長崎:幻から復活の陶芸品、現川焼
2020年にNHKで放送で見た話ですが(何回も再放送されてますが)長崎市の現川に昔は素晴らしい陶芸品「うつつがわやき現川焼」があったとか。それを復元して今もあるというドキュメンタリー。
東長崎から国道34号線の東方面に現川という地があるが、「うつつかわ」濁らない発音だったような。
創業当時(江戸時代)では「東の仁清、西の現川」と二大陶芸だったことも。
地名は知っていて、現川焼も昔に聞いたことがあったような??ぐらいで、地元でも知名度や話題になってない感じなのですが、実物は本当に良い品だと思います。
■刷毛目
特長は、刷毛で模様を描くことで、刷毛の色塗りはどこの陶器磁器でもやっていますが、現川焼のデザインは独自性を感じます。
しかも絵の具で塗ると表面がデコボコするのに、現川焼は滑らかフラット。その製法が謎で再現できず長らく途絶していたらしい。
仕掛けは「土が乾く前の濡れた柔らかい段階で着色する」で粘土に顔料がしみ込みやすいので凹凸ができない。
そのために、器が柔らかいので塗りにくしい変形しやすいし、乾くまで保管が大変という手間があるとか。
いまの時代に再現しているのは、佐世保で窯元している横石臥牛さん(復元が12代目でいまは15代めの方?)、
現川の現地で窯元している向井康博さんの2拠点。
臥牛さんはギャラリーとか通販とかあるようですが、向井さんはネットに情報が無い?(インスタがあるのでそこで告知してる?)
放送では、向井さんファンが大量に保有していたので、販売手段はありそうですが。
わたしも欲しいですね。
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