意外と業績好調たばこのJT
(2006/2/10)
JT発表によると、国内販売本数を海外販売本数が追い抜いたそうです。
決算2005.4-12期
国内 1472億本(前年比182億本減)
海外 1635億本
減少の理由は嫌煙だけでなく、マールボロ国内ライセンス切れも大きいとか。
暦年2005.1-12では
国内 1949億
海外 2203億
(2005.10.19追記)
JT調査:喫煙者率は29.2%
・2005.6に1万6千人アンケート
・前回調査より0.2減で毎年減り続けている
・男性一日平均喫煙本数22.3本
・喫煙率の高い地域は男女とも北海道
0.2減とは減り方もゆっくりで、値段とか夜買えないとか健康警告表示とか喫煙場所とか厳しい中での結果を考えると熱心な?人が残っているのでこれ以上は劇的には減らないのかも。
男女平均で29%なので男性の喫煙率はもっと高いことになります。周りを見ても…まぁ確かに喫煙姿は見かけなくなりましたね。
上記と同時期に日本の9医学学会共同で禁煙ガイドラインが発表されました。
喫煙を「ニコチン依存症と関連する病気」と位置付け、減煙でなく確実に禁煙(治療治癒)させようという声明。
医学的には喫煙は病気と見なすことにしたのだそうです。
私は元から吸いませんが厳しい世の中になってますね。
(2004.6初出)
JTが今の時期、実は連結決算三期連続で過去最高益を更新しているという記事が。
マイナス要因
*タバコが売れない禁煙ブーム&増税、確実に本数が激減している
*多角化のバイオ医療でもヒットが無く、食品飲料は赤字
*多角化のスポーツクラブやホテルは撤退
*JT内シェア12%マールボロ販売権を手放す
私もこの調子だとダメージ受けまくりだと想像していたのですが、
実は会社自体は財務的に平気だったりして、格付けも下がってないそうです。
プラス要因
*国内で売れない分、欧州で販売するようになった(たばこ世界第三位に)
(このために競合商品のマールボロを手放す)
*販売銘柄を絞って合理化。欧州でも儲かっている
*欧州や日本は米国のようなたばこ訴訟が起きにくい(格付け下がらない)
*国内販売も本数は107億本減ったが値上げで売上自体は向上した
生き残った?愛煙者の買い支えがすごいですね(笑)
本数(人数)が減っても値上げしてもそれを補うだけの購入力とは。
販売数量的なグラフでは低下の一方なんですけどね。
![]()
(2004/6/5 朝日新聞)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「暑くなると猫が落ちてる」(2021.07.23)
- やよい軒2020年9月キャンペーン(2020.09.10)
- チェーン丼屋:すき焼き鍋と新春クーポン(2020.01.02)
- 猫の写真2019年春(2019.06.09)
- チェーン丼屋のクーポン配布2019年版(2019.06.08)

