世界のパソコン生産・台湾寡占進む

以前から台湾のパソコンシェアが気になっていたのですが、数値を見つけました。
(日経2004/11/8)
記事によれば、台湾の世界のパソコン生産における重要度は増しているという。
2004年の世界シェアは7割。
台湾ブランドのパソコンの名前はあるがあまり聞かない。しかし生産の各工程では重要な地位を築いている。
世界的需要が高まって他国も生産力を強めるはずが、うまく台湾が先行してるようです。
具体的には、
ブランドを持つメーカーが台湾に発注
(日本=NEC、東芝、ソニー等 米国=デル、HP、GW等)
↓
ネット経由で受注した台湾企業
↓
主に上海周辺の中国本土の生産子会社が2日で組み立て
↓
発注者に中国から直納
台湾だけでは全工程製造できない国土事情を、子会社を安い中国に構えて製造速度とコストも同時に改善する方策を進めていたのですね。
そのためメーカーブランドは日本やアメリカが強いが、その部品では台湾製が大多数を占めるという。
(台湾で世界的ブランドはエイサーだけと記事にある)
440BXとかの時代に台湾マザーを知りましたが、ますますその地位を固めているそうです。
マザーボードシェア8割、ノートパソコン製造7割、液晶モニター7割…
逆にシェアが低いのは、光ディスク装置4割、デスクトップ型3割。
確かパナのレッツノートは国内組み立てでしたっけ。
デスクトップが3割といえども、その中のマザボは台湾に作ってもらっているのでしょうね。
私の長いひいきのエプソンダイレクトも中はずっとASUSですし。
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