トカゲの水上走行のひみつ
科学者の長年研究の執念がここに結実?
(2004/11/16 時事通信)
トカゲの水上走行、秘訣解明=後ろ脚で体重以上の反発力
中米の熱帯雨林に生息するイグアナ科のトカゲ「バシリスク」が、伝説の忍者のように水上を走る詳しいメカニズムを、米ハーバード大の研究チームが16日までに実験で解明した。
敵から逃げる際など後ろ脚で走ることができるが、ごく小さなトカゲ類が水上を短距離走ることは珍しくない。
バシリスクは成長すると体重が200グラム以上にもなるのに日常的に水上を走っており、どうして沈まずに前方に移動できるのか関心を集めてきた。
研究チームは、体重が最大20グラムのバシリスクの子5匹を、水槽の細長いコースで計24回走らせる実験を実施。銀色のガラス製微粒子を水に混ぜ、レーザー光線を当てて1秒間に250コマの高速度撮影を行い、水の動きが分かるようにした。
その結果、後ろ脚が
(1)水面をほぼ垂直にたたく
(2)後方に水をかく
(3)引き戻す
この動作を繰り返す中で、最初に素早く水をたたく動作(全体の14%)で、体重の113%もの上方への反発力を得ていることが分かった。
これを読んで人は、
「トカゲの走りにレーザー光線や113%もの反発力って何? それって食えるの?」
と、思うか
「すごい、体重あるのに水上で二本足で忍者走り!エリマキトカゲもびっくりだな。 緻密な観察を行った研究チームGJ!そうか銀ガラス微粒子で水面の様子を見やすくする、かぁ。それとバシリスク君達お疲れさまでした」
と感激する二者に分かれるのでしょうね。
私はもちろん、この解明のために日夜研究室でバシリスクの子の挙動に注視してきたメンバーの奮闘してる様子に想いを馳せてみたクチです(笑)。
これを私が知ったところで世の中どー変わるものでもないですが。
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