プラネタリウム買換需要で復調
全国のプラネタリウム館にて最近機器販売が伸びているという記事。
バブル崩壊以降開館数は激減し、2000年に開館したのは全国で1館、01年で3館。そして渋谷や池袋サンシャインでの閉館、という客離れが進んでいた。
そんな状況の中で売れているということはどういうことか?
記事によると
*自治体を中心に1970年以降建設ラッシュ
*バブル崩壊後は建設は激減した。
プラネタリウム機器メーカ大手五藤光学では昔は年10台だったのがここ数年2,3台だった。小型機器や保守、上映ソフトで収益をなんとか確保していた。
*その五藤が2004年になるとドーム径10m以上の6台受注、その後も商談が続いている
(主力機「バーチャリウムII」)
*もう一方の大手コニカミノルタも2003年以降径15m以上が売れ出した
(主力機「ジェミニスター」)
*売れ出した理由は買い替え需要。新規館が無くても既存館が買い替え時期に入った
メーカーはこれを単純に喜んではいなくて、相手が自治体で財政が厳しいため簡単には買い換えてもらえない。
そこで、
*新型機器だけでなく、上映番組の提案も併せて行っている
*自治体では休日開館とか難しい。そこでメーカーは直営館を作り、機器だけでなく施設全体を改革して魅力的なものにしている。
新型機器の最新投影技術に併せて、夕方以降の上映をヒーリングものにして大人向けにするなど。
コニカは池袋のを引き継ぎ「サンシャインスターライトドーム」として直営で再開。これが単年度黒字を達成。
メーカーは買い替え需要をこの機に開拓しようと狙っており、そのためにソフトハードのトータル的な提案が必要となっている。
そしてうまくいけば再びプラネタリウムの人気も高まりそうだ、という現状のようです。
(日経産業新聞 2005.02.07)
私も「メガスター2」で投影される映像がすごいらしいので見に行きたいと思っています。
「今の時代、楽しいことがいっぱいあるのでプラネタリウムまでには…」と経営者も嘆かずにテコ入れして再興してほしいところです。
プラネタリウムはいかがでしょう。
けっして消えることの無いうつくしい無窮 のきらめき。
満天の星々がみなさまをお待ちしています。
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