貨物船事故、栄福丸側で衝突回避できなかったのか

ずっと気になっていたニュースがあったのですが．．．

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130930/k10014902161000.html
貨物船事故 外国船の中国人乗組員を逮捕　ＮＨＫ

伊豆大島の沖合で名古屋市の海運会社の貨物船が外国船籍の貨物船と衝突して転覆し、５人が死亡、１人が行方不明になっている事故、
外国船が前方注意を怠っていたとしても、栄福丸側で回避できなかったのか？というところがずっと気になっていたのに報道で見かけなかったのですが、
ようやく今朝の逮捕のニュースで知り得ました。

海上の交通ルールでは、船が向かい合って接近した場合、原則として互いに右へ回避するように規定されています。海上保安部は「栄福丸」が右に回避したのに外国船が衝突を避けるための十分な行動をとらなかったとして、２９日夜、当時操船の責任者だった中国人の乗組員、夏紅波容疑者（３５）を業務上過失致死などの疑いで逮捕しました。

なるほど、左舷の後ろに追突跡というか大穴が開けられているので、栄福丸が右に回避していたのに直進で突っ込んできたわけですね。
栄福丸側も回避行動してなかったら船首で衝突していたでしょう。
栄福丸側の人が居ないので外国船側だけの証言だと責任逃れするのではと気にしていたのですが、容疑認めているようで。