加藤さんの社内実績もなかったせいか賛同が無かった。さらに製造してくれる会社も見つからず、行き詰まってしまった
・実現の契機が訪れる
大平さんは着実に話題の人となり、プラネタリウム自体もブームが復活してきた。加藤さんもムシキングや脳力トレーナーで実績を積み、2004年7月に企画が通ることになった。製造も玩具会社でなく光学メーカーで引き受けるところが現れた。
・作ったら前評判も上々
製品発表会ではその出来が高く評価され、2005年7月に20790円で販売したところ、ネットでの評判が広がり、アマゾンでは玩具一位を独走し、ネットの影響力を実感したという。
・販売拡大
当初の初年度目標は1万台だったがそれは1ヶ月で売り切り、5万台に引き上げて増産対応中。

「本物の満天の星空を」「一家に一台のプラネタリウムを」を思っていた加藤さんが実現までこぎつけた話を伺える記事でした。


■テレビドラマ『星に願いを−七畳間で生まれた410万の星−』
 2005年8月26日フジテレビ系で放送

ホームスターは今では普通に買えますが(秋葉原ヨドバシの上の書店でも売ってました。実物はちっちゃいですねぇ。コンパクトでいいです)、アマゾンで売り切れ状態が長かった原因は、ネットのニュースサイト各所で話題に取り上げられた以外に、このドラマもあったでしょう。
ここ数年はTVドラマがつまらなくて(綺麗で悪くはないのだけど、なんか話がおもしろくないというか、出演者の演技もリアルさとか人間くささが減って上品すぎるとか)視聴率も往年の面影ない状態でしたが、この放送はまあまあ良い感じでした。
ディズニーが協同して『星に願いを』のテーマソングを提供したのが各シーンに良く効いていました。
ドラマの内容は大平さん自叙伝で世界一なプラネタリウムなメガスターができるまでの話で、人間ドラマ+恋愛ドラマ+プロジェクトXな混在風味でした。
でも、これがホームスター売上に貢献したのは間違いないでしょうね。メガスターIIを見に行った人も増えたのではないでしょうか。
私もやっとこ この秋に未来科学館で見てきましたし。その話はまたあとで。

関連ログ:
2005.02.17 プラネタリウム買換需要で復調

1点、ドラマで気になったのは、どこまでフィクションだったのだろうか、ということ。

特に勤めていた会社が主人公の個人趣味な製作を中傷妨害したり、完成すると親切を装って今度は技術特許を乗っ取ろうとしたり。それはそれは悪の権化な会社として描かれてましたねぇ(笑)。
大平さんが実際に勤めて退職した電機メーカー会社があるのでどうなんだろう。
書籍の方の原作な本物の自叙伝のほうでそこら辺はわかるのだろうか。半分ぐらい真実だと、モデルとなった会社が名誉毀損でドラマを訴えるのではなかろうかと心配になります。
なんたって悪の権化ですから、放送に逆恨みするかなぁと。完全に真実だと、メガスターファンが黙ってないのでグウの音も出ないかな?(笑)

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2005.10.14

和歌山で不思議生物『ハテナ』発見

分裂中のハテナの写真
時事通信■半分動物、半分植物=不思議な微生物、和歌山で発見

 他の微生物を食べる鞭毛(べんもう)虫なのに、藻類の葉緑体を取り込むと捕食装置が退化し、植物として生きる不思議な微生物を岡本典子日本学術振興会特別研究員と井上勲筑波大教授が発見し14日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 仮に「ハテナ」と命名されたこの微生物は、植物への進化過程にあり、数千万年後には完全な藻類になる見込みだという。 ハテナは2000年夏、和歌山市の砂浜で採集した藻類の中に偶然交じっていた。小判形の本体(長さ約0.03ミリ)の前にある鞭毛を尺取り虫のように動かして移動する奇妙な動き方だったため、興味を持って電子顕微鏡で見たところ、植物で光合成をする葉緑体があった。 この葉緑体は、ネフロセルミス(藻類の一種)を食べて取り込んだと判明。しかし、増殖のため2つに分裂するとき葉緑体を分割できず、片方にしか引き継げない。葉緑体がない方には、再び捕食装置が生じ、また藻類を食べて葉緑体を取り込むことが分かった。
 ハテナは福岡県の砂浜でも見つかっている。井上教授は「植物はもともと、原始的な藍藻(らんそう)から葉緑体を獲得したが、その植物がまた別の生物に取り込まれ、多様化したと考えられる」と話している。

学研の科学雑誌に超低温や沸騰湯、乾燥、アルコール漬けにも耐えるユスリカの幼虫が教材付録になるというニュースがありましたが、(種子のように堅牢だが水に浸すと1時間で活動を開始し成長するらしい…)不思議な生物はいろいろいるものです。
ヒトだって消化のために体内に菌を住まわせるので葉緑体ぐらいで驚かないにしても、無くなったときだけ取り込み口が復活するとかのギミックに感心するわけです。いわゆる飛行機のタイヤ収納とか、無駄な通信ポートを閉じるステルスモードのADSLモデムみたいなスマートさです(笑)。年中身体じゅうの穴が開きっぱなしーな私のようなヒトと違います。たくさん入ってもたくさん出て行って結局中には残らない。自己完結できないのがハテナと違う。
ヒトはビフィズ菌の増減を感じとって意識して獲得補給するなんてしませんが、ヤクルトを飲みたくなるのにも実はハテナみたいな理由があったりして?
葉緑体を貰えない場合があるって遺産相続に破れた親族みたいで、貰えなかったら「ああ…葉緑素確保せんといかんなぁ」とクチを復活させて捕食活動再開。負けても実に前向き。しかも自分の中がからっぽだと自覚しているわけですし。なんかドラマチック、偉い(笑)
写真にあるように、「はてな」は分裂時に葉緑体を片方に寄せて、葉緑体の無いほうで分裂して相手には葉緑素を意図的に?引き継がないようにしています。そんな凝ったギミックやるなら普通に真ん中から二分すればいいのに(笑)
ハテナは植物より前の世代と見られ、葉緑体と一心同体(植物)になる前の段階だからこのような行動になっているらしい。

カテゴリ:動物ネタ
蚊を参考、ぎざぎざだけど痛くない針?
トカゲの水上走行のひみつ
優秀種と国産ブロイラー
働きアリとうっかり八兵衛の組織的関係

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2005.09.05

2005.1 火星探査機が1歳の誕生日

(2005.9)
火星探査機スピリット&オポチュニティ
ナショナルジオグラフィック掲載のパノラマ写真、実物を見て欲しいのですが、ぐるりと全景を400枚超を合成した大きな写真はなかなか見ごたえがあります。
上:「コロンビアヒルズ」
下:オポチュニティ撮影の「イーグルクレーター」


(2005.1.4)
ニュースで報道されてるように、なんと探査機が活動1年を迎えました。
あまりにも厳しい環境で、太陽電池に砂が積もり、冬に光射量が減るのでハードが持っても電力的に無理と思われたものが一年持ちこたえました。
よく頑張ったものです>しかも二台ともに健在
しかし車輪まわりのハード消耗は激しく、バッテリーもパワーが低下しているようですし、一部の観測機器は故障したままと体調は万全ではなくなっていますが、
それでも一年間働き続けて、且つ、すばらしい発見成果をあげてきたことには感動です。

(2004.6.4)
地表探査機も丘陵と盆地に分かれて場所を移しています。
でかいサイズの下の写真、この窪地に下りようかどうか慎重に検討されているようです。
よくみると中心盆地は砂嵐のせいで砂で埋まってますね。
本来なら地表面をえぐりとられているので地中の観察に最適らしいのですが
(地上では隕石クレーターの窪地で隕石由来の鉱物が見つかる)
こうも埋まっているようではそれをよけての観測は難しそう。
いろいろ大変だ。
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/opportunity/20040506a/01-SS-01-Endurance-B101R1_br2.jpg
しかし…
この写真の最右端にオポチュニティ自身が写っているのですが、背中の太陽電池パネルが砂で覆われちゃってます!?
本来はこれの理由で活動限界が90日とされていたのでした。
砂塵を払いのけて機械をメンテしてあげたい!なんてNASAの人たちも思っているのかも知れません。
それとも…払い落とす仕掛けがあったりするのでしょうか。

2005.11 更新はとまっているようですが最新の探査車動向はこちら(日本語版)。本家NASAでは2005.9に新写真を掲載。まだ稼動しているようです。
http://moon.jaxa.jp/ja/mars/exploration/MER/index.html

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2005.07.21

ひまわり6号仕様、5号終了

(2005/7/21 時事通信)
さよなら「ひまわり5号」最後の画像

テレビや新聞の天気予報で長年親しまれてきた国産気象衛星「ひまわり5号」が、完全に運用を終えることになった。管制担当の宇宙航空研究開発機構が既に静止軌道から外しており、21日午前に電波の送受信を停止する。航空管制を兼ねる米国製後継機ひまわり6号の運用が始まったためで、設計寿命の倍以上の10年も活躍した。
運用終了を控え今年6月24日に撮影した最後の画像は、地球全体が鮮明。気象庁の宮本仁美衛星整備計画官は「6号の運用開始まで、よく頑張ってくれた。いい衛星だった」と話している。(了)

ひまわり5号が最後に撮影した地球の画像
ひまわり5号が最後に撮影した地球の画像
6月24日午後2時24分(気象庁提供)

宇宙から見た地球には国境なんて見えないのにな
…と『プラネテス』な感想を持ってみたり。


(6/28補足)
本日正午より無事に正式稼働を開始
(6/1補足)
5/31の試験映像配信は無事に成功したようですね
www.data.kishou.go.jp/satellite/satellite.html


ひまわり6号(正式にはMTSAT-1R運輸多目的衛星新1号)、間もなく稼働するそうです。

■スケジュール
1984-89 ひまわり3号
1989-95 ひまわり4号
1995-2003 ひまわり5号
1999 H2Aの打ち上げ失敗
2003〜 GOES9(1600万円/月で借用)
2005.02打上、5/31試験配信開始、6/28運用開始 ひまわり6号
2005.11打上予定 MTSAT-2(バックアップ衛星)

■ひまわり6号仕様
名前:MTSAT-1R、2005.3にひまわり6号と命名される
位置:東経140赤道上36000km静止軌道
搭載センサー:
 可視光/昼間用で雲とか観測。分解性能1km(5号は1.25)
 赤外線/夜用で温度による観測。分解4km(5号は5)
 赤外線解像度/地球全体撮影時1億3000万画素(5号の2倍)
 追加赤外線/波長3.7マイクロで地表の霧を検出。船舶濃霧対策
撮影回数:1時間2回(5号は1回)
世界気象監視計画:データは西太平洋地域各国に提供される
今後の予定:2基目を打ち上げ、2台体制で10年の観測に従事予定

もうひとつの役割は航空管制機能。
太平洋上には既に位置情報衛星があるが、今回の2基を加えて精度を向上させる。
現在は航空機の間隔は220kmなのがそれが94kmにまで詰められる。バックアップが上がれば55kmまで詰まる予定。
新航空管制システムは今年12月に稼働予定。

観測間隔が2倍良くなるため、台風の進路予測に役立つことが見込まれます。新赤外線センサーで従来では捉えきれなかった海上濃霧を見ることができ、船舶の安全に寄与するでしょう。そして航空管制の強化で安全で効率的な航行ルートを得られるでしょう。
このように新衛星によって『減災』に威力を発揮することが期待されています。

関連ログ:2005.02 H2A Rocket launch was success

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2005.07.08

すばる望遠鏡スペック

(2005/11/6日経)
下の9月のニュースでガンマ線バーストを観測した東工大河合教授は、このとき『すばる使用権カード』を行使したそうです(そのときは国立天文台の山田助教授が利用最中だった)。
この権利は研究者に年2回とか割り当ててあり、本来の観測を中断して割り込みできる権利だそうです。
これで(バースト観測のスイフト衛星により)発見されてすぐに消えてしまうバーストを観測して結果として大発見につながったとか。
おもしろい仕組みです。
記事では地上望遠鏡の大型化の計画もあり。
国立天文台=10年後目標で口径30mの継ぎ接ぎ型鏡の建設
欧州南天天文台=口径100mの建設を計画中


(2005/9/12発表)
すばる、宇宙最遠の巨大爆発をとらえる

"すばるGRBチーム"は、宇宙の最も遠方で発生した巨大爆発現象の距離を測ることに成功しました。この爆発現象はガンマ線バーストと呼ばれ、大質量星が崩壊してブラックホールが作られるときに発生すると考えられています。9月4日に発生したガンマ線バーストを観測した結果、距離は 128億光年と、今までの記録(123億光年)を大幅に破る最遠の爆発であることが明らかになりました。この距離は人類がこれまでに発見した最も遠い天体(幼少期の銀河)の記録に迫るものです。
subarutelescope.org/Pressrelease/j_index_2005

探査機はやぶさが小惑星イトカワに接近した今週、すばる望遠鏡でもいろいろニュースが。
先日に降着円盤の発見をしたところですが、
(すばる本家より北海道新聞の写真が綺麗かも)
www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050901
13日のニュースでは、最も遠いGRB(ガンマーレイバースト)の観測に成功だとか。宇宙誕生からまだ8〜9億年しか経ってない宇宙でもう消える星があるとは。こういう遠方で昔のGRBを観測すれば宇宙誕生当時はどれくらいの星があったのかを推定できるようになるわけです。
巨星のほうが寿命が短いとはいえ、こういう恒星系では30億年とか生き続ける生命なんてありえません。
本当に太陽系に生まれてきて良かった(笑)。


(2005/7/8)
いろいろよくまぁアイデアを出すものです…。
「理化学研究所、すばる望遠鏡の解像度を5倍向上させるレーザー」

www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2005/050706
すばるはマウナケア山頂上なので、地球上で最もシーイングがよいと言われていますが、
ハッブル宇宙望遠鏡と比べるとやはり空気のゆらぎがあり、星の輝きがまたたいてしまいます。
それを補正する装置があり、ヘッドホンのノイズキャンセラのようにゆらぎを高速演算し打ち消す制御をしていました。
ところが、この補正にあたり、ガイド星という観測目標の近くに明るい天体があることが必要で、それの瞬きを観測して補正演算していたため、周りにガイド星がない領域では実はこの補正機能は十分に機能してないとか。
そこで考え出されたのは、人工的にガイド星を生成すること。
レーザー光を空気に照射して空気が光る様子をガイドにするというアイデア。
地球には高度100kmにナトリウムの層があり、ナトリウムと波長の合うレーザーを当てるとオレンジに輝く(ナトリウムランプも橙)性質を利用。
これでどこにでもガイドとなる人工的な星そっくりの光を生成させることで補正機能を十分に発揮させることができるという。
リンク先のプレスリリースでは実験での照射の様子もみられます。新聞ではモノクロでしたが、こっちは鮮やかなオレンジの一直線が虚空へ飛んでいく写真あり。
確かに空気のゆらぎの様子を見るには空気を光らせるのが手っ取り早い。
しかし今まではガイド星が無い場合は本来の力を発揮できておらず(運良くガイドが近くにある確率は2%しかない)、今回の5倍性能も「本来の性能」とも言えるわけですね。

ガイド星生成用レーザースペック:
・機能高度100km上空に光点を発生させる
・ナトリウムに反応するよう二種類(Nd(ネオジウム)&YAG(ヤグ))の
 レーザー光をブレンド(合成で589nm波長)
・直径50cm、長さ5kmの円筒状領域をレーザー光が通過するとき、
 その部分のナトリウム層が光る。
 (望遠鏡から星のようにみえる)
・補償光学無し時近赤外線解像度=0.4秒角
 これが補正があれば約5倍の0.07秒角に向上。
 (ハッブルの約3倍相当)
・ガイド星だけでなく、補正の仕組みも強化研究中。
 現在の補償光学装置は制御素子数36を装備。
 それを新たに素子数188の装置を開発する。
・2005/7/6に理化学研究所にて実演デモを実施。
 今年度中にハワイに機器を設置し来年度に実験観測を予定


(2004/10/14)
新聞に三菱電機の技術広告ですばるが取り上げられていたのでメモ。

場所:ハワイ Mt.Mauna Kea(マウナ・ケアと分かれるのですね)
高さ:22.2m
最大幅:27.2m
鏡面直径:8.2m(1枚鏡では世界最大)
鏡面表面凹凸:0.05ミクロン(関東平野の広さで新聞紙1枚厚さ以下の凹凸しかない)
主鏡重量:23トン
主鏡支えるアクチュエイター:本数261
アクチュエイターの反応要素:傾き姿勢変化、温度変化
アクチュエイター反応精度:0.1秒単位、0.01ミクロン単位

鏡だけでなく望遠鏡支える追尾モーターも三菱電機製。
追尾精度:7/100秒角(1秒=1/360度)
富士山頂を転がるゴルフボールの中心を、東京から正確に追尾できる精度

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2005.04.27

Hubble Space Telescope15周年記念天体写真

NASAがWEB発表として、ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げ15周年を記念して、新しく撮影し直した「わし星雲M16」と「渦巻き銀河M51」の天体写真を公開しました。
大きなサイズやデスクトップ壁紙サイズとか揃っています。

Hubble Celebrates 15th Anniversary with Spectacular New Images
http://hubblesite.org/newscenter/newsdesk/archive/releases/2005/12/

今回の写真は、2002年搭載の鮮明で広視野角カメラで撮影し直したものです。
以前のわし星雲写真は繋ぎ合わせでしかも今回のような全体を広く捉えてないものでした。

いやはや綺麗ですねぇ。

■ハッブル宇宙望遠鏡スペック
*1990年にスペースシャトルで打ち上げられた
*撮影天体2万2000個超、70万枚超
*2007年消耗期限迫っている。
 寿命による廃止が一応決まっているが修理延命の可能性も検討中

Hubble Space Telescope

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2005.03.29

過去最悪?スギ花粉1日で去年1年の5倍量、体質茶は効果あるか?

神奈川県の花粉観測速報、とんでもない値なのですがマジですか?
スギ花粉の本格飛散について
スギ花粉の本格飛散が始まりました!
神奈川県自然環境保全センター(厚木市七沢)の調査によれば、3月8日に3,844個/cm2/日を記録し、平成13年の調査開始以来、最高値を記録しました。
この飛散量は、昨年の合計値801個/cm2を大きく上回り、昨年1年間分の花粉の合計値の5倍近い花粉が1日で飛散したことになります。

一日で3800個、これは去年一年間総計800個の5倍であり、観測史上最高だとか。
去年が確かに過ごしやすい年でしたが、一日でとんでもない量、しかもレポートには他の種類の木も順調に?花粉成育中で、
今回の大量悲惨、もとい飛散も天候条件が揃ってないため、条件がそろえば今回飛散しそこなった分が発動してもっとすごい状況になる可能性も。
私の場合は今年は3/8に確実な花粉症の症状が出て、ひどい部類ではないでしょうが、それでも嫌なものです。

■花粉の飛散は関東南部中心?
関東では、関東平野でなく山間部の木が発生源なら北関東が山に近いので花粉も濃いと思ったのですが、どうも南部が濃いようですね。
東京都心&神奈川中心部なんか杉の木なんてあまり無いのにどこから花粉が来ているのでしょうね。
今日も目がかゆいです....


■キリン体質茶は花粉症に効果あったのか?

1月の発売日から毎日飲み続けてきました。
ネットを見ると飲み続けている人多いようです。
去年の「体質水」よりはずっと飲みやすいです。前のはアクエリアスっぽいグレープフルーツ味で大量には飲みにくかった。
3月まで1日に最低1本で飲んできたのですが、3月の本格飛散以降の身体変化は…
やはり効果は感じない、かなぁ。悪化はしてないと思うのですが、やはりかゆいし鼻水止まらないし。
ネットを検索しても「これは効く!」というのは見当たらず。
KW乳酸菌どうこうとか謳ってあっても「効果が無い人も一部います」の一言で免罪符にできますからね。
これって、だまされた?
宇都宮のコンビニでは、ヘルシア緑茶&ウーロン茶の陳列数は3列とか4列で長いこと幅をきかせてますが、
体質茶は1列に縮小されたところがほとんど(去年にフラバン茶も1列になってる)。
そこらあたりからも世間の審判が下されたということでしょうか。
とかいいながら、3/30の今日も私は体質茶飲んでますけど。
ちなみにヘルシア緑茶のカテキンが効果あるかどうか?は、私は出ていたウエストが引っ込みました。
でもこれは食事の絶対量を減らした効果なんでしょうね。
烏龍茶バージョンも渋みがちゃんとあるのですが、緑茶は味が好きですね。健康効果うんぬんとは別に。
安ければ飲みたいのですが。

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2005.03.04

蚊を参考、ぎざぎざだけど痛くない針?

ライトニックス血糖値検査針
一見しただけでは本当に皮膚に刺さるのか?というギザギザな針(注射針でなく血糖値検査針・採血針)をベンチャーのライトニックス社が開発したそうです。
しかもステンレスでなく樹脂製だそうで、体内で折れずに曲がりやすいので強度のための太さが不要で極細にできたという。
長さ1ミリメートル、幅は120マイクロメートル(従来のステンレスだと200〜300マイクロ必要だった)
そして蚊を参考に形状をギザギザに。これが刺さりやすいのかと思ったのですが、
「細胞の隙間に入り込むように刺さっていくので接触面積が狭まり、痛点に当たる確率が減るので痛みを従来より感じにくい」だそうで。
蚊ってギザギザな針だったのですね。そこに痛みを感じにくい秘密があったのか。

糖尿病患者向けに来年の製品化を進めているとのこと。

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2005.02.28

H2A Rocket launch was success

COMONA<<コモナベースより作戦遂行中の全機へ。打ち上げのチャンスは今しかない。ロケット発射まで制空権を守ってくれ>>
 Attention aircraft,this is Comona base.
 This rocket launch is critical. Maintain air superiority until the launch is complete.

H2Aロケット打ち上げ。クリックで今回とは関係ない画像
上の写真は九州で撮影された今回の打ち上げの航跡だそうです。

ナムコの『ACE COMBAT 04 shattered skies』好きとしても、今回のH2Aロケット打ち上げ成功はうれしいところです。『王立宇宙軍』でも可。
しかし秒速5kmってとんでもないパワーですね。あんな大型で重力に逆らって。
中の衛星も電子機器の塊とはいえ、打ち上げ振動に耐え、そのあとも宇宙放射線やコロナに晒されるわけだから、すごく頑丈にできてますよねぇ。

COMONA<<全システム正常に稼働中>>
COMONA<<ロケットは高度40000フィートに到達した。もう手を出せないだろう。君たちのおかげで発射は無事成功した>>
 Rocket is altitude 40,000 feet. It is now immune to enemy action.
 Thanks to you, the launch was success.

AC04でも、コモナのロケット発射防衛ミッションは燃える空戦シナリオでしたよね。

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2005.02.18

30代男性はヒト型ロボがお好き?

ロボットにふさわしい外形は?アンケート
日経産業新聞の消費者アンケートにて、
「パートナーロボットにはどういう外形が最もふさわしいか」を問うたところ、男女に差が出たとのこと。
男性女性ともに一番は「仕事をこなせば外見は気にしない」、
二位が「ヒトにできるだけ近い形」
三位が「犬猫などペットに近いもの(四足)」
と同じ順位だったらしい。
しかし比率分布を見ると、
女性は大多数が1位「どうでもいい」なのに対し、男性は1位「気にしない」と2位「ヒューマンタイプ」が僅差。
ヒト型は女性21%なのに、男性は33%が支持。ここに男女差があると記事ではコメントされていた。
女性がペット型を17%とあまり高く支持しないのも意外です。

アンケートではヒト型を支持しなかった人の理由も訊いていて、
男性一番理由が「何となくおかしい」だったのに対し、女性は「嫌悪しそうだ」が一番だったという。

30代男性がヒト型ロボットが好き、ということはやはり女性ふうメイドロボとか、男性ふう強そうなロボ(合体変形すればなお良し(笑))がいいってことでしょうか。アニメやゲームの影響があったりして。
というか、こういうアンケートをなんでわざわざ30歳代限定でやってるんだろうなぁ?
もしかしてこういう回答を狙っていたのか?
女性「嫌悪しそうだ」で神岸あかりを想像する元祖ToHeart世代もこの中にいるかも?(笑)
記事では一応「消費者のうち若い世代としての30代」としてチョイスしたことが記されていたことも申し添えます。

ロボット時代も進んできており、メイドロボだの人間そっくりなパートナーロボも夢ではないのかもしれません。
私としては回答選択肢に『人間が乗り込む大型ロボ』が無かったのは残念ですが。
乗り込むにも、胸の中とか頭の上とか肩とか…。

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2005.02.17

プラネタリウム買換需要で復調

プラネタリウム開館数全国のプラネタリウム館にて最近機器販売が伸びているという記事。
バブル崩壊以降開館数は激減し、2000年に開館したのは全国で1館、01年で3館。そして渋谷や池袋サンシャインでの閉館、という客離れが進んでいた。
そんな状況の中で売れているということはどういうことか?

記事によると
*自治体を中心に1970年以降建設ラッシュ
*バブル崩壊後は建設は激減した。
 プラネタリウム機器メーカ大手五藤光学では昔は年10台だったのがここ数年2,3台だった。小型機器や保守、上映ソフトで収益をなんとか確保していた。
*その五藤が2004年になるとドーム径10m以上の6台受注、その後も商談が続いている
 (主力機「バーチャリウムII」)
*もう一方の大手コニカミノルタも2003年以降径15m以上が売れ出した
 (主力機「ジェミニスター」)
*売れ出した理由は買い替え需要。新規館が無くても既存館が買い替え時期に入った

メーカーはこれを単純に喜んではいなくて、相手が自治体で財政が厳しいため簡単には買い換えてもらえない。
そこで、
*新型機器だけでなく、上映番組の提案も併せて行っている
*自治体では休日開館とか難しい。そこでメーカーは直営館を作り、機器だけでなく施設全体を改革して魅力的なものにしている。
 新型機器の最新投影技術に併せて、夕方以降の上映をヒーリングものにして大人向けにするなど。
 コニカは池袋のを引き継ぎ「サンシャインスターライトドーム」として直営で再開。これが単年度黒字を達成。

メーカーは買い替え需要をこの機に開拓しようと狙っており、そのためにソフトハードのトータル的な提案が必要となっている。
そしてうまくいけば再びプラネタリウムの人気も高まりそうだ、という現状のようです。

(日経産業新聞 2005.02.07)

私も「メガスター2」で投影される映像がすごいらしいので見に行きたいと思っています。
「今の時代、楽しいことがいっぱいあるのでプラネタリウムまでには…」と経営者も嘆かずにテコ入れして再興してほしいところです。

プラネタリウムはいかがでしょう。
けっして消えることの無いうつくしい無窮 のきらめき。
満天の星々がみなさまをお待ちしています。

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2005.02.05

働きアリとうっかり八兵衛の組織的関係

私も聞いておもしろいと思った「アリ社会には働かないハタラキアリがいる」という観察研究があります。
日経BPスペシャル アリと組織と脇役の研究
働き蟻の組織を観察してみると、実は全員が働いてはいなくて、よく働く2:普通に働く6:働かない2の割合を維持するのだとか。
これから何が判るのか?の話が上記リンクのコラムで出ており、これが分かりやすく共感できる内容でしたので紹介。

私も、働かないアリが必ず発生してくるということは、それにやはり意味があるからではないかと考えます。
仕事社会でも、デキる者達だけの組織はなんか息苦しいという感覚が経験的にわかる気がします。
しかし人事やプロジェクトでは、スキルや実績能力で人選されるのが当たり前になっています。
技能は無いが影響力のあるTOPに座ることは…ん?会長職や名誉職がそうなんでしょうかね?(笑) 
いや、その場合でも部下を威圧するような貫禄があり、現役時代はすごく活躍した人なのですから、経営判断に鋭いものを出せるのかもしれない。
今回の話題は、実は能力があるというのさえ無い、本当にグータラと働かない存在が組織にとって意味があるのか?の真偽です。
アリのように人間でないところでもちゃんとというか強制的に発生するということは、やはり何らかの存在意義があるのかもしれませんね。
私もうっかり八兵衛の居ない水戸黄門御一行だなんて考えられない(笑)

イタリアの名画『道(ラ・ストラーダ)』の台詞で
「世の中に意味のないものなんて一切無いんだ。路傍の石ころにだって意味があるんだ」
とヒロインを励ますシーンがありましたが、一見意義や価値が無さそうでも実はそうでないのがこの世の中。
しかしそうなるとこの世は無駄の無い完全なものとなるわけで、そんなすごいこの世界を創ったのは誰なのか?人為的作用がないのに悠久の時間だけでこんなにすごくなれるものなのか?と思ってしまいますね。
働いてないけど実は何かの役に立っているなんてマニアなポジションまで創りだすなんて…誰の仕業なんだ?(笑)

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2005.01.22

地震と津波と稲むらの火

先日の新聞に書いていましたが、世界の地震の10%が日本で起きているとか。
こんな小国が世界の10%。『NATIONAL GEOGRAPHIC』誌2005-1号の阪神淡路から10年の特集記事では、その日本での発生は年間1万回。
それでもこうして生きていけるのも人類の長年の英知のお陰なのかも知れません。
古人から受け継いだ耐震構造の家に、今は科学的裏づけのある対策、過去の教訓を生かした救援制度と体制、そして予測。
災害支援の新聞で『過去の教訓を生かして…』という一文があるとなぜか嬉しくなります。

新聞の10%の話は、本題はスマトラ沖地震のことだったのですが、それによるとインド洋の人々は津波を知らなかったそうです。有史以来、インド洋では津波に襲われたことがほとんど無かったのだとか。
プレート移動でヒマラヤ山脈を作ったぐらいにインド洋でも地殻の動きがあったのだから…と私はそんなに海洋地震が起きてなかったことにびっくりしました。
それだと確かに『潮が急激に引いたら津波が来る』を知らないのも仕方が無い?てっきり漁師の間でそういう言い伝えがあるものだと思っていました。
今日22日のNHKTVニュースで、犠牲者が12人ととても少なかった島が紹介されてました。8mの津波に襲われたにもかかわらず。
その島では昔から津波の前兆が知識として言い伝えられ、今回の地震での海の動きを見て、皆が高台に避難したそうです。どうしてその島だけそういう知識があったのかまでは不明ですが、知っている人もいたんですね。
新聞では、はじめての津波で被害を受けたどこかの国はその後全国民に津波の啓蒙をちゃんと行ったそうです。そして何年後かに同規模の津波が発生したものの前回よりはるかに少ない被害で済んだそうです。

小泉首相で話題になった『稲むらの火』ですが、火をつける者が居なければ始まりません。
日本では、地震が起きると沿岸津波情報がTV画面に表示され、海岸に近づくなと言ってくれる。
このシステムが現代の日本の『稲むらの火』なわけですが、そういう火が各国でも灯されるようになるといいですね。

災害教訓を生かす 関連ログ
クローズアップ現代 高潮が町を飲み込んだ(1999年)

『稲むらの火』とは?
戦前の教科書にも載っていた日本の故事。村の高台に住む庄屋さんが地震のあと海のようすを見て異常を感じる。津波を予感したので一刻もはやくふもとの村人たちを避難させたいと考えるが、一人で遠くのみんなに言って廻るには時間がかかる。
そこで自分の田んぼの刈り取った稲に自ら火を放つ。その火は燃え広がり、ふもとの村人全員が「庄屋さんのところが火事だ!」と慌てて消火に駆けつける。そんな村人に「火は消すな!」と言い、自分に注目が集まったところで皆に避難を指示。
間もなくして襲ってきた津波の被害に人命が救われた、というお話。
元になった実際にあった話はちょっと違うそうですが、現地(和歌山県有田郡広川町)では銅像もまつられているとか。
村人を助けたい気持ちも立派でしたが、その火を見て心配して駆けつけてくれるほどの村人だったからこそ、なのかもしれませんね。

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2004.12.08

動く床ロボット:サーキュラフロア

CirculaFloor『サーキュラフロア』

(日経産業2004/12/8トップ記事)
CirculaFloor『サーキュラフロア』
これはよくぞ作った、というロボットですね。
国際電気通信基礎技術研究所(京都)と筑波大学共同で開発したそうです。
床パネルの形で4台とそれを統括する遠隔無線操作機で構成されたロボットで、その上に人が乗って「歩ける」というもの。
床ロボには全方向タイヤが付いており、遠隔操作機は床ロボの位置を把握するセンサーと、人の足の動きをトレースするセンサーがある。
床ロボの上に立っている人が動き出すと、それを操作機が感知し、その歩む先を予測して他の床ロボを先回りさせるようになっていて、人の行く先にロボが常に道を作ってくれるようになる。
さらにロボにはタイヤが付いているので、人が乗っている間はそのロボは人の進行方向と逆にジリジリとバックする。つまり人が進んでいるつもりでも実際には人はその場から動いてなくて、且つ踏み出した足には次のロボが待機、こうすることでその場に止まりながら実際に歩けるわけです。
これにHMD(ヘッドマウントディスプレイ)で人に仮想空間を見せれば3D空間を本当に歩いているように感じさせることができる。
HMDは既にあったが、人が歩くためには今までは広い場所が無いと壁にぶつかってしまう。それを今回のサーキュラフロアと組み合わせれば、狭い場所で本当に歩くこともできるわけです。

しかも歩く先を予測するのに全部で4枚しか床がないのは、それだけ予測精度が高いということか?
記事では歩速秒速70センチまで追随可能で、必要スペースは4メーター四方だそうです。
早く歩いてもその分床も逆走させたり、予測床プレートがスムーズに予測地点に回り込むぐらい機敏にロボットは動くようですね。

とりあえず実用先は娯楽施設用途だそうです。
バーチャルグローブとかも既に実用化されてますし、動く床まであればおもしろい仮想空間を楽しめそう?
この床ロボ、高さを上下できる機構も付けば、階段昇降をシミュレーションできて本当の3D立体に歩けそう?
しかし、目隠しして4枚のプレートだけを渡り歩くのって、はた目には危なっかしく見えるのでしょうかね(笑)。

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2004.12.06

中学生にもわかる?紙幣偽造技術

ジュースや切手の自販機で偽札が見つかってますが、
そもそも人に外見で騙すよう印刷した偽札に対して、機械を騙すには科学的な偽装をする分困難だと私は思っていたのですが、
実は紙幣受入装置は賢くないのでしょうか。
中学生の手作り偽札があらゆる自販機で通用したって、これは機械側が情けなさ過ぎます。

千円札偽造の中2逮捕=自販機で使用、同級生にも配る【時事通信】

パソコンを使い1000円札を偽造したとして、通貨偽造容疑で東京都世田谷区、区立中2年の男子生徒(14)を逮捕した。100枚以上を偽造し、自動販売機で約80枚使ったと供述しており、学校で同級生らにも配っていたという。調べによると、11月上旬、自宅で1000円札(旧札)をスキャナーなどでパソコンに取り込み、プリンターで偽札3枚を印刷した疑い。
10月中旬、インターネットのサイトやネットオークションで購入した雑誌で紙幣の偽造方法を研究。11月2日ごろ、初めて自動販売機での使用に成功し、その後改良を重ね、同月中旬にはほとんどすべての清涼飲料水やたばこ、テレホンカードの自動販売機で使えるようになったという。

ゴート札みたいなたいそうな設備無しのパーソナルなスキャナとプリンタな偽物を検出できないほとんどすべての自動販売機ですか…
機械は、紙幣のサイズだけでなく、紙に含まれる磁気とか、印刷面の色合いをスキャンして科学的に処理してるのではと想像してるのですが、中学生の紙を見抜けないとは、すかし検査とかも実質持ってないことを暴露しているのではないか?
(その中学生がすかしも再現していたのかもしれませんが…まさかね)
よく、新貨幣新紙幣の登場の理由に「旧札の偽物が増えたため」と聞きますが、自販機は「新旧500円玉使えます」というものが多い。旧版からの決別のための刷新なのに、被害の現場である自販機は「新旧使えます」という方向に動くのが不思議。
これでは新札がいくら出ようが、熟練した旧札偽造で悪さを続行できるではないのでしょうか。
逆に新札が出回ってないので(私も新札は1枚しか持ってない)、適当に偽印刷して新札だと言えば、相手はなじみが薄いが故に見抜けないのではという新札犯罪が増えたりしないのでしょうか。
微細文字や特殊インクをレジでいちいち確認しないので、そこまで偽造する手間も省けるし。

しかしネットで売っている怪しい情報、こんな有効性のある情報が流れているんですね。
というか、メーカー側はそういう情報を入手して対抗策打たないのか?


偽札を受け入れるぐらいなら、私の財布のちょっとヨレヨレの札も受け入れてください>自販機

(共同の記事補足)

少年が偽造した千円札は、記番号が同一で透かしがないが、色や大きさ、手触りは真券そっくり。捜査幹部は「自動販売機で識別することは不可能。極めて精巧な出来」と話している。

透かし無しでしたか。しかし感心してどうする。つまり自販機は外見で判断してるってこと?
機械なんだからもっと科学的に判定できないものか。

(22:30報道ステーション視聴して補足)
偽札をTVで見ました…。
すげ…これ真券と完全にそっくりじゃん!色とか紙具合とか透け見え具合とか!
違うのは透かしがないところだけ?
しかし造幣局の英知がインクジェットプリンタでこうも精巧にマネされるってのなぁ(^-^;

(2004/12/6追加)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041206ic01.htm
ニセ新一万円札、両替機から6枚…名古屋

ゲーセンの両替機で偽新札が発見されたそうです。
しかも両替機はもともと新札には未対応機種。新札は通さずに偽新札を通してしまう機械って、何やってるんでしょう…

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2004.11.24

地球大進化 第6集『ヒト 果てしなき冒険者』

http://www.nhk.or.jp/daishinka/program06.html

関連前ログ:
NTDTKS 地球大進化第4集大量絶滅

次回まとめが放送されますが、今回が一応の最終話。人類の話。

思えば、人類はホモサピエンスの単一種しかないんですね。人種の違いはあるものの。
他の動物と比べて少ない。
しかしここまで辿り着くには19種の絶滅した人類があったとのこと。その中で環境に適応できたのが今の人類。
しかしヒトの場合、環境適応能力だけではない。
かつて地球が熱に覆われ、氷に閉ざされた時代にぎりぎりのところで生存した生物は、偶然とも言えるべき生き残りに成功したが、最後の2種、ネアンデルタール人とホモサピエンスでネアンデルタール人が絶滅した理由は、ホモサピエンス側に会話の能力があったからと言われている。
脳の大きさ運動能力は同じ。しかし喉仏の位置がネアンデルタール人は猿のように高い位置(頭に近い位置)にあったため、口道から喉仏までの距離が短く十分な振動をさせられないので自由な言葉を発せなかったらしい。
このため、狩りや季節のイベントや危険などのあらゆる知識を共有するのに言葉が操れたかどうだかで差が出て、氷河期の生き残りで差が出たとのこと。
言語が第二のDNAとして受け継がれるようになったのです。これはDNA以上に速い速度で継承できる強力な要素となった。
(速度で言うならバクテリアあたりの世代交代はもっと速いですが)
今の人類なら、炎も氷も耐えうる身体能力は無いですが、科学で対処できるかもしれません。安全な場所に早く移動できるでしょう。これはDNAではなく言葉の力によるもの。

考古学にかぎりませんが、こうした状況証拠から理由を探し出すのはおもしろいですね。
スムーズに話が繋がるとそれはやはり真実なのかもしれない。
今までの放送でも、
植物大発生>酸素濃度上昇>コラーゲンは酸素濃度が高くないと作れない>コラーゲンは目の生成に貢献>木上の生活で枝から枝へ飛び移るために目の性能が向上…
というように理由付けの流れができています。
その中で例えば、目がいいかどうかの判断材料として『顔に表情を持つこと』だなんて目から鱗でした。
犬猫より表情豊かな人間は、そういう微妙な表情変化を読み取れるだけの目があるからこそなんですね。
ヒトが昔何を食べていたかを臼歯のすり減り具合で想像。ひっかくような細かな傷があったならそれは砂の付いた食物だった→ヒトが植物の根(イモ)を食べていた。丈夫なあご構造も固いイモを噛むのに適していた等等
言われればなるほどと思いますが、学者が骨の様子からそういうことによく気が付くなぁと思うわけです。
天文学だって、自分では光らない惑星を、恒星観察して定期的に恒星の光が弱まるのを目の前を天体が横切っているからだとして惑星を発見したり、
目に見えないブラックホールもその中に取り込まれるチリやガスが発する強力な波長を観測して「そこにあるらしい」と推測したり。
想像と工夫とヒラメキがそこにあります。
科学のおもしろさはそういうものではないでしょうか。

話を戻して、地球大進化・人類、番組の最後では
「君たちが生き残った。おめでとう」
「でも、これで旅は終わったわけではない。これからも続くのだ」
と締めくくられていました。
だからタイトルは『果てしなき冒険者』なのですね。
ずっとずっとの未来、ホモサピエンスもDNA的に複数の種に分かれるのかもしれない。
そして偶然や必然でどちらかがまた滅びるかもしれないし、今度は共存できるのかもしれない。
バイオテクノロジーが発達して、人為的に新種が製造されるかも?
今のDNAと異なる「ヒト」ってどんなものなのでしょうね。

(2004/11/24)
雑誌ナショナルジオグラフィック11月号は進化の特集でした。
「進化を研究室で観察できるか?」との問いかけがありました。
進化には、環境とかに影響されて起きる単一系内進化と、一つの系統が二つの種に枝分かれする種分化がある。
種分化はまれにしか起きない現象で、変異を何千世代も重ねないと起きない。1世代百年とした場合10万年経たないと起きない。
ホモサピエンスが20,30万年前出現、現代人と同じとされる新人(サピエンスサピエンス)が旧石器時代の5万年前だそうですから、あと5万年すればそろそろ種進化でニュータイプが登場するかも??
記事では「一度決定的な変異が起きるとドアがぴしゃりと閉まるように種が分かれる」という。
そんな偉大なる母がいつか登場するのでしょうね。
で、最初の問いかけですが、観察は可能。
実際、ショウジョウバエ35世代、大腸菌2万世代の進化の観察に成功しているという。種分化または非常にそれに近い異なる集団を生み出すことに成功しているそうです。

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2004.11.22

重機でも壊れないATM イトーキ

『ゾウが踏んでも壊れない』
…昔に聞いた言葉ですが、今はATMも頑丈な方がいい。
オフィス家具とかで有名なイトーキは、ATM施工のメーカーでもあり、この度、対重機襲撃耐久度を高めたATMボックス『スーパーセキュアブース』を11月22日に発売するそうです。
NIKKEI NET:重機でも壊せぬATMブース イトーキ、工期も短縮。(2004/11/04)

従来とコンクリ成分を変更して強度二倍、工場で事前組み立てで施工も早くできる。
既にこれの採用を神奈川の八千代銀行が決めているとか。
盗難重機で壊して盗難トラックに載せて奪うという大胆な犯行手口にクチあんぐりで、理論的には確かに奪えるがよくまぁ実行するよなぁですが、
感心してばかりもいられないので被害者側も否応なく対策を迫られているわけですね。
従来の壁は石膏ボードなのが多く、強度的にはダメダメらしいです。
外観写真は省略しますが、見た目にも壁が丈夫そうに見えますね。

お値段、1台約700万円とか。

関連?これまた頼れそうな学校机ですね。
机の下で身を守る「地震対策生徒用デスク」を発売 コクヨ(2004/11/19)

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2004.11.16

トカゲの水上走行のひみつ

科学者の長年研究の執念がここに結実?
(2004/11/16 時事通信)

トカゲの水上走行、秘訣解明=後ろ脚で体重以上の反発力

中米の熱帯雨林に生息するイグアナ科のトカゲ「バシリスク」が、伝説の忍者のように水上を走る詳しいメカニズムを、米ハーバード大の研究チームが16日までに実験で解明した。
敵から逃げる際など後ろ脚で走ることができるが、ごく小さなトカゲ類が水上を短距離走ることは珍しくない。
バシリスクは成長すると体重が200グラム以上にもなるのに日常的に水上を走っており、どうして沈まずに前方に移動できるのか関心を集めてきた。
研究チームは、体重が最大20グラムのバシリスクの子5匹を、水槽の細長いコースで計24回走らせる実験を実施。銀色のガラス製微粒子を水に混ぜ、レーザー光線を当てて1秒間に250コマの高速度撮影を行い、水の動きが分かるようにした。
その結果、後ろ脚が
(1)水面をほぼ垂直にたたく
(2)後方に水をかく
(3)引き戻す
この動作を繰り返す中で、最初に素早く水をたたく動作(全体の14%)で、体重の113%もの上方への反発力を得ていることが分かった。

これを読んで人は、
「トカゲの走りにレーザー光線や113%もの反発力って何? それって食えるの?」
と、思うか
「すごい、体重あるのに水上で二本足で忍者走り!エリマキトカゲもびっくりだな。 緻密な観察を行った研究チームGJ!そうか銀ガラス微粒子で水面の様子を見やすくする、かぁ。それとバシリスク君達お疲れさまでした」
と感激する二者に分かれるのでしょうね。
私はもちろん、この解明のために日夜研究室でバシリスクの子の挙動に注視してきたメンバーの奮闘してる様子に想いを馳せてみたクチです(笑)。
これを私が知ったところで世の中どー変わるものでもないですが。

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2004.10.19

フェロー田中さんが韓国学会で話題の人に

相変わらずといいますか、さすが田中さんらしいですね?(笑)
韓国へは「私で良ければ」と技術の話をしにいくのであって、モノを貰いに行くわけじゃないし、賞を褒めてもらうためでもないってことなんでしょうね。
また、インタビュー中に奥様から携帯に電話がかかってくるのでしょうか(笑)。


【ソウル19日時事】
謝礼辞退、「食事は街で」=ノーベル賞田中さん話題に−韓国
食事は街の食堂で、謝礼や交通費は必要なし−。
ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんが21、22の両日、韓国の済州島で開かれる化学学会に招かれたが、派手な行動を嫌う無欲な人柄が韓国で話題となっている。 
学会を主催する大韓化学会は、基調演説を行う田中さんの宿泊と食事用に同島で最高級のホテルを予約した。しかし、田中さん側から、学会会長らが泊まる格下のホテルに泊まり、食事は街の食堂でしたいとの要請があり、予約を変更した。 
さらに田中さん側は、ノーベル賞受賞者に通常支払われる100万―200万円の謝礼金や、往復の航空運賃も受け取らないと通告。専門以外の質問やメディアのインタビューには応じない考えを伝えた。 
同会会長の李淳甫・成均館大教授は「普通、ノーベル賞受賞者は喜んで謝礼金を受け取るので、田中さんの姿勢は新鮮で、学ぶ点が多い」と話している。


田中さんのほのぼの?エピソードリンクいろいろ
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt62/20021230AT3K3001D30122002.html

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2004.10.14

優秀種と国産ブロイラー

毎日新聞2004/10/14

『輸入頼み"国産"鶏』という記事で知ったのですが、国産鶏肉の9割を占める「ブロイラー」は元をたどれば実は輸入ものだそうで。
くだものだと分かりやすいと思うのですが、メロンやスイカを食べてその種を育てても同じ果実は得られない。ましてやバナナには種が見えない。
このように品種改良の果てに、種を継承できないかわりに最良の味を提供できるようになったが、その代償として苗を常に買わないといけない。
農家が自力で増やせない種ビジネスが確立しています。
それと同じことが鶏でもあって、ブロイラーとしての鶏はブロイラーとしてしか利用できず、ブロイラーからさらにブロイラーは作れない。
しかも、ブロイラーは「ブロイラーを生む専門の鶏(種鶏)」からしか生まれず、その種鶏も、原種鶏からしか生まれない…という一方行なピラミッド構造になっている。

【ブロイラーの流れ】
1.エリートストック(略してESと呼ばれる最上位種)

2.原原種鶏

3.原種鶏(日本が海外からこれを年十数万羽輸入。その金額は秘密らしい)

4.種鶏(種鶏農場が育てる)

5.ブロイラー(ブロイラーのひなを農場から買って育てる。年6億羽)

ブロイラーをたくさん作るため、その分原種鶏を海外から大量に輸入している実態。
なので国内鶏肉は自給してなく海外輸入に頼っている。
しかも輸出会社は英エビアジェン社・米コッブバントレス社2社の独占状態(1.〜3.を世界的に握っている)。
昔は複数あったが、少ない餌で大きく育つニーズのための品種改良競争で数社だけ残り、今はその最上位親鶏は企業最高機密となっており、どのようなものか見るのも難しいらしい。
原種鶏から孫の代でブロイラーに最適な品質が得られるよう設計されたニワトリが主流となっている。
当然2社寡占では、もしも親鶏にウイルスの影響とかがあるとその子孫への影響はとても大きくなる。
なので日本国内では種の寡占化に危機感を持っているが、国内で自前で原種鶏を持っているのは家畜改良センター兵庫牧場だけだそうで。しかもブロイラーでなく地鶏。

バイオテクノロジーものとまでは言えなくても、これでは動物ではなくて生産製造っぽい工場要素がありますね。
国内地鶏は純国産でこのような大がかりなピラミッドも必要ないですが大量生産&安価には向かないですし。
効率よく優秀な種を量産するにはこういう形態がいいのでしょうか。
ESの製造工場?は、マトリクスやガンダムシードやファフナーのような人間製造みたいな光景だったりして…

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2004.05.12

「X」型の珍しい星雲 ハッブル望遠鏡が撮影

red rectangle朱矩形星雲
今まで四角に見えていた星雲は実はX型だった。
ハッブル宇宙望遠鏡で精査してみたところ本当の姿が判ったとか。
四角いだけでも珍しい形状なのにX型だなんてこれまた珍しいですね。
原文を読むと、中心から棒状にガスが噴出しているのが2軸あるのでXになるとか。
さらに軸間のすきまに横棒ハシゴが渡してあるようにもガスがあるので長方形に見えていたんですね。
円形ばかりかと思ったらこういう星雲もあるんですね。

ハッブル英語リリース(大きな写真もあります)
http://hubblesite.org/newscenter/newsdesk/archive/releases/2004/11/image/a

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2004.05.07

火星探査機のハードとソフト

科学記事、火星探査車を支えるOSとハードウェア

「VxWORKS」
フランシス・コッポラ監督のフィルム編集システムの操作性向上を目指して開発されたソフトウェアがルーツ
開発者はデビッド・ウィルナー氏とジェリー・フィドラー氏
1987年に商品化
搭載先:ジェット機、ビーム衝突型加速器、車のABS、心臓ペースメーカーなど
搭載先衛星:1997年火星着陸『マーズ・パスファインダー』、火星周回機『マーズ・オデッセイ』、彗星探査機『スターダスト』
他OSより優れている点「どんな不測の事態にも素早く対応できる能力」
わずか32メガバイトのRAMで稼働
RAMの一部はシステム全体を再起動せずにリモートで修正できる
「RAD6000」
米IBM社の一部門、米空軍研究所、JPLの3者によって1990年代初めに開発
現在は英BAEシステムズ社が権利を所有
耐放射線性を高めた点を除けば、IBM社の『RS/6000』サーバーと変わらない
このハードの搭載先:77機の衛星に145台のRAD6000が搭載されている。マーズ・パスファインダーとスターダストにも搭載された。非常に信頼性が高いため、スピリットとオポチュニティーにはRAD6000が1台ずつしか搭載されていないという。
価格は最高で30万ドルほど
今日のデスクトップ・コンピューターに比べると非常に遅い
RAMが128メガバイトしかないなどの制約がある

火星探査ミッションのチームであろうが地球上のWindowsユーザーと同じくやはりコンピュータのトラブルに遭遇してしまう。そして対処方法は同じく不具合を直して再起動させること。
ただ、彼らが違っていた・優れていた点は、「VxWORKS」「RAD6000」を採用していたことである。

なんかかっこいいですよね。
太陽風、電磁波、高熱、低温、大気圏突入衝撃、火星表面の温度や砂嵐の過酷な環境…それらを乗り越えて稼働していますからすごい。
ノートパソコンを突入させて着地後に電源入れてもちゃんとWindowsが立ち上がるか私は自信がありません。
そもそも地球からは電源ボタンを押せないし、ハングしてもalt+cntl+delもしてあげられないではないか(笑)

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2004.03.24

宇宙NASAコピペ

『やばいやばい宇宙ヤバイ』のコピペが有名だと思うのですが、
NASAテクノロジーのコピペも好きだなぁ(笑)
(2005.7.27続き追加)

アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態で
はボールペンが書けないことを発見した。これではボールペンを持って行って
も役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月
と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度で
も、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!

一方ロシアは鉛筆を使った。

これには続きがあったんですね(笑)↓

…という話を聞いて、本気にしてしまった男がいた。
アメリカの科学者は、彼にその話がジョークであることを納得させようとして、
毛細管現象とは何かというところから始まり、ボールペンのインクの成分やその粘度がどれぐらいか、など小一時間に及ぶ説明を行い、
ボールペンはそもそも無重力でも使えるのだということを納得させた。

一方、ソ連の科学者は、紙を上にはりつけて下からボールペンで字を書いて見せ、
ボールペンが上下逆でも使える=無重力でも使えることを納得させた。

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2004.03.22

「スピリット」「オポチュニティ」達の近況

最新最近のマーズ・エクスプロレーション・ローバ「スピリット」「オポチュニティ」兄弟の動向を見るによい日本語サイトはここですね。
『マーズ・エクスプロレーション・ローバ トピックス』
http://moon.jaxa.jp/ja/mars/exploration/MER/topics.html
ここを読むと、2ヶ月過ぎた2台が元気に活動している様子が伺えます。
岩石にドリルで穴開けたり、顕微鏡で覗いたり、カメラで撮影したり。
撮影もミクロだけでなく、上を見上げて空も撮影して天体観測までやっている。
さらに車輪を高速スピンさせて地面を掘ったり、
果ては、磁石で空中の金属成分を含む塵を収集までするんですねー。大活躍です。
あまりの活躍ぶりに太陽電池チャージが追いつかなくて休息させたり基地に戻ったり。
なんか微笑ましい感じもしてきます。
彼らにできないことは、音を録音できないぐらいですかね。
マイク搭載の欧州探査機は今回到達できませんでしたから。

砂嵐が舞ってばかりの気象で、季節的に太陽から遠ざかる時期なので、太陽光充電ができにくくなるので「活動期間90日」なんだそうです。壊れるのでなく動けなくなる。
その時はベースに戻ってスリープ状態になって、また夏を待つのでしょうか。

長生きして欲しいですね。

前ログ『探査機出発準備中…』
http://ntd.way-nifty.com/blog/2004/02/post.html

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2004.03.11

Deep Space Field

ハッブル宇宙望遠鏡が深宇宙の一番遠いところの撮影に成功だとか。
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/295070
距離130億光年彼方の銀河で、ビッグバンからわずか7億年後のもの。
映像は、黒いビロードに宝石を散らしたようで、満月の10分の1ほどの夜空の一画に、約1万個の銀河が集まっているように見えるという。

7億年が「わずか」なのがさすが(笑)。しかもすごい密集度合。
ナショジオでも深宇宙の写真を見たことありますが、ぎっしり集まっていますよね。
まぁあくまで見た目であり、実際は互いに遠いのだけど。
チリやガスを7億年放置しても、チリのまんまのような気がしますが銀河集団に変化してその中で有機生物まで生まれちゃったりするのだからすごい。
しかし、
すばる望遠鏡は既に140億光年の遠い深宇宙を撮影している。
http://www.astroarts.co.jp/news/2002/08/09nao575/index-j.shtml
こっちが最遠でないの?
ハッブルが年齢7億年と言っているので、130+7=137億年が今の宇宙誕生からの経過時間、これが現在の通説になっていて、150はもう古いのか。
20040311.jpg

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2004.02.02

探査機出発準備中…

20040202.jpg
米フロリダ州ケネディ宇宙センターのクリーンルーム。
技術者らがマーズエクスプロレーションローバーの一基を試験しているところ。
これ一基でゴルフカートぐらいの大きさがあり、
格納台座やエアバッグと合わせた総重量は174キロ。

なんかローバー君は、
周りのオジサン達にドキドキしてるようで、
「次はどんなテストかな…」「上手にできるかな…」
と緊張してるみたいですね(笑)。

11日ぶりにスピリットも性能回復したようでなによりなにより♪

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2004.01.26

the Spirit and the Opportunity

あの2機の探査機の名前は、
シベリア孤児院から米国に引き取られた
10歳の少女のエッセイから引用命名されています。

I used to live in an orphanage.
It was dark and cold and lonely.
At night, I looked up at the sparkly sky and felt better.
I dreamed I could fly there.
In America, I can make all my dreams come true.
Thank you for the 'Spirit' and the 'Opportunity'.

私は孤児院に住んでいました。
暗く、寒く、孤独でした。
夜、私は輝く空を見上げ、より良く感じました。
私は、空を飛べることを夢見ました。
アメリカでは、私はいろんな夢を実現させることができます。
その「精神」と、その「機会」に感謝します。

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2003.12.06

グレートアトラクタ

我々の地球は太陽どころでない「大きな力」でダイナミックに動いているというお話。

銀河の集まりにもさまざまな階層があり、数十個の銀河のグループである「銀河群」や数百から数千個の銀河から成る大きさ300万光年以上の「銀河団」(これまで1万個以上発見されている)のような大規模な構造が観察されています。天の川銀河は、すぐそば(8万光年)のいて座矮小銀河(天の川の陰になっていて1994年まで発見されませんでした)や200万光年ほどの距離にあるアンドロメダ銀河などとともに「局所銀河群」を形成しており、銀河群全体が秒速600kmでうみへび座の方向に運動しています。天の川銀河から1億光年以内の距離には、おとめ座銀河団・とも座銀河団・ろ座銀河団などがあります。

1億光年以上のスケールで見ると、銀河団が集まった「超銀河団」という構造が現れます。例えば、地球から約2億光年の所にペルセウス座うお座超銀河団と(正体が必ずしもはっきりしていない)グレートアトラクタと呼ばれる超銀河団があり、局所銀河群はこの2つの巨大質量(太陽質量の数京倍?)に綱引きよろしく引っ張られているという説が唱えられています。これらの超銀河団は、銀河の塊として宇宙空間に一様に点在しているのではなく、フィラメント状に集まったり、巨大な「壁(ウォール)」を形成しており、それらの間には「ボイド」と呼ばれる銀河がほとんど存在しない空隙が広がっています。中でも、グレートウォールと呼ばれる銀河の集まりは、長さは7億5千万光年、高さは2億5千万光年以上、厚さは2000万光年にも及びます。

しかし、宇宙の大規模構造は、これで終わるわけではありません。最近、銀河分布を数学的に分析することにより、30億光年というスケールの構造が存在する証拠が見いだされました。

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