プラネタリウム『ホームスター』とドラマ『星に願いを』
(2006/1/6補足 日経新聞)
ホームスター販売台数が2005年目標の5万台に届きそうとの記事が
(2005/10/26日経産業新聞)
家庭用高機能プラネタリウム『ホームスター』制作販売についてのインタビュー記事が掲載されていました。
セガトイズの新規事業部シニアマネージャ加藤武彦さん(37)の話。
・これの販売までに二年かかった
2003年、大平貴之さんのプラネタリウムが人気と聞き、本格的な星空を部屋の中でもという加藤さんの考えに大平さんも快諾してくれた。
しかし企画を社内に上げたところ、プラネタリウムが売れるのか懐疑的で、加藤さんの社内実績もなかったせいか賛同が無かった。さらに製造してくれる会社も見つからず、行き詰まってしまった
・実現の契機が訪れる
大平さんは着実に話題の人となり、プラネタリウム自体もブームが復活してきた。加藤さんもムシキングや脳力トレーナーで実績を積み、2004年7月に企画が通ることになった。製造も玩具会社でなく光学メーカーで引き受けるところが現れた。
・作ったら前評判も上々
製品発表会ではその出来が高く評価され、2005年7月に20790円で販売したところ、ネットでの評判が広がり、アマゾンでは玩具一位を独走し、ネットの影響力を実感したという。
・販売拡大
当初の初年度目標は1万台だったがそれは1ヶ月で売り切り、5万台に引き上げて増産対応中。
「本物の満天の星空を」「一家に一台のプラネタリウムを」を思っていた加藤さんが実現までこぎつけた話を伺える記事でした。
■テレビドラマ『星に願いを−七畳間で生まれた410万の星−』
2005年8月26日フジテレビ系で放送
ホームスターは今では普通に買えますが(秋葉原ヨドバシの上の書店でも売ってました。実物はちっちゃいですねぇ。コンパクトでいいです)、アマゾンで売り切れ状態が長かった原因は、ネットのニュースサイト各所で話題に取り上げられた以外に、このドラマもあったでしょう。
ここ数年はTVドラマがつまらなくて(綺麗で悪くはないのだけど、なんか話がおもしろくないというか、出演者の演技もリアルさとか人間くささが減って上品すぎるとか)視聴率も往年の面影ない状態でしたが、この放送はまあまあ良い感じでした。
ディズニーが協同して『星に願いを』のテーマソングを提供したのが各シーンに良く効いていました。
ドラマの内容は大平さん自叙伝で世界一なプラネタリウムなメガスターができるまでの話で、人間ドラマ+恋愛ドラマ+プロジェクトXな混在風味でした。
でも、これがホームスター売上に貢献したのは間違いないでしょうね。メガスターIIを見に行った人も増えたのではないでしょうか。
私もやっとこ この秋に未来科学館で見てきましたし。その話はまたあとで。
関連ログ:
2005.02.17 プラネタリウム買換需要で復調
1点、ドラマで気になったのは、どこまでフィクションだったのだろうか、ということ。
特に勤めていた会社が主人公の個人趣味な製作を中傷妨害したり、完成すると親切を装って今度は技術特許を乗っ取ろうとしたり。それはそれは悪の権化な会社として描かれてましたねぇ(笑)。
大平さんが実際に勤めて退職した電機メーカー会社があるのでどうなんだろう。
書籍の方の原作な本物の自叙伝のほうでそこら辺はわかるのだろうか。半分ぐらい真実だと、モデルとなった会社が名誉毀損でドラマを訴えるのではなかろうかと心配になります。
なんたって悪の権化ですから、放送に逆恨みするかなぁと。完全に真実だと、メガスターファンが黙ってないのでグウの音も出ないかな?(笑)
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